4月13日のフネブネ…2
(『4月13日のフネブネ…1』のつづき)
●「12月9日のフネブネ…4」でも紹介した、千鳥運河は川崎海上保安署の桟橋風景を西側から。前回は曇っていたので、気持ちのよい青空の下眺められるというだけで、ありがたいものですね。
巡視艇「しおかぜ」、監視取締艇「ふぇにっくす」、巡視艇「たまかぜ」が静かに憩う、工業地帯の小拠点です。

●前回「12月9日のフネブネ…2」では巡視艇のすぐ隣にもやっていた、川崎市消防局の消防艇は、元の桟橋に戻っていました。きっと桟橋の工事でもあったのでしょう。
しかも「第5川崎丸」、「第6川崎丸」とコンビが揃いぶみ。光線の塩梅もよろしく、真紅の塗装が美しく輝いています。

●都内に戻り、京浜島、東京消防庁の第二方面訓練場の前には、高輪署の消防艇「ありあけ」が。桟橋にはつけず、少し離した位置で漂泊しているようです。
放水銃の筒先をもたげていることから、「おおっ、船の形をした訓練施設に放水するのかな?」と想像したのですが、よくよく考えてみると護岸上には並木が植えられていて、水上からの放水訓練は想定されていないようですよね。
●京浜運河を北上中、浚渫船にもやっていた曳船の好ましさに惹かれて一枚。舷側のラインに合わせて、後傾した操舵室が胸をそらしたように見えていいですね。タイヤフェンダーに隠れて、船名は読めませんでした。
京浜運河は現在、新しい首都高の工事がたけなわですから、こうしたフネブネに出会える機会も多く、通るたびに楽しめます。

●京浜運河も北端に近くで、新幹線のトラスをくぐって、東京ウォータータクシーのハルナンバー01と、同じくカタマランの02が南下してきました。
2隻縦陣で走っているのが珍しくてカメラを向けたのですが、デッキに出ているお客さんの表情もにこやかで、心から楽しんでいる様子が伝わってきました。
【撮影地点のMapion地図】
(31年4月13日撮影)
(『4月13日の水路風景…1』につづく)

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巡視艇「しおかぜ」、監視取締艇「ふぇにっくす」、巡視艇「たまかぜ」が静かに憩う、工業地帯の小拠点です。

●前回「12月9日のフネブネ…2」では巡視艇のすぐ隣にもやっていた、川崎市消防局の消防艇は、元の桟橋に戻っていました。きっと桟橋の工事でもあったのでしょう。
しかも「第5川崎丸」、「第6川崎丸」とコンビが揃いぶみ。光線の塩梅もよろしく、真紅の塗装が美しく輝いています。

●都内に戻り、京浜島、東京消防庁の第二方面訓練場の前には、高輪署の消防艇「ありあけ」が。桟橋にはつけず、少し離した位置で漂泊しているようです。
放水銃の筒先をもたげていることから、「おおっ、船の形をした訓練施設に放水するのかな?」と想像したのですが、よくよく考えてみると護岸上には並木が植えられていて、水上からの放水訓練は想定されていないようですよね。

京浜運河は現在、新しい首都高の工事がたけなわですから、こうしたフネブネに出会える機会も多く、通るたびに楽しめます。

●京浜運河も北端に近くで、新幹線のトラスをくぐって、東京ウォータータクシーのハルナンバー01と、同じくカタマランの02が南下してきました。
2隻縦陣で走っているのが珍しくてカメラを向けたのですが、デッキに出ているお客さんの表情もにこやかで、心から楽しんでいる様子が伝わってきました。
【撮影地点のMapion地図】
(31年4月13日撮影)
(『4月13日の水路風景…1』につづく)

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4月13日のフネブネ…1
(『南本牧運河の新しい橋』のつづき)
●往路取りこぼしたものと、帰路に出会ったフネブネをまとめて。
こちらのブルーの塗装もきれいな本船、何の変哲もないというと失礼ですが、船名を見た瞬間、有名アニメ監督さんのご尊名に空目してしまい、思い切り二度見。船首に向けて右書きしてあるため、そう見えたのでした!


