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2月9日の川景色…5

(『2月9日の川景色…4』のつづき)

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右手に肩を寄せ合うようにしてたたずむのは、東京ガス千住整圧所のガスタンク群。堤防越しでも4分の3ほどが見て取れる巨大さですが、どこか日向ぼっこをしている小動物のようでもあり、可愛らしく感じられたものでした。

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246023.jpg白鬚橋をくぐり、距離をとったところで振り返って一枚。補修も終わって足場が撤去され、こうして美しい全容を眺められたのも、ずいぶん久しぶりな気がします。

さらに下って、おなじみ浅草が近づいてきました。言問橋を間近に見上げた瞬間、「ことといおいで」という駄洒落が脳裏にひらめき、一人ニンマリする不審船長。‥‥ええ、「おとといおいで」にかけたわけで‥‥すみません。

246024.jpg11月10日の水路風景…2」でも触れましたが、東武線は隅田川橋梁の上下流側面に、人道橋を併設する工事の進捗を観察。

目の前に架設されているのが単なる足場なのか、波板の上にスラブを敷いて人道橋になるのか、はたから見たかぎりではわかりませんが、着々と進んでいるようですね。

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吾妻橋上流まで来ると、ちょうど「リバータウン」が中央径間を抜けて、着岸姿勢をとったところでした。あちらが落ち着くまで、東岸に寄せ減速して待機。

吾妻橋も補修工事が終わりに近づいて、きれいに塗り上げられた構造が全貌をあらわしてきました。まだ上下流には警戒船が漂泊しているので、彼らに手をふって挨拶しながら、東側径間を微速で通過します。
撮影地点のMapion地図

(令和2年2月9日撮影)

(『2月9日の川景色…6』につづく)

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タグ : 隅田川 水上バス

2月9日の川景色…4

(『2月9日の川景色…3』のつづき)

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246017.jpg上架されていたのは、台船‥‥というかポンツン桟橋でしょうか、味のある抜き文字で「船1号」とありました。都章がちゃんと入っているのもいいですね。キャンバーのついた甲板には緑の滑止ペイントが塗られ、ボラードのほか複数のハッチや空気抜きなど、意外とディテール豊かです。

船台のあるスロープの水際では、オオバン君たちがおくつろぎ中。寒さで丸くふくらまり、可愛いものでした。

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伊澤造船の本屋(?)を正面から狙い、いかにもバックヤードらしい雰囲気の屋内を撮ってみたかったのですが、残念ながら影になっていて失敗。

それでも、水面に張り出したトタン張りの本屋に、枠で無造作に吊り上げられたFRP艇、星霜を経た護岸の肌や錆色の鋼材、手前に浮かぶおなじみ「伊沢丸55号」と、街場の造船所らしい滋味あふれる角度で、よいものでした。

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246020.jpg旧綾瀬川を出て右を見たら、トタンの上屋がついたいい感じのポンツン桟橋に、コンベア清掃船「第二みどり丸」がもやっており、真横につけて一枚。

隅田川に出ると、すぐ上流が屈曲であるせいか、荒川よりだいぶ風が穏やかで、しばらく微速のままリラックスムードで下航。気ままに寄り道しながら、南下とまいりましょう。
撮影地点のMapion地図

(令和2年2月9日撮影)

(『2月9日の川景色…5』につづく)

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タグ : 旧綾瀬川 隅田川 伊澤造船 水辺の鳥たち 清掃船 曳船 台船

2月9日の川景色…3

(『2月9日の川景色…2』のつづき)

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246012.jpg旧綾瀬川に入ろうとスロットルをしぼり、右からの流速に抗しながら取舵に当てたら‥‥。あっ、隅田水門がすっぽりと養生されている! 不変と思い込んでいたここも、いよいよ耐震補強か設備更新の順番が回ってきたのですね。

うまく撮れませんでしたが、右はくぐりざま見上げたところ。一つ目の信号は健在でしたが、扉体ほか鋼製部分も塗り替えられるのでしょうか。

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あまりこちらから撮ったことがないので、くぐってから振り返って一枚。堰柱に設けられていた4つの標識は、横断幕にプリントして手前の人道橋に仮設で掲げられ、かえって見やすくなったくらい。

右手前、操作室棟の左に見える護岸の角にも、一つ目の信号がスピーカーとともに設けられていて、何か律儀で微笑ましいものが。赤信号だけの灯器って、珍しいと思うんですが、都内や近郊の水門で他に例があったかな?

