飛島木場の閘門…2
(『飛島木場の閘門…1』のつづき)
●法面は草ぼうぼうで、歩けるのは護岸の天端のわずかな幅のみ。平均台の要領でじりじり進んで、何とかここまで近づきました。扉体は見えなくなったけれど、今はとにかく銘板を撮りたい一心です。
しかし、近寄って見上げるほどに、褪色や錆が目につき始め、本当に稼働状態にあるのか心配になるほど。周囲がしんと静まり返っていることもあって、少々不安をかきたてられる雰囲気ではありました。
さてカメラを向けると、モニターに写し出された、バイパスゲートのものらしい計器類が気になってきました。銘板を狙う前にまずは小手調べと、こちらを先に撮って見てみたら‥‥。

●手前のグレーのボックスには、「水位計盤(内潮位)」とプレートが貼られ、窓からメーターが顔を出していました。時計のように2本の針があるのは何でしょう、メートルとセンチとか、指針で単位が違うのでしょうか。
右奥に見えるグリーンの計器盤が、バイパスゲートの開度計ですね。水位計盤の向こうに立ちあがっている筒は、ゲートのスピンドルを収めたさやに違いありません。

●ズームを最大近くまで効かせて、堰柱の銘板を撮ってみたら‥‥あらら、残念ながら、判読が難しいくらいのはげちょろげ。その上何やらパイプがかぶさって、肝心なところを隠している始末。
それでもモニターで拡大し、目を凝らして解読(?)を試みると、スペック部分はさておき、「西部第二区閘‥‥」「石川島播(?)‥‥」と、かろうじて判読できました。どうやら閘門の名前は「西部第二区閘門」、製造は石川島播磨重工業のようですね。貯木場も西部第3・西部第4貯木場ですから、この名前には納得できます。

●貯木場側のゲートは、接近もままならずこれ以上如何ともしがたいので、海側のゲートに向かってみることに。いや、どちらが前扉室か後扉室か、何とも区別のしようがないので、このままいかせていただきます。
クルマがビュンビュンゆきかう県道71号線の歩道に出ると、ゲートが高速道路とのすき間から顔をのぞかせていました。これを渡って向こうへ行くのは、ちょっと難しいなあ。不便なところをせっかく訪ねたのだから、どうにかならないものかと、ウロウロしていると‥‥。
●‥‥‥‥歩道のさる場所から、簡単に閘室の横に降りられることが判明。ちなみに何かを破損したり、危険な行為は一切しておりませんええ本当に。
まことに、まことに申しわけございません!
閘門の魅力には抗しきれず‥‥。
(29年5月3日撮影)
(『飛島木場の閘門…3』につづく)

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しかし、近寄って見上げるほどに、褪色や錆が目につき始め、本当に稼働状態にあるのか心配になるほど。周囲がしんと静まり返っていることもあって、少々不安をかきたてられる雰囲気ではありました。
さてカメラを向けると、モニターに写し出された、バイパスゲートのものらしい計器類が気になってきました。銘板を狙う前にまずは小手調べと、こちらを先に撮って見てみたら‥‥。

●手前のグレーのボックスには、「水位計盤(内潮位)」とプレートが貼られ、窓からメーターが顔を出していました。時計のように2本の針があるのは何でしょう、メートルとセンチとか、指針で単位が違うのでしょうか。
右奥に見えるグリーンの計器盤が、バイパスゲートの開度計ですね。水位計盤の向こうに立ちあがっている筒は、ゲートのスピンドルを収めたさやに違いありません。

●ズームを最大近くまで効かせて、堰柱の銘板を撮ってみたら‥‥あらら、残念ながら、判読が難しいくらいのはげちょろげ。その上何やらパイプがかぶさって、肝心なところを隠している始末。
それでもモニターで拡大し、目を凝らして解読(?)を試みると、スペック部分はさておき、「西部第二区閘‥‥」「石川島播(?)‥‥」と、かろうじて判読できました。どうやら閘門の名前は「西部第二区閘門」、製造は石川島播磨重工業のようですね。貯木場も西部第3・西部第4貯木場ですから、この名前には納得できます。

●貯木場側のゲートは、接近もままならずこれ以上如何ともしがたいので、海側のゲートに向かってみることに。いや、どちらが前扉室か後扉室か、何とも区別のしようがないので、このままいかせていただきます。
クルマがビュンビュンゆきかう県道71号線の歩道に出ると、ゲートが高速道路とのすき間から顔をのぞかせていました。これを渡って向こうへ行くのは、ちょっと難しいなあ。不便なところをせっかく訪ねたのだから、どうにかならないものかと、ウロウロしていると‥‥。

まことに、まことに申しわけございません!
閘門の魅力には抗しきれず‥‥。
(29年5月3日撮影)
(『飛島木場の閘門…3』につづく)

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