船橋港の水門と水路めぐり…12
(『船橋港の水門と水路めぐり…11』のつづき)

●日の出水門を出てさらに東へ向かい、左に切ったところで京葉線と東関道の橋が見えてきました。船橋の水路探索も、いよいよこれが最終コースです。橋の向こうには、すでに小さく水門が見えていますね。
左手、日の出埠頭の建材岸壁に、青い船体のガット船がもやっているのを一枚。この船も、南房総から砂を運んできたのかしら。

●おお、結構高いなあ、と京葉線のトラスをくぐりざま仰ぐと、向こうの湾岸道路の桁側面に「桁下高13M」と大書きされているのが見えました。本船の通航も考えられているのかな?
くぐった直後、左手に開けたのがマリーナ「船橋ボートパーク」(千葉県HPより)。漁協の管理するマリーナだそう。これだけの桁下高があれば、ヨットの繋留も大丈夫というわけですね。

●思わず目線が吸い寄せられたのが、漁協の建物に描かれたこの壁面画! 追手に帆を上げて快走する和船に、灯明台を描いたもの。人物の大きさや、船首に馬乗立(ミヨシの上に直立する板材)らしい描写がされているあたり、かつて地元で活躍していた、漁舟を描いたのでしょうか。
灯明台は、明治半ばまで現役だった、船橋大神宮の灯明台(船橋市HPより)とみて間違いないでしょう。灯明台というと、子供のころからなじんだ、九段上のそれを真っ先に思い出してしまいます。九段上は慰霊が主で、灯台としての役割は従であるものの、どちらも海岸線から離れた台地上に建てられ、和洋折衷の造りと共通項があって、興味をそそられるものがありました。
話は変わりますが、この水路も海老川の延長部ではあるものの、海神川、本海川の件同様、河川扱いであるかどうかは確認しておりません。分類上、便宜的に海老川のタグをつけさせていただきますが、誤りでしたらご指摘ください。
【撮影地点のMapion地図】
(28年12月31日撮影)
(『船橋港の水門と水路めぐり…13』につづく)

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左手、日の出埠頭の建材岸壁に、青い船体のガット船がもやっているのを一枚。この船も、南房総から砂を運んできたのかしら。


くぐった直後、左手に開けたのがマリーナ「船橋ボートパーク」(千葉県HPより)。漁協の管理するマリーナだそう。これだけの桁下高があれば、ヨットの繋留も大丈夫というわけですね。

●思わず目線が吸い寄せられたのが、漁協の建物に描かれたこの壁面画! 追手に帆を上げて快走する和船に、灯明台を描いたもの。人物の大きさや、船首に馬乗立(ミヨシの上に直立する板材)らしい描写がされているあたり、かつて地元で活躍していた、漁舟を描いたのでしょうか。
灯明台は、明治半ばまで現役だった、船橋大神宮の灯明台(船橋市HPより)とみて間違いないでしょう。灯明台というと、子供のころからなじんだ、九段上のそれを真っ先に思い出してしまいます。九段上は慰霊が主で、灯台としての役割は従であるものの、どちらも海岸線から離れた台地上に建てられ、和洋折衷の造りと共通項があって、興味をそそられるものがありました。
話は変わりますが、この水路も海老川の延長部ではあるものの、海神川、本海川の件同様、河川扱いであるかどうかは確認しておりません。分類上、便宜的に海老川のタグをつけさせていただきますが、誤りでしたらご指摘ください。
【撮影地点のMapion地図】
(28年12月31日撮影)
(『船橋港の水門と水路めぐり…13』につづく)

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