散りぎわのお花見水路…2
(『散りぎわのお花見水路…1』のつづき)
●平久橋に近づいたところで、櫂漕中のカッターが見えてきました。海洋大の艇でしょうか。訓練にお花見のできるコースを選ぶなんて、粋なチャージですね。
平久橋の手前右手の一本、熟してかなり赤味がかっているとはいえ、結構ボリュームがありそう。少し寄せ気味にして、肉薄してみましょうか。

●おお、この密度! 十分イケるレベル。リベット列も凛々しい震災復興橋がバックというのも、一粒で二度おいしい感じがして佳し。橋をくぐった向こうも大いに期待できそうと、胸がふくらみます。

●平久橋の下から見た、変則十字流沿岸の咲き具合は‥‥。よっしゃ! 水面低く枝を伸ばす高密度の桜群、健在なり!
満開は逃したものの、風が吹くたびにはらはらと散る花弁、思った以上に風流で、素敵じゃないですか。これはむしろ、例年味わえなかったシーンが楽しめるかもと、期待はいよいよハトムネ状態であります、はい。

●たわわに咲かせた枝をかすめながら、舵を左に切って東富橋と向き合った瞬間を一枚。カッターは櫂を上げたまま「休め」の状態で、ちょうどチャージがこちらを振り向きました。女性の艇長ですね。
岸沿いを巡っている和船の姿は、ご存知「和船友の会」による、「お江戸深川桜まつり」のアトラクション。これを目にしなければ、水路に春が訪れたと思えないほど、船頭的にはすっかり季節の風物詩、定番の風景であります。
一陣の風がどっと吹きつけ、川面にさざ波が立つと同時に、まるで雪のように散ってゆく花弁! この調子なら、花筏も余裕で拝めそうですね!
【撮影地点のMapion地図】
(28年4月9日撮影)
(『散りぎわのお花見水路…3』につづく)

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平久橋の手前右手の一本、熟してかなり赤味がかっているとはいえ、結構ボリュームがありそう。少し寄せ気味にして、肉薄してみましょうか。

●おお、この密度! 十分イケるレベル。リベット列も凛々しい震災復興橋がバックというのも、一粒で二度おいしい感じがして佳し。橋をくぐった向こうも大いに期待できそうと、胸がふくらみます。


満開は逃したものの、風が吹くたびにはらはらと散る花弁、思った以上に風流で、素敵じゃないですか。これはむしろ、例年味わえなかったシーンが楽しめるかもと、期待はいよいよハトムネ状態であります、はい。

●たわわに咲かせた枝をかすめながら、舵を左に切って東富橋と向き合った瞬間を一枚