飛島木場の閘門…4
(『飛島木場の閘門…3』のつづき)

●海側ゲートとようやくのご対面。とはいっても人道橋や高架が隣接しているので、全体像を一枚に収めるのは難しそう。巻上機室のガーダーの裏側は、鳥が巣をつくるのを防ぐためでしょう、金網が張られていました。

●もう数歩近寄って、扉体を観察。戸溝が二本あることから、二段式ローラーゲートのようです。やはり海側に面しているとあって、扉体高さは貯木場側のそれより、ぐっと高めてありました。高さは堤防高に揃えているのでしょうね。
少し離れて、堰柱側面を見たところ。高速の桁が、いかに迫っているかわかりますね。こちらも階段下に銘板が掲げてありました。これでズームでたぐった写真を「解読」せずとも、名前や寸法がはっきりするでしょう。入った甲斐があったというものです。

●堤防上から何とか正面も‥‥と頑張ってはみたものの、ううん、これが精一杯。
●右手のごついスイッチボックスにも惹かれますが、何はさておき銘板銘板。
「西部第2区閘門 前扉主ゲート」おお、これで名前が正しかったことと、海側が前扉室であることが確定しました!
純径間は14m。銘板は2枚の扉体を、上下それぞれ分けて掲げられており、上が高さ3m、重さ15t。下が5m、重さ35t。竣工は昭和43年10月、製造は先ほど「解読」したとおり、石川島播磨重工業でした。
(29年5月3日撮影)
(『飛島木場の閘門…5』につづく)

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●海側ゲートとようやくのご対面。とはいっても人道橋や高架が隣接しているので、全体像を一枚に収めるのは難しそう。巻上機室のガーダーの裏側は、鳥が巣をつくるのを防ぐためでしょう、金網が張られていました。


少し離れて、堰柱側面を見たところ。高速の桁が、いかに迫っているかわかりますね。こちらも階段下に銘板が掲げてありました。これでズームでたぐった写真を「解読」せずとも、名前や寸法がはっきりするでしょう。入った甲斐があったというものです。

●堤防上から何とか正面も‥‥と頑張ってはみたものの、ううん、これが精一杯。

「西部第2区閘門 前扉主ゲート」おお、これで名前が正しかったことと、海側が前扉室であることが確定しました!
純径間は14m。銘板は2枚の扉体を、上下それぞれ分けて掲げられており、上が高さ3m、重さ15t。下が5m、重さ35t。竣工は昭和43年10月、製造は先ほど「解読」したとおり、石川島播磨重工業でした。
(29年5月3日撮影)
(『飛島木場の閘門…5』につづく)

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