●大黒埠頭、大黒大橋の西で深田サルベージのクレーン船「大和」に遭遇。1枚目は往路でちょっと光線がよろしくなく、復路でリトライしたのが2枚目です。紅白のジブが美しい大型クレーン船、いいですねえ。
深田サルベージ建設(株)の「大和」によれば、長さ60m、幅26.4m、700t吊り。3700t吊りの「武蔵」を見た目には、ずいぶん小さく思えてしまいますが、こうして近くで眺めるとやはり圧倒される質量感。眼福であります。

●微速で流しながら「大和」を眺めていたとき、左前方からノッポの操舵室をふりかざして、押船が向かってくるな‥‥と、視界の端で認識はしていたのですが、ぐっと急角度で舵を切ってこちらへ急接近、すぐ背後の岸壁へ接岸に入りました。
イヤ‥‥改めて眺めたら、今まで見た押船の中で、一番強烈かも! 上部の操舵室を乗っけている櫓の華奢さもさることながら、背後の階段が妙に間が空いていて、これまた頼りなげなのがそう感じさせたのでしょう。ちょっと急角度の転舵をしたら、操舵室の窓の下に水面が見えそうで、思うだに怖気をふるいますね!
船名は「第八十八南海丸」、検索したら前畑造船(株)の建造。こちらのオフィシャルフォトでも、スタイルの特異さが際立っています。南九海事の所属だそうです。
●同じく大黒埠頭、鮮やかな塗装の自動車運搬船が接岸している横を通りながら一枚。補給中らしく、小型の本船が接舷していました。
右舷船尾にランプを備えているので、角が大きく切り欠かれた形になっているのはわかっているのですが、そのせいでこの角度から眺めると、すごく薄べったく見えて、まるで舞台の書き割りのようですね。
【撮影地点のMapion地図】
(31年4月13日撮影)
(『4月13日のフネブネ…2』につづく)

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こちらのブルーの塗装もきれいな本船、何の変哲もないというと失礼ですが、船名を見た瞬間、有名アニメ監督さんのご尊名に空目してしまい、思い切り二度見。船首に向けて右書きしてあるため、そう見えたのでした!


●大黒埠頭、大黒大橋の西で深田サルベージのクレーン船「大和」に遭遇。1枚目は往路でちょっと光線がよろしくなく、復路でリトライしたのが2枚目です。紅白のジブが美しい大型クレーン船、いいですねえ。
深田サルベージ建設(株)の「大和」によれば、長さ60m、幅26.4m、700t吊り。3700t吊りの「武蔵」を見た目には、ずいぶん小さく思えてしまいますが、こうして近くで眺めるとやはり圧倒される質量感。眼福であります。

●微速で流しながら「大和」を眺めていたとき、左前方からノッポの操舵室をふりかざして、押船が向かってくるな‥‥と、視界の端で認識はしていたのですが、ぐっと急角度で舵を切ってこちらへ急接近、すぐ背後の岸壁へ接岸に入りました。
イヤ‥‥改めて眺めたら、今まで見た押船の中で、一番強烈かも! 上部の操舵室を乗っけている櫓の華奢さもさることながら、背後の階段が妙に間が空いていて、これまた頼りなげなのがそう感じさせたのでしょう。ちょっと急角度の転舵をしたら、操舵室の窓の下に水面が見えそうで、思うだに怖気をふるいますね!
船名は「第八十八南海丸」、検索したら前畑造船(株)の建造。こちらのオフィシャルフォトでも、スタイルの特異さが際立っています。南九海事の所属だそうです。

右舷船尾にランプを備えているので、角が大きく切り欠かれた形になっているのはわかっているのですが、そのせいでこの角度から眺めると、すごく薄べったく見えて、まるで舞台の書き割りのようですね。
【撮影地点のMapion地図】
(31年4月13日撮影)
(『4月13日のフネブネ…2』につづく)

