7月10日の水路風景…4
(『7月10日の水路風景…3』のつづき)

●近づいてみて、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の「かいめい」とわかりました。今年の3月に引き渡されたばかりの新鋭船です! 全長100.5m、5,747総t(JAMSTEC・海底広域研究船『かいめい』より)。
海底資源など調査対象は水面下はるか深海底とあって、船尾の作業甲板はクレーン類の洪水といったおもむき。右端に写っている、「双暗車注意」のステンシル表記もシビレます。

●船橋直後のレセスに収まり、鮮やかなオレンジ色がひときわ目を引く装載艇は、ノルウェーはハーディング製の救命艇。
マッコウクジラのようなつるりとした頭を持つ全閉囲型で、スコヤを当てたようなバーチカルステムが、いかにも最新型といった感じがします。平水で何ktくらい出るのかなあ。これが川を走ってきたら、えらく注目を集めるでしょうね。

●船首側から。高い乾舷に、外洋で長期にわたり調査をするフネらしさが感じられ、頼もしい雰囲気。船橋のスタイルも独特で、マスト基部に観測室らしい部屋を重ねているのが、檣楼っぽくてなかなか格好がよろしい。作業甲板を広く取るためか、煙突を左舷側に寄せて配置しているのも面白いですね。
新型船に出会えてすっかり気分がよくなり、舵を切りながら鼻歌も出ようというもの。有明西運河を通って、港内の西側へと向かうことにしました。
【撮影地点のMapion地図】
(28年7月10日撮影)
(『7月10日の水路風景…5』につづく)

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海底資源など調査対象は水面下はるか深海底とあって、船尾の作業甲板はクレーン類の洪水といったおもむき。右端に写っている、「双暗車注意」のステンシル表記もシビレます。

●船橋直後のレセスに収まり、鮮やかなオレンジ色がひときわ目を引く装載艇は、ノルウェーはハーディング製の救命艇。
マッコウクジラのようなつるりとした頭を持つ全閉囲型で、スコヤを当てたようなバーチカルステムが、いかにも最新型といった感じがします。平水で何ktくらい出るのかなあ。これが川を走ってきたら、えらく注目を集めるでしょうね。


新型船に出会えてすっかり気分がよくなり、舵を切りながら鼻歌も出ようというもの。有明西運河を通って、港内の西側へと向かうことにしました。
【撮影地点のMapion地図】
(28年7月10日撮影)
(『7月10日の水路風景…5』につづく)

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