4月13日の水路風景…1
(『4月13日のフネブネ…2』のつづき)
●以下道々のスナップを垂れ流します。往路、京浜運河を南下し初めて間もなく、海洋大学品川キャンパス(旧水産大)のポンドから、一隻のカッターが現われました。
チャージ(艇長)から指示があったのでしょう、櫂を休めて減速し、こちらの通過を待つ姿勢に。「ありがとう!」とお礼をいって手を振り、お先に失礼。あとカッターのすぐ左手、テラスの角で何かロケをしていますね、ドラマかしら?

●神奈川県側の京浜運河を西航中、以前も紹介した三井埠頭のアンローダーを眺めに立ち寄るのは、この航程の定番といっていいイベント。
怖気をふるうほど巨大で、造形もまた面白く、毎度のことながらほれぼれと仰いだものです。塗装も鮮やかで、光線もよろしくよく映えて、目に沁みる美しさでした。

●「川崎の枝運河めぐり…1」のときは曇りだったので、青空の下でいいお顔をものしたいと、東洋埠頭川崎支店の橋型クレーンを改めて一枚。
グリーンの少し暗めの塗色なので、曇りだとディテールがつぶれてしまい、いま一つでした。明るいときに拝むと、渋さも際立って無骨な感じが強調され、とても素敵ですね。
●以下帰りの道々のスナップです。南本牧運河を抜けた後、ベイブリッジをくぐって横浜港内へ。
防波堤突端に立つ赤い灯台のこじんまりとした風情と、接してそびえる巨大な主塔の、対照的な姿に惹かれるものが。主塔の脚部、足場で覆われていますね。再塗装など補修でしょうか。

●多摩運河を出て多摩川の河道を横断し、上流を目指す澪筋に至るまでは、最も緊張するひととき。ひたすら魚探の感と前方を交互に注視していて、普段はあまり周りを見る余裕はないのですが、この日はたまたま着陸する飛行機が目について、かろうじて一枚撮れました。
怖いくらい短い間隔で、飛行機が連なって降りてくるさまは壮観なのですが、写真を改めてみてみると、朽ちかけた旗竿の澪標や浅瀬ばかり目についてしまい、たまにしか通らないヘタレ船頭から見れば、まあその怖いことったら。全速ですっ飛ばしてくる地元艇の豪胆さには、感心するばかりです。
(31年4月13日撮影)
(『4月13日の水路風景…2』につづく)

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チャージ(艇長)から指示があったのでしょう、櫂を休めて減速し、こちらの通過を待つ姿勢に。「ありがとう!」とお礼をいって手を振り、お先に失礼。あとカッターのすぐ左手、テラスの角で何かロケをしていますね、ドラマかしら?

●神奈川県側の京浜運河を西航中、以前も紹介した三井埠頭のアンローダーを眺めに立ち寄るのは、この航程の定番といっていいイベント。
怖気をふるうほど巨大で、造形もまた面白く、毎度のことながらほれぼれと仰いだものです。塗装も鮮やかで、光線もよろしくよく映えて、目に沁みる美しさでした。

●「川崎の枝運河めぐり…1」のときは曇りだったので、青空の下でいいお顔をものしたいと、東洋埠頭川崎支店の橋型クレーンを改めて一枚。
グリーンの少し暗めの塗色なので、曇りだとディテールがつぶれてしまい、いま一つでした。明るいときに拝むと、渋さも際立って無骨な感じが強調され、とても素敵ですね。

防波堤突端に立つ赤い灯台のこじんまりとした風情と、接してそびえる巨大な主塔の、対照的な姿に惹かれるものが。主塔の脚部、足場で覆われていますね。再塗装など補修でしょうか。

●多摩運河を出て多摩川の河道を横断し、上流を目指す澪筋に至るまでは、最も緊張するひととき。ひたすら魚探の感と前方を交互に注視していて、普段はあまり周りを見る余裕はないのですが、この日はたまたま着陸する飛行機が目について、かろうじて一枚撮れました。
怖いくらい短い間隔で、飛行機が連なって降りてくるさまは壮観なのですが、写真を改めてみてみると、朽ちかけた旗竿の澪標や浅瀬ばかり目についてしまい、たまにしか通らないヘタレ船頭から見れば、まあその怖いことったら。全速ですっ飛ばしてくる地元艇の豪胆さには、感心するばかりです。
(31年4月13日撮影)
(『4月13日の水路風景…2』につづく)

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