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南本牧運河の新しい橋
(『根岸湾への道々で…3』のつづき)
●南本牧運河を北上中。繋船杭やフェンダーは散見されるものの、運河側には一切荷役設備が見られない、どこか心細くなるような両岸の風景です。
斜張橋、南本牧大橋が以前と変わらない、主塔天を衝く美しい姿を誇っている向こう、お目当ての新しい橋が見えてきました。

●南本牧大橋をくぐった直後、新しい橋を前にして。上部構造のない桁橋ながら、バックの青空が白くグラデーションがかるあたりに、ちょっと右下がりの一線をすっ、と引いたような姿、絵になります。
「南本牧運河ふたたび」でも触れましたが、これは南本牧埠頭連絡臨港道路の一部で、竣工に先立って「南本牧はま道路」と命名され、平成29年3月4日に開通したそうです。

●左手、中区錦町方を見たところ。曲線を描く橋上を、今しも40フィートコンテナのセミトレーラーが続々と渡ってゆく光景が眺められ、道路開通の効果を目の当たりにした気分に。
前の記事で、巨大なコンテナ船と積み上げられたコンテナを見て、素人目にも大変な荷役量が実感できましたから、この道路の開通はさぞ待たれていたことでしょう。なお、お披露目時の詳細は「南本牧はま道路 開通式・ウォーキングイベント」(ラジエイト)にあります。

●くぐりざま振り返り、南本牧側の風景とともに一枚。シンプルな箱桁ながら、まだ新しい鋼桁のつややかな肌を、頭上に感じながら仰ぐのはよいものです。
さて、道路には愛称が付けられながら、橋単体のそれは検索してもヒットしないところを見ると、どうも橋の名前はないようですね(もしあったらごめんなさい)。高架道路として陸上から連続した構造物なので、この点は無理もないかもしれません。
運河上区間の架設の様子は、施工者の川田工業による「南本牧ふ頭本牧線(Ⅵ工区)橋梁上部工事」(PDF)に、豊富な図版とともにまとめられた詳しい報告があります、ご参考まで。
【撮影地点のMapion地図】
(31年4月13日撮影)
(『4月13日のフネブネ…1』につづく)

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斜張橋、南本牧大橋が以前と変わらない、主塔天を衝く美しい姿を誇っている向こう、お目当ての新しい橋が見えてきました。


「南本牧運河ふたたび」でも触れましたが、これは南本牧埠頭連絡臨港道路の一部で、竣工に先立って「南本牧はま道路」と命名され、平成29年3月4日に開通したそうです。

●左手、中区錦町方を見たところ。曲線を描く橋上を、今しも40フィートコンテナのセミトレーラーが続々と渡ってゆく光景が眺められ、道路開通の効果を目の当たりにした気分に。
前の記事で、巨大なコンテナ船と積み上げられたコンテナを見て、素人目にも大変な荷役量が実感できましたから、この道路の開通はさぞ待たれていたことでしょう。なお、お披露目時の詳細は「南本牧はま道路 開通式・ウォーキングイベント」(ラジエイト)にあります。

●くぐりざま振り返り、南本牧側の風景とともに一枚。シンプルな箱桁ながら、まだ新しい鋼桁のつややかな肌を、頭上に感じながら仰ぐのはよいものです。
さて、道路には愛称が付けられながら、橋単体のそれは検索してもヒットしないところを見ると、どうも橋の名前はないようですね(もしあったらごめんなさい)。高架道路として陸上から連続した構造物なので、この点は無理もないかもしれません。
運河上区間の架設の様子は、施工者の川田工業による「南本牧ふ頭本牧線(Ⅵ工区)橋梁上部工事」(PDF)に、豊富な図版とともにまとめられた詳しい報告があります、ご参考まで。
【撮影地点のMapion地図】
(31年4月13日撮影)
(『4月13日のフネブネ…1』につづく)

