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3月15日のフネブネ…1

(『3月15日の臨港消防署』のつづき)

247051.jpg3月15日の道々で目にしたフネブネのスナップをば。朝潮運河の曳船溜からまいりましょう。

ここは曳船というより、押船仕様のゴツイ船首を持った船が多いのですが、割とノーマルな豆曳船もおります。その中の一隻「三十八東庄丸」。この船社の船は、黒の舷側色と赤い船底色で揃えているのが渋いですね。しかし、エンジンケーシングの左舷側面に、ニョッキリ排気管が突き出ているのは、どうも‥‥。乗っている人もツラそうです。

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同じ船溜で、対照的に軽快そうな塗装の「UTSUMI60」。この押船、「8月11日のフネブネ」で、豊洲運河で走っていたのに行逢したことがあります。スイング式の可動式操舵室をいっぱいに上げてバージを押しているところ、見てみたいものですね。

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朝潮運河から月島川に入ってすぐ、中川船舶の「七号千羽丸」とその向こう、舷を接してもやう「十七号千羽丸」。古典味あふれる外観ながら、ブルーの塗装が小粋ですね。

船首のタイヤフェンダーがまさに鈴なりで、よく見ると三重になっているところもありました。曳くだけでなく、台船の舷側を押したりする役割が多いことを思わせます。

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247055.jpg朝潮運河の南口を定繋地とするこれも顔なじみ、海洋大の練習船「汐路丸」(425総t)。

平甲板に、主な上部構造物は船橋周りだけ。こじんまりとまとまったバランスの良い外観と、美しく塗り上げられた舷側が落ち着いた魅力を醸し出していて、通るたびに惹かれる存在です。


(令和2年3月15日撮影)

(『3月15日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 朝潮運河月島川曳船

3月15日の臨港消防署

(『3月15日の朝潮水門』のつづき)

247046.jpg朝潮水門を抜けて南下すれば、左手はおなじみの臨港消防署が見えてきます。

おや、主力船艇である「みやこどり」、「おおえど」ほかの姿が見えませんね。演習で近場の水域に出かけているのでしょうか。エリアが広く、桟橋も立派になった分、大型艇がいなくなると、かつてよりがらんとした印象を強く感じました。


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人影もなく、静かな桟橋にもやう各艇を眺めて。まずは「はるみ」。自艇から見れば、決して小さいなりではないのですが、桟橋が立派で厚みがあるため、ずいぶんこじんまりとして見えますね。

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「はるみ」の対面には「すみだ」。バックはみっちり選手村のマンション群、毎度のことながら、入居後は整備や暖機もはばかられそうな気がして、一人気をもんでしまうのです‥‥。

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247050.jpgこちらは小型艇2隻「しぶき」と「はやて」。江東など狭水路をパトロールしているときに出会いたくなるような、親しみのもてるサイズですよね。

ゆるゆると最微速で流したまま、朝潮運河を出て港内へ。取舵を切ると、桟橋に憩う「海王丸」が織りなす索具やマストが間近に見上げられ、ほれぼれと仰いだものでした。

(令和2年3月15日撮影)

(『3月15日のフネブネ…1』につづく)

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タグ : 朝潮運河消防艇