川崎の運河群へ向かう…2
(『川崎の運河群へ向かう…1』のつづき)

●前後して恐縮ですが、午前中の往路があまりに暗かったこともあり、上と以下2枚は帰路に撮ったものを掲げます。
●澪筋を知る助けとなった、巨大足場を下流側から見たところ。既製桁による足場を上下流側一対組んで、真ん中に鋼管矢板を打った基礎らしいものを挟んでいるのがわかりました。どうも、橋脚を造っているようですね。左手、対岸近くにもクレーンが林立した現場が遠望できます。
検索してみたら、「羽田空港と川崎市を結ぶ新しい橋の整備に着手します」(東京都・29年1月24日、建設局発表)がヒット。環状8号線の延長部として、長さ約600mの橋を平成32年竣工を目指し架橋するとのこと。多摩川の新しい第一橋梁ができるわけですね。
●足場の位置は、羽田空港船着場のほぼ真横。かつて、油槽船が横付けしていたバースを流用したもので、頑丈そうなコンクリート製です。
帰路は折よく、「Jetsailor」が横付け中。建造所であるツネイシクラフト&ファシリティーズの当該船ページによると、16総t、スズキDF250APを2機がけ、最大速力24kt、28年4月30日竣功とのこと。

●海老取川澪筋を出て、最初に見た浚渫船団を下流側から。この船団のおかげで、東西方向の航路は十分な水深が確保されていました。
願わくば本流のみならず、多摩運河に分岐する、南北方向の澪筋も浚渫していただきたいもの! ブイや澪標などは少なく、航路標識はまだしの感がありますが、これはおいおい整備されてゆくに違いありません。
‥‥イヤ、浅瀬だらけで放置感のあった多摩川河口部も、いよいよ大きく変化してゆく時代になったのですね。通航のたびに緊張を強いられてきた(半ば楽しんでいますが)身としては、やはり感慨深いものがあります。
●多摩運河の北口は、多摩川の上流側から浅瀬が舌状に伸びており、瀬の最下流部には大きな杭が澪標として設けられていた‥‥はずなのですが、チビていてほとんど視認できず。
あと記憶にあるのより、ずっと下流側への迂回をした気が。浅瀬が成長したのかな?‥‥と、まあ、久しぶりの多摩川横断は緊張の連続。多摩運河に入った瞬間、実にホッとさせられたものでした。

●浮島橋をくぐると、いよいよ運河地帯に入った、という気分が盛り上がってきます。最初に出会ったのは黒いガット船、「第十一大神丸」。ホールドには砂だか泥がまだ見えましたから、今は休憩中でしょうか。
【撮影地点のMapion地図】
(30年12月9日撮影)
(『川崎の枝運河めぐり…1』につづく)

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●前後して恐縮ですが、午前中の往路があまりに暗かったこともあり、上と以下2枚は帰路に撮ったものを掲げます。
●澪筋を知る助けとなった、巨大足場を下流側から見たところ。既製桁による足場を上下流側一対組んで、真ん中に鋼管矢板を打った基礎らしいものを挟んでいるのがわかりました。どうも、橋脚を造っているようですね。左手、対岸近くにもクレーンが林立した現場が遠望できます。
検索してみたら、「羽田空港と川崎市を結ぶ新しい橋の整備に着手します」(東京都・29年1月24日、建設局発表)がヒット。環状8号線の延長部として、長さ約600mの橋を平成32年竣工を目指し架橋するとのこと。多摩川の新しい第一橋梁ができるわけですね。

帰路は折よく、「Jetsailor」が横付け中。建造所であるツネイシクラフト&ファシリティーズの当該船ページによると、16総t、スズキDF250APを2機がけ、最大速力24kt、28年4月30日竣功とのこと。

●海老取川澪筋を出て、最初に見た浚渫船団を下流側から。この船団のおかげで、東西方向の航路は十分な水深が確保されていました。
願わくば本流のみならず、多摩運河に分岐する、南北方向の澪筋も浚渫していただきたいもの! ブイや澪標などは少なく、航路標識はまだしの感がありますが、これはおいおい整備されてゆくに違いありません。
‥‥イヤ、浅瀬だらけで放置感のあった多摩川河口部も、いよいよ大きく変化してゆく時代になったのですね。通航のたびに緊張を強いられてきた(半ば楽しんでいますが)身としては、やはり感慨深いものがあります。

あと記憶にあるのより、ずっと下流側への迂回をした気が。浅瀬が成長したのかな?‥‥と、まあ、久しぶりの多摩川横断は緊張の連続。多摩運河に入った瞬間、実にホッとさせられたものでした。

●浮島橋をくぐると、いよいよ運河地帯に入った、という気分が盛り上がってきます。最初に出会ったのは黒いガット船、「第十一大神丸」。ホールドには砂だか泥がまだ見えましたから、今は休憩中でしょうか。
【撮影地点のMapion地図】
(30年12月9日撮影)
(『川崎の枝運河めぐり…1』につづく)

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