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根岸湾への道々で…3
(『根岸湾への道々で…2』のつづき)
●南風で波の立ち始めた根岸湾を縦断して、横浜ベイサイドマリーナに到着。昼食にすることに。
バースの予約時に電話で聞いていたのですが、飲食店が複数軒あったショッピングモールは建て替え中で休業、加えてマリーナ内のカフェテリアも改装中、残るは徒歩数分の場所にある、ハンバーガーショップのみとのこと‥‥。
●いや、ハンバーガーショップが悪いというわけではないのですが、タイクーンなき今、頼みの綱がこの状況とあっては、がっかりするくらいは許してもらえるでしょう。
食後のお散歩時に一枚。湾内はだいぶ波が立っていたものの、マリーナ内はきわめて穏やか。澄んだ水面を透かして海草がゆらぐのが見え、本船の汽笛が間近に聞こえてと、広大で美しいポンド風景を前に、のどかな午後の休憩を楽しんだのでした。

●ベイサイドマリーナを出港、帰路につきました。帰りは堀割川に戻って中村川経由にするか、南本牧運河を経てベイブリッジをくぐるか、ちょっと迷ったのですが、南本牧運河を通って帰ることにしました。
おおむね北東へ向けて根岸湾口を横切っていると、南本牧のコンテナ埠頭に林立するクレーン群の紅白と、色とりどりのコンテナが鮮やかで、よい目標になります。

●国際埠頭の3基あるクレーンたちも、変わらぬ威容を見せていてご同慶の至りなり。
手前で荷役中の小型の本船「第二十八栄福丸」、ずいぶん左舷に傾いてはた目にも心配になりますが、水線下をすっかり露わにしたずんぐりむっくりの船体がユーモラスで、どこか小動物的な可愛らしさがありますね。

●南本牧運河の入口に達しました。こちらのコースを選んだのは、前回訪問時に工事中だった、新しい橋を見ておきたくなったからです。
【撮影地点のMapion地図】
(31年4月13日撮影)
(『南本牧運河の新しい橋』につづく)

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バースの予約時に電話で聞いていたのですが、飲食店が複数軒あったショッピングモールは建て替え中で休業、加えてマリーナ内のカフェテリアも改装中、残るは徒歩数分の場所にある、ハンバーガーショップのみとのこと‥‥。

食後のお散歩時に一枚。湾内はだいぶ波が立っていたものの、マリーナ内はきわめて穏やか。澄んだ水面を透かして海草がゆらぐのが見え、本船の汽笛が間近に聞こえてと、広大で美しいポンド風景を前に、のどかな午後の休憩を楽しんだのでした。

●ベイサイドマリーナを出港、帰路につきました。帰りは堀割川に戻って中村川経由にするか、南本牧運河を経てベイブリッジをくぐるか、ちょっと迷ったのですが、南本牧運河を通って帰ることにしました。
おおむね北東へ向けて根岸湾口を横切っていると、南本牧のコンテナ埠頭に林立するクレーン群の紅白と、色とりどりのコンテナが鮮やかで、よい目標になります。

●国際埠頭の3基あるクレーンたちも、変わらぬ威容を見せていてご同慶の至りなり。
手前で荷役中の小型の本船「第二十八栄福丸」、ずいぶん左舷に傾いてはた目にも心配になりますが、水線下をすっかり露わにしたずんぐりむっくりの船体がユーモラスで、どこか小動物的な可愛らしさがありますね。

●南本牧運河の入口に達しました。こちらのコースを選んだのは、前回訪問時に工事中だった、新しい橋を見ておきたくなったからです。
【撮影地点のMapion地図】
(31年4月13日撮影)
(『南本牧運河の新しい橋』につづく)

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根岸湾への道々で…2
(『根岸湾への道々で…1』のつづき)

●堀割川に入りました。通るたびに気になっていた、堀ノ内町1丁目の荷揚場跡、意外なことに補修の手が入っていました。
「9月28日の堀割川…4」の時点では、敷石や縁石は多くが脱落して、草ぼうぼうと廃墟そのものといった風情でしたが、ご覧のとおりすっかり修復されていたのです。中央の階段には「繋留禁止」の看板が掲げられていましたが、これから活用する予定でもあるのでしょうか。
●少し風が出てきて、川面にさざ波を立てながら、海の匂いが運ばれてくるのを感じつつ下航。
毎度のことながら、両岸に道が沿っているゆえの開けた視界、石垣護岸の醸す落ち着いた雰囲気とあいまって、本当に気持ちのよい水路です。繋留船艇はごく一部を除いてほぼ一掃され、かつての賑やかさが失われたのは寂しいですが。

