水路をゆく・第二運河 29年4~6月のご案内

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【ご案内】
水路をゆく・第二運河にようこそ!
モーターボートなのになぜか艪がついている、全長わずか21ft(約6m)の木っ端ブネに乗る道楽船頭は、川や運河をうろつくのが大好き。いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ、閘門・水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ね歩くブログです。東京とその近郊にある可航水路の、自艇航行による全線ご紹介を目指しています。

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ボートオーナーの方へ…当ブログに掲載された水路を航行され、事故を起こされても、管理人は責任を負いかねますので、航行にあたっては、各艇長の責任で安全航行をお願いいたします。

当ブログは、ブログサービス「Doblog」にて作成していた、「水路をゆく」の姉妹ブログとして、20年4月6日に開設、「航行水路メモ」を主な記事にしてまいりましたが、21年2月8日以降、Doblogに障害が発生、更新が不可能になったため、本文記事をこちらで継続することとなりました。
なお、サービス終了に伴い、閉鎖されたDoblog「水路をゆく」に掲載していた記事は、FC2ブログ「水路をゆく 過去ログ」に移設しました。

【更新履歴】
【4月1日更新】タイトルバック画像を更新しました。新砂水門を通航する東京税関監視艇「あさひ」。29年2月19日撮影。

4月16日のさくらしべ降る水路…4

(『4月16日のさくらしべ降る水路…3』のつづき)

204016.jpg水門をくぐって、小名木川西端の桜並木区間に出てみると‥‥。ううん、こちらも日照など条件がよろしいのでしょうか、手前ほど葉桜のパーセンテージが上がっている状態でした。

しぼったスロットルを少し開いて、両岸をきょろきょろと探しながら前進。南にある各河川にくらべて、桜の密度がだいぶ粗いせいか、水面に浮く花びらもあまり見られません。あ、左に見える高橋船着場、元はこの向こう、東にあったのが、橋の西へ移動したんだ。

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‥‥と、高橋北詰に、まだ満開に近い一本を発見! 遠くから、ざあっと花吹雪を舞い散らせているさまが目に入り、急いだものの着く前に風がぱたりと止んで、「あ~あ」とタメ息が漏れはしましたが、一同大いに盛り上がりました。

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高橋をくぐった東側、北岸には、ご覧の浚渫船がスパッドを下ろしていました。なるほど、高橋船着場を移転したのは、この工事のためだったのですね。中川船舶の「61号千羽丸」でした。

204019.jpg目を転じて南岸は、護岸の前に錆色の鋼管矢板が、びっしり打ち込まれていました。

一見した様子からして、一段低めたテラスを造るとか、そういったレベルのものではないようです。護岸のさらなる強化、耐震化といったところでしょうか。これが徐々に東西へ向けて広がってゆくとなれば、繋留船たちにとっては厳しい環境になりそうです。


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さらに進むと、クレーン船を中心に、曳船や台船がひとかたまりにもやった、工事船団が出現。河道の3分の2近くを占める、結構な規模です。

一番外側にいるのが、鋼管矢板を俵積みした台船。その長大なこと、堅固な地盤まで達する深さを実感させるものが。横を通るときは、曳き波で揺らすとゴロンと崩れてきそうで、首をすくめながら最微速にしぼったものでした。
撮影地点のMapion地図

(29年4月16日撮影)

(『4月16日のさくらしべ降る水路…5』につづく)

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タグ : 小名木川 江東内部河川 浚渫船 台船

4月16日のさくらしべ降る水路…3

(『4月16日のさくらしべ降る水路…2』のつづき)

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ちょっと戻って。黒船橋のS字屈曲を曲がり切れば、当然見えてくるのが大島川水門。更新工事もついに竣工、久方ぶりに二径間揃って解放された姿を見ることができました。

工事成ってからくぐるのは、これが初めてです。新装開店後のくぐり初めとまいりましょうか!

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渋めな塗色に、更新前とは正反対の雰囲気でまとめられた、どこか硬派な感じのする巻上機室。もう少し目立つ色を取り入れて、自己主張してもよさそうな気がしますが、これも嫌いではありません。勘亭流もどきのアンドン銘板(?)は、ちょっと笑いを誘うけれど(ごめんね)。

足場で覆われ、角落しで塞がれて、台船がデンともやうあのわさわさした空気にも惹かれますが、静けさを取り戻し、こざっぱりとした表情の水門と向き合うと、やはりホッとさせられます。

204013.jpg光の具合があまりよくないので、表は少し引いて一枚。管理棟(左手)も併せてリニューアルされたのがわかります。扉体の色が‥‥いや、せっかくの竣工後初くぐり、無粋なことはいいっこなし。

これで、26年7月20日以来、通りがかるたびにスナップしてきた、更新工事の進捗観察も終わりと思うと、何やら感慨深いものが。特に親しんできた水門だけに、どこか格別の思いがあったのでしょう。


