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7月28日の水路風景…4

(『7月28日の水路風景…3』のつづき)

237016.jpg港内を北上し、一つ見ておきたいものがあったので、朝潮運河を目指しました。臨港消防署の新庁舎です。

臨港消防署ウェブサイトによると、7月1日より新庁舎に移転とありました。供用されて一カ月経っていない、まさに出来立ての姿ですね。桟橋のある南側には防波堤が新設されましたが、運河南端とあって、風向きによっては難儀するかも、と余計な心配をしてしまいました。

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ではさっそく拝見しましょう、当たり前ですがコンクリートの肌も塗装も、すべてが真新しくきれいで、清々しい感じがします。

細身の防波堤に接するように、スロープと上架設備、艇庫が設けられていました。隅田川畔、仮庁舎時代を通してなかった設備で、これで小型艇の整備は自前で行えるようになったのですね。レールが4本敷かれているのは、船台が大きな重量にも対応できるようになっているためと思われます。

237018.jpg「おおえど」と「すみだ」がもやう、庁舎前のこの桟橋の頑丈そうなこと! ちょっとやそっとの地震や津波では、傾きもしなさそうな頼もしさがありますね。

隅田川畔時代、建物はとても魅力的だったのですが、あの手狭さを思うと、理想的といってもいい過ぎでない立派な繋留施設ですね。職員の方々も、大いにやりやすくなったことでしょうね。

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そしてこちらが新庁舎。屋上には大きく張り出したヘリポート、角には桟橋を一望できるガラス張りの部屋も設けられと、外観も特徴的でなかなか格好のよいもの。消防署の象徴たる、火の見櫓はさすがに廃されたようですね。

オフィシャルサイトにも詳細が載っていないので、機能はわかりませんが、おそらく防災拠点としても考えられたつくりなのでしょう。ともあれ、首都の港内を護る重責相応の、威容を備えた建築が供されたことは、隊員の皆さんにとっても喜ばしいことに違いありません。

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フラッグシップ「みやこどり」には、何と専用(?)の桟橋が。大型なので、さすがに他艇同様、メザシに繋留するわけにはいかなかったのでしょう。

背後では、オリンピックの選手村に供された後、一般向け住宅として分譲される建物が次々と完成しつつありますが、こんなに桟橋が近いと、色々と気を遣いそうでちょっと‥‥。船上での訓練や整備、いや暖機だけでもクレームの対象になりそうで、建物を遠ざけて作るとか、も少し何とかならなかったのかなあ、と思ってしまいます。私の取り越し苦労ならいいのですが。
撮影地点のMapion地図

(元年7月28日撮影)

(『7月28日の水路風景…5』につづく)

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タグ : 朝潮運河 消防艇

7月28日の水路風景…3

(『7月28日の水路風景…2』のつづき)

237011.jpg墨田川造船を離れ南下、木村造船所に近づくと、珍しく船台の建屋がシャッターを開けていました。

物見高くのぞき込んだところ、港湾局の指揮艇「はと」と、奥にもう一隻が上架中。今年は妙にフジツボの付着が多い年(後で触れます)なので、船底の清掃と再塗装は例年以上に依頼が多そうですね。


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そのまままっすぐ港内へ出ようと、東雲水門を通ったら、一径間が扉体を下ろし、閉鎖していました。ご存知のとおり東雲水門の扉体は二段式で、水面上に出る上部の扉体が真っ赤な塗色。船艇の衝突防止のため、視認性をよくする意味でも、目立つ赤であることは理にかなっています。

この十数年で、赤い扉体の水門はほぼ絶滅状態となりましたが、ふだんの見栄えよりまず安全を第一として、ぜひご一考いただきたいものです(とエラそうなことをいっていますが、単に赤水門原理主義者なだけ)。

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穏やかな水面に誘われて‥‥というよりこの酷暑、スピードを出して風を受けていないと暑くてしょうがないということもあり、少し涼をとろうと港内を沖へ。

レインボーブリッジをくぐりつつ、橋脚の間からアンカレイジの質量感を愛でて‥‥イヤ、それにしても暑い、熱い‥‥。

237014.jpg緑豊かな第六台場からも、湯気が上がるのではないかと思われるほどの暑熱。この森、確か鵜さんたちのねぐらになっていると聞きましたが、みんなハァハァしてるんだろうなあ。

写真でいう右側、北岸には遠目にも白く見えるほどの、大きな砂洲ができていて、思わずビーチングしたくなるいい雰囲気。ちなみに上陸禁止なので、ゆめ実行などされぬように!

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第六台場を回って北上しようとしていたら、水陸両用バス「スカイダック」の一隻に追いつきました。ボディ全面に「ポケットモンスター」のピカチュウがぎっしり描かれた、楽しいデザインです。お客さんが盛んに手を振ってくれたので、こちらも笑顔で応えました。

SKY BUSの「イベント情報」によると、横浜のみなとみらいで実施中の「ピカチュウ大量発生チュウ!2019」というイベントのタイアップなんだそう。旧中川をはじめとして、今や都内でも3カ所となった水陸両用バスですが、このピカチュウ号はお台場海浜公園を出て、第六台場を一周して戻るコースとのことです。

(元年7月28日撮影)

(『7月28日の水路風景…4』につづく)

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タグ : 東雲北運河 東雲運河 東雲水門 東京港