川崎の枝運河めぐり…9
(『川崎の枝運河めぐり…8』のつづき)

●おお、これはなかなか‥‥。間口、張り出し長さともに結構大きく迫力がありますが、高さからいって艀荷役用ですね。
●錆がひどいのと、建屋内に壁が設けられ、護岸上にも木が植えられていることから、動かなくなってもう久しいようです。
年季の入った外観は風格があるものの、一面錆びていることが、ある種悲壮な雰囲気も醸し出しているのが何とも。
ちなみに、両岸ともJFEスチールの敷地内であるため、それぞれの建屋の名前などはわかりませんでした。
●転じて北岸にもクレーンがありました。こちらは複数が併設されていて、バージも接岸していることから、稼働中であることを期待して接近。
バージは手前が2隻メザシで、向こうにも青いのが1隻と、合計3隻がもやっていました。バージがいる即、クレーンの稼働には直結しませんが、どうでしょうか。

●バージの間から建屋をのぞいてみると、左奥のクレーンのトラスが塗り替えられていることから、稼働中であると推測。
右には鋼管が山と積まれていますし、艀荷役はまだ現役ということでしょう。いちいちクレーン車を持ってきて荷役しているとは考えにくいので、備え付けのクレーンを動かしていると考えた方が自然ではあります。しかし、錆び方は南岸の廃クレーンに勝るとも劣りませんね。

●青く塗った船体が少々はげちょろげたバージ「K4502」と錆びたクレーン。製品輸送用のバージらしく、ハッチカバーが設けられています。水面上に低く伸びるクレーンのトラスとともに、鋼材輸送を担う運河らしい光景でした。
【撮影地点のMapion地図】
(30年12月9日撮影)
(『川崎の枝運河めぐり…10』につづく)

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●おお、これはなかなか‥‥。間口、張り出し長さともに結構大きく迫力がありますが、高さからいって艀荷役用ですね。

年季の入った外観は風格があるものの、一面錆びていることが、ある種悲壮な雰囲気も醸し出しているのが何とも。
ちなみに、両岸ともJFEスチールの敷地内であるため、それぞれの建屋の名前などはわかりませんでした。

バージは手前が2隻メザシで、向こうにも青いのが1隻と、合計3隻がもやっていました。バージがいる即、クレーンの稼働には直結しませんが、どうでしょうか。

●バージの間から建屋をのぞいてみると、左奥のクレーンのトラスが塗り替えられていることから、稼働中であると推測。
右には鋼管が山と積まれていますし、艀荷役はまだ現役ということでしょう。いちいちクレーン車を持ってきて荷役しているとは考えにくいので、備え付けのクレーンを動かしていると考えた方が自然ではあります。しかし、錆び方は南岸の廃クレーンに勝るとも劣りませんね。

●青く塗った船体が少々はげちょろげたバージ「K4502」と錆びたクレーン。製品輸送用のバージらしく、ハッチカバーが設けられています。水面上に低く伸びるクレーンのトラスとともに、鋼材輸送を担う運河らしい光景でした。
【撮影地点のMapion地図】
(30年12月9日撮影)
(『川崎の枝運河めぐり…10』につづく)

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タグ : 入江崎運河
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