246014.jpg青空をバックに河道上を走る高架を仰ぎ、都内最北(だったかな)の高架下水路の滋味を堪能しながら、ゆるゆると下航。

高架に覆われた空間を、水管橋と綾瀬橋、二つの円弧が交錯する光景も旧綾瀬川らしい、鉄の匂い濃厚な角度。さて、伊澤造船の船溜エリアに近づいてきましたが、今日はどんな船が見られるかしら。

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近隣の河畔が刻々と姿を変えていっても、ここだけは時の流れをはねつけたように、風格ある姿を保つ伊澤造船。よきかな、佳き哉。

船台に上架されているのは、台船でしょうか。近づいて拝見とまいりましょう。
撮影地点のMapion地図

(令和2年2月9日撮影)

(『2月9日の川景色…4』につづく)

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タグ : 旧綾瀬川 隅田水門 高架下水路 伊澤造船

2月9日の川景色…2

(『2月9日の川景色…1』のつづき)

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直前を一航過して出船の有無を確認してから、呼吸を整えて中川水門へ。流速でさざ波立つ水路への進入は、毎度のことながらちょっとしたスリルではあります。長声を吹鳴しつつ水路を脱し、お目当ての上平井水門は如何と目を向けると‥‥。

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第3・第4径間はほぼ竣工し、現在第2径間を施工中のようですね。第一径間はまだ手つかずで、従来のままでした。首都圏でも有数の大型かつ、大径間の水門だけに、全てが完工するまでまだまだかかりそうですね。

246008.jpgほんの寄り道のつもりだったので、上平井水門をくぐって愛でたりはせず、すぐに反転してふたたび中川水門を指向。

背割堤越しに小さく見える、スカイツリーとのツーショット(うまく撮れなかったけれど)もいいもの。流入で川面に立つ波をざぶりと越えて、今度は流れに抗し上航の形になるため、スロットルを倒して増速します。


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246010.jpg荒川に戻って遡上を再開。耳を切るようにビュウビュウ鳴る強風が、船首波をしぶきに変えて打ちつけ、ウエーキが逆光でキラキラと輝く美しさ。寒さは厳しくとも、代えがたいこの爽快さ、やはり冬の川面が大好きです。

V字の橋脚がトレードマークの、首都高向島線新荒川橋が見えてくれば、隅田水門はすぐ左手です。そういえば、隅田水門もごぶさたですね。お変りはないでしょうか。
撮影地点のMapion地図

(令和2年2月9日撮影)

(『2月9日の川景色…3』につづく)

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タグ : 荒川 中川 中川水門 上平井水門

2月9日の川景色…1

246001.jpg2月9日、気温は9℃ほどと低く、風も強い日でしたが、遅ればせながら令和2年の初出航となりました。

1月にお台場の内水面へ来航したオリンピックシンボル(『お台場の巨大オリンピックシンボルが点灯!東京2020イヤー記念花火が夜空に打ち上げられましたとよすと)を最終目的地に、いくつか見たい物件もあり、軽く近場回りです。

肌を刺すような冷たい風に、がーさんたちも残らず首をくるんと突っ込んでふくらまり、寒さに耐えていました。ポンドの中もさざ波立っていて、水鳥にとっては落ち着かない日であったことでしょう。

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燃料桟橋に着けて給油中、ふとポンツンの向こうにあった、ブイのフェンスが目に留まって‥‥。おお、懐かしい東京都のマークが入っている!

この日初めて気づいたんですが、以前からあったかなあ。左には「ブリヂストン」のロゴも入っているところを見ると、同社製なんでしょうか。なかなか素敵で、この2連だけ、フェンダーとして欲しくなったくらいでした。

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新砂水門を通って荒川へ。ご存知のように新水門工事中のため交互通航ですが、屋形1隻と入れ替わりで、さほどの待ち時間もなく通れました。

誘導の警戒船に手を振って、ゆるゆると通過しつつ振り返って一枚。マイタゲートならではの頭上にさえぎるものがない青天井、よいものです。

246004.jpg荒川に出て上流へ舵を切ると、風にほぼ正対したこともあって、まあ寒いこと。フロントグラスから顔を出すと、一瞬にして頬はこわばり、目がうるんで涙が出てくるほどです。

頭を低くしながら、それでもスロットルを倒して増速。強風に行き足も加わって、旗はちぎれんばかりにはためき、ハルを通して波の硬質な衝撃が伝わってきますが、澄んだ川面と抜けるような空のおかげで、爽快であります。

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快走20分、かつしかハープ橋の見える7㎞地点に到達。そうだ、上平井水門の更新工事がどこまで進んだか、軽く寄り道してゆきましょう。ここからも少し見えていますが、やはり全景を拝みたいもの。一航過して出船がいないことを確かめてから、中川水門に舵を切りました。
撮影地点のMapion地図

(令和2年2月9日撮影)

(『2月9日の川景色…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 荒川 新砂水門 中川水門 水辺の鳥たち