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クレーン船「富士」との再会…5

(『クレーン船「富士」との再会…4』のつづき)

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最微速で北上しながら、「ぱしふぃっくびいなす」との交歓を楽しんでいたら、針路右手「オーシャンシールⅡ」についていた曳船が、爆音も高らかに飛び出してき、思わずスロットルを戻しました。船名は「佐貫丸」。

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「佐貫丸」は左に舵を切りながらぐんぐんと増速し、「ぱしふぃっくびいなす」と自艇との間に割って入る形に。後から写真を見返してこそ、十分な距離が保たれているのがわかったものの、リアルタイムでは「えっ? えっ? 大丈夫なの?」と、その思い切った行動に驚いたものです。

いやもう、いつも見慣れている豆曳船とは違った大柄なハーバー・タグが、グォーッと回り込んできたのですから、結構な迫力。「富士」の支援におもむいたのでしょうね。

219028.jpg いま一隻の「栄春」という曳船も、自艇の右手をすり抜けるようにして、「富士」に向かってゆくのが見られました。こちらは「春風海運(株)」という社名が甲板室に掲げられています。

船尾で錨鎖を巻き上げていた「富士」のアンカーが、「立ち錨」の状態になったものと推測。緊張感あふれるシーンを目の当たりにできて、ある種ラッキーではありました。

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219030.jpg先ほどと似たようなアングルでごめんなさい。状況も緊迫してきたようだしと腰を上げ、「富士」とお別れの一枚です。

南風と波に翻弄されながらも、10年ぶりの「富士」との逢瀬、堪能させていただきました。オリンピックに向けて大物の工事が相次ぐ臨海部の水路、クレーン船の出馬もたびたびありそうで、楽しみではあります。

(30年4月29日撮影)

(『「ぱしふぃっくびいなす」を追っていったら…1』につづく)

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タグ : クレーン船 曳船 東京港