2月10日の水路風景…5
(『2月10日の水路風景…4』のつづき)

●隅田川を横断して、月島川に入ろうと月島川水門をくぐって。
改修前は巻上機室、堰柱とも丸みを帯びたデザインで揃えられ、優しげな印象でしたが、今はご覧のとおり補強の筋交が目立ち、巻上機室も角ばったものが載り、一変していかついイメージに。
●以前から気になっていた船、「鶴吉丸」。通船‥‥と呼んでよいのでしょうか。
船体は一本ミヨシの和船タイプながら、甲板室、操舵室、船尾のベンチと後付け感がありありとうかがえ、さらに船体はバルジ様の増幅を図ったように見えますね。装載艇? も伏せられていて、「全部載せ」といった賑やかさです。

●「鶴吉丸」の少し先、角材を組んだ桟橋状では、赤い頭のホシハジロ君たちがお出迎え。
平たくツブれてくつろいでいる可愛らしい姿、手前の数羽が一様にこちらを向いて座っていて、どこか審査員のようで微笑ましいものがありました。前を通るフネブネの品評会をしているのでしょうか、よい評価をいただけるように、スロットルを一杯にしぼって、行儀よく通りましょう。
●朝潮運河に出てから右へ折れれば、おなじみ臨港消防署。新造船「おおえど」をはじめ、庁舎前にもやう消防船艇の船体色は、いつ見ても鮮やかできれいですね。
オリンピックに備えて急ピッチでビルの建設が進み、晴海埠頭は今や工事たけなわ。臨港署もしばらく落ち着かない日々が続きそうです。

●最後は墨田川造船前を訪ね、艤装中の巡視艇「うみぎり」の進捗を眺めてゆくことに。
12月30日に見てから1ヶ月と11日余り、外見はほとんど変化がないように感じられましたが、きっと内部の工作をされているのだろうと、勝手に解釈。ウォータージェットのノズル周りがこんな間近で見られることは、艤装中を置いて他にないでしょうから、貴重な機会だと思い、接近して堪能させていただきました。
(31年2月10日撮影)
(この項おわり)

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●隅田川を横断して、月島川に入ろうと月島川水門をくぐって。
改修前は巻上機室、堰柱とも丸みを帯びたデザインで揃えられ、優しげな印象でしたが、今はご覧のとおり補強の筋交が目立ち、巻上機室も角ばったものが載り、一変していかついイメージに。

船体は一本ミヨシの和船タイプながら、甲板室、操舵室、船尾のベンチと後付け感がありありとうかがえ、さらに船体はバルジ様の増幅を図ったように見えますね。装載艇? も伏せられていて、「全部載せ」といった賑やかさです。

●「鶴吉丸」の少し先、角材を組んだ桟橋状では、赤い頭のホシハジロ君たちがお出迎え。
平たくツブれてくつろいでいる可愛らしい姿、手前の数羽が一様にこちらを向いて座っていて、どこか審査員のようで微笑ましいものがありました。前を通るフネブネの品評会をしているのでしょうか、よい評価をいただけるように、スロットルを一杯にしぼって、行儀よく通りましょう。

オリンピックに備えて急ピッチでビルの建設が進み、晴海埠頭は今や工事たけなわ。臨港署もしばらく落ち着かない日々が続きそうです。

●最後は墨田川造船前を訪ね、艤装中の巡視艇「うみぎり」の進捗を眺めてゆくことに。
12月30日に見てから1ヶ月と11日余り、外見はほとんど変化がないように感じられましたが、きっと内部の工作をされているのだろうと、勝手に解釈。ウォータージェットのノズル周りがこんな間近で見られることは、艤装中を置いて他にないでしょうから、貴重な機会だと思い、接近して堪能させていただきました。
(31年2月10日撮影)
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