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204015.jpg水門と別れて隅田川に出たところで、ほぼ正面に望めるのが対岸、新川一丁目あたりの河畔公園。あら、遠目に見たかぎり、こちらはまだあまり散っていないような。

この日は最初から、スカイツリーの櫓下を訪ねてみようと考えていたので、迷わず小名木川へ。新小名木川水門も更新工事中ですが、前回、昨年11月20日とくらべてみると‥‥ううん、パッと見あまり変化がないような。外からはわからないところで、工事はどんどん進んでいるに違いないのでしょうが。
撮影地点のMapion地図

(29年4月16日撮影)

(『4月16日のさくらしべ降る水路…4』につづく)

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タグ : 大横川 隅田川 小名木川 江東内部河川 大島川水門 新小名木川水門

4月16日のさくらしべ降る水路…2

(『4月16日のさくらしべ降る水路…1』のつづき)

204006.jpgで毎度おなじみ、大横川の桜みっちり区間に入ったわけですが‥‥‥‥まあ、さもありなんと申しましょうか。

ともあれ、ちょっと初夏の香りすらする暖かな好天と、澄んだ河水に感謝するばかり。絶好の川走り日和であることには、違いないのですから。ゆるりと新緑を楽しんでまいりましょう。




204007.jpg諸々の好条件が揃ったせいか、透明度はご覧のとおり高レベル。河底が白く透けて見える水面に、点々と花弁がたゆたうさま、いや、まさに春の贅ですわい。

汐浜運河でも触れたように、花筏とはいかないまでも、まばらに浮かんだ花びらが途切れなく、地紋のように続くさま! 川面がピンクに染まる華やかさはなくとも、名残りの佳さといいましょうか、こんな時期もあるんだなあと、改めて惹かれた次第です。

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散ったとはいえ、ここは水面低く枝をさしかけるのが身上の大横川。瑞々しい葉の傘をさしかけた名残の花たちが、舷側近くで迎えてくれました。

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花弁を落としたしべもあらわに、紅色に染まった濃厚な枝ぶりを見上げて。

こうして眺めると、字のごとく「さくらしべ降る」という季語が実感されて、何だかとても新鮮。盛りを逃したとはいえ、馴染みの水路に新たな表情を見せられて、かえってトクをした気分でした。

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おおお、練兵衛橋北詰の一本だけ、満開に近い咲きっぷりですね! ここだけ種類が違うのか、それとも日照や風通しの関係なのか‥‥。
撮影地点のMapion地図

(29年4月16日撮影)

(『4月16日のさくらしべ降る水路…3』につづく)

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タグ : 大横川 江東内部河川

4月16日のさくらしべ降る水路…1

えらく気取ったお題にしてみましたが、半ばは桜の見ごろを逃した悔しさであります。

先週9日は満開のタイミングだったにもかかわらず、雨時々曇りですっかりやる気を削がれ、今週16日も芳しくない予報と、毎日曜日の悪天候にくさっていたところ、どうやら持ち直して出港と相成りました。

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昵懇のM艇長ご一家と一緒に、急上昇する気温で靄にけぶる運河上へ出てみれば‥‥。海洋大のカッターが、新砂水門前で帆走準備をしているシーンに出くわしました。

チャージの指揮の下、漂泊しつつマストを立て、索具を張りときびきび動く艇員の皆さん。南風の強い日だったので、沖に出ればだいぶガブったでしょうが、セイリングにはもってこいだったかもしれません。

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204_003.jpgM艇長は初見の新イグアナクレーン。緑の塗色が、周りの新緑と似合ってよい感じです。さてこの右側、都市計画運河橋梁をくぐった向こう、西岸にある一群の桜はどうでしょう。

ああ、やっぱり‥‥と口をついてしまいますが、ほとんど散って葉桜になる前、残った蘂(しべ)の赤味が目立つ、ちょっと寂しい感じ。でも、どこかに少しは名残り咲き(?)があるかもと、探しつつ微速で進むことに。


204005.jpg汐浜運河に入ると、花筏‥‥とまではいかないものの、一面に花びらが途切れなく浮かんで、見つめていると無限に続く地紋のようです。

この日は水のコンディションも良好で、透明度もそこそこあったため、ときおり跳ねる魚の水音に加え、たゆたう花弁も日ごろに増して風情があり、よいものでした。



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平久川から大横川に入ったところで、同乗ご一同から「あっ、あそこあそこ!」と声が上がりました。汐見橋西詰の角にある一本、まだ花を落としておらず、結構な咲きぶり!

いや、ようやくの感がありましたが、風が吹くごとにざあっと散る花吹雪とともに、破顔して見入ったものです。やはり水路の桜は、好天下でこそと改めて思ったものでした。
撮影地点のMapion地図

(29年4月16日撮影)

(『4月16日のさくらしべ降る水路…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 曙北運河 汐浜運河 大横川 イグアナクレーン