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木曽川・飛騨川舟筏路めぐり…3

(『木曽川・飛騨川舟筏路めぐり…2』のつづき)

224011.jpg信号を渡って、上流側にある人道橋から舟通しをのぞいてみましょう。幅員には余裕があって、自転車同士ですれ違っても問題なさそう。堰柱の並ぶ少し手前あたりが、中高に盛り上がっていますね。

橋詰の扉にあった注意書き(下写真)を読むと、この橋は犬山頭首工管理橋といって、あらら、自転車は下車通行、原付の通行は禁止と規制が厳しいようです。なるほど、堰の管理施設を便宜的に開放している建前、公道の橋のようにはいかないとうことでしょう。

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224013.jpg管理橋をずんずん小走りに歩いて、脇目も振らず舟通しを目指します。いや、脇目も振らずとはいいながら、その実犬山城や美しい川面をチラ見してはいたのですが、ゆっくり眺める時間はないのが残念なところ。

堰柱が立ち並ぶところまで来ると、今度は巻上機室の屋根に留まったハトさんに脇目。どこか獰猛(?)というかマッチョな雰囲気で、子供のころ秋葉原のやっちゃ場で見かけたハトを思い出しました。

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ちょっと白飛びしてしまいましたが、舟通しの径間、管理橋から下流側を見たところ。手前から両側に堰柱、ライン大橋、橋の桁手前まで伸びたクレーンのレール、舟通し下流側ゲートの2本の堰柱に渡された巻上機室と、位置関係がわかります。

下をのぞき込んでみると(下写真)‥‥下流側ゲートの手前、両岸にはフェンダーが並べられて、繋留のためのアイも一つづつ見られ、あそこに船台なりを沈めてから舟艇を進入させ、クレーンで吊り上げるのでしょう。パッと見閘室に似ていますね。

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ん? 閘室?‥‥そういえば、上流側の堰柱には戸溝があるのに、扉体は見られないなあ。下流側のゲート見える扉体は、増水時のみ開放する放水用だと思っていたけれど、これはもしかして、以前は前後一対のゲートがある、閘門型の舟通しだったのかしら? だとしたら、何でわざわざあまり例のない、クレーン式にしたんだろう? 観察できる視点は限られていたものの、こういったことは訪ねてみてこそわかるもので、興味がそそられますね。

帰宅後に改めて検索してみたら、「犬山頭首工写真集」(東海農政局)がヒット。おおおお、そのものズバリの写真があるじゃないですか! やはり、かつては閘門で、「河床低下のため水位が確保できず」、平成18年度竣工の改修時に、吊り込み式クレーンに改められたとあります。鵜飼舟らしい和船の通航時が、記録されていたのも嬉しかったです。
撮影地点のMapion地図

(30年9月2日撮影)

(『木曽川・飛騨川舟筏路めぐり…4』につづく)

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タグ : 舟筏路 木曽川 犬山頭首工