川崎の枝運河めぐり…7
(『川崎の枝運河めぐり…6』のつづき)

●浅野運河を出て左折し、十字流をさらに北上。西岸ではガット船「英晴」が盛んに荷役中、ザザー、ガシャンと賑やかです。
右の写真は池上運河の終端部。北・東辺ともに岸壁で、二方とも建屋で囲まれ、鋼材を積んだ大きな台船が接岸していました。周囲はほとんどがJFEスチール東日本製鉄所の敷地なので、建屋もその工場の一部でしょう。

●終端部の西の角から、北西へ斜めに伸びる水路は、桜堀運河。延長約0.6㎞の小水路です。ぐっと幅も狭まり、いよいよ「枝運河」めぐりらしい雰囲気になってきて、ちょっとワクワクしますよね!
入口を渡る青い桁橋は、先ほどの新大扇橋に続く構内道路を渡しています。船溜の水路に架かっているとあって、専用道のそれとはいえ桁下高が明記されているのがいいですね。残念ながら名前はわかりませんでした。

●左手、桜堀緑地沿いは垂直護岸が整備され、プレジャーの繋留場になっていました。護岸上もフラットがあり、PWCの陸置スペースになっているようですね。ここだけ切り取ると木々が茂って、工業地帯の隣地とは思えないようなのんびりムードです。
水深と底状は安定しており、喫水の深い大型艇の出入りにもまず不安のない感じでしたが、面白かったのが、明らかに魚群らしい感が頻繁に表示されること。
中には、水底からぐっと盛り上がったような塊状の感が出ることもあり、沈置物でもあるのかと驚かされましたが、深度表示はそのままなので「あぁ、魚群だったんだ‥‥」と胸をなでおろす一幕も。釣り好きの艇長たちには堪らないものがあるでしょう。
【撮影地点のMapion地図】
(30年12月9日撮影)
(『川崎の枝運河めぐり…8』につづく)

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右の写真は池上運河の終端部。北・東辺ともに岸壁で、二方とも建屋で囲まれ、鋼材を積んだ大きな台船が接岸していました。周囲はほとんどがJFEスチール東日本製鉄所の敷地なので、建屋もその工場の一部でしょう。

●終端部の西の角から、北西へ斜めに伸びる水路は、桜堀運河。延長約0.6㎞の小水路です。ぐっと幅も狭まり、いよいよ「枝運河」めぐりらしい雰囲気になってきて、ちょっとワクワクしますよね!
入口を渡る青い桁橋は、先ほどの新大扇橋に続く構内道路を渡しています。船溜の水路に架かっているとあって、専用道のそれとはいえ桁下高が明記されているのがいいですね。残念ながら名前はわかりませんでした。


水深と底状は安定しており、喫水の深い大型艇の出入りにもまず不安のない感じでしたが、面白かったのが、明らかに魚群らしい感が頻繁に表示されること。
中には、水底からぐっと盛り上がったような塊状の感が出ることもあり、沈置物でもあるのかと驚かされましたが、深度表示はそのままなので「あぁ、魚群だったんだ‥‥」と胸をなでおろす一幕も。釣り好きの艇長たちには堪らないものがあるでしょう。
【撮影地点のMapion地図】
(30年12月9日撮影)
(『川崎の枝運河めぐり…8』につづく)

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