●かつて船溜の入口だった水路跡に架かる橋、矢倉橋もお変わりなさそうで何より。
堀割川本流は、いくつかの橋が改架されるなど、だいぶ雰囲気が変わってきましたが、石垣護岸と合わせて、このように昔のままの姿が維持されている部分もあるのは、艀輸送華やかなりしかつてを偲ぶうえでも、悪いことではありません。

●根岸線、高速湾岸線をくぐったすぐ西岸、業務船を手掛ける造船所(Mapion地図では『河野造船所』とあり)があって、上架された船や前にもやう曳船群を眺めるのが楽しみだった(『9月28日の堀割川…1』参照)のですが、今回見てみたら、がらんとして船影もなく、ちょっと様子が違いました。
う~ん、これはもしかして、廃業されたのかなあ‥‥。両岸を埋めた繋留船群とともに、業務船たちの無骨かつ魅力的な姿も消えてしまうとは。雑然としながらも賑わっていたかつての堀割川を思うと、寂しさを禁じ得ませんでした。
●堀割川を出て取舵、根岸湾に出ました。先行艇の航跡をなぞりながら、思い切りスロットルを倒して、プレーニングに入りましょう。
青空の下、コンビナートに火発、巨大な本船を眺めがら飛ばす爽快さ。南風でだいぶ波が立ってきましたが、目指すベイサイドマリーナはもうすぐ、ピッチングをしばしガマンして針路を南へ。
(31年4月13日撮影)
(『根岸湾への道々で…3』につづく)

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●堀割川に入りました。通るたびに気になっていた、堀ノ内町1丁目の荷揚場跡、意外なことに補修の手が入っていました。
「9月28日の堀割川…4」の時点では、敷石や縁石は多くが脱落して、草ぼうぼうと廃墟そのものといった風情でしたが、ご覧のとおりすっかり修復されていたのです。中央の階段には「繋留禁止」の看板が掲げられていましたが、これから活用する予定でもあるのでしょうか。

毎度のことながら、両岸に道が沿っているゆえの開けた視界、石垣護岸の醸す落ち着いた雰囲気とあいまって、本当に気持ちのよい水路です。繋留船艇はごく一部を除いてほぼ一掃され、かつての賑やかさが失われたのは寂しいですが。

●かつて船溜の入口だった水路跡に架かる橋、矢倉橋もお変わりなさそうで何より。
堀割川本流は、いくつかの橋が改架されるなど、だいぶ雰囲気が変わってきましたが、石垣護岸と合わせて、このように昔のままの姿が維持されている部分もあるのは、艀輸送華やかなりしかつてを偲ぶうえでも、悪いことではありません。

●根岸線、高速湾岸線をくぐったすぐ西岸、業務船を手掛ける造船所(Mapion地図では『河野造船所』とあり)があって、上架された船や前にもやう曳船群を眺めるのが楽しみだった(『9月28日の堀割川…1』参照)のですが、今回見てみたら、がらんとして船影もなく、ちょっと様子が違いました。
う~ん、これはもしかして、廃業されたのかなあ‥‥。両岸を埋めた繋留船群とともに、業務船たちの無骨かつ魅力的な姿も消えてしまうとは。雑然としながらも賑わっていたかつての堀割川を思うと、寂しさを禁じ得ませんでした。

青空の下、コンビナートに火発、巨大な本船を眺めがら飛ばす爽快さ。南風でだいぶ波が立ってきましたが、目指すベイサイドマリーナはもうすぐ、ピッチングをしばしガマンして針路を南へ。
(31年4月13日撮影)
(『根岸湾への道々で…3』につづく)

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タグ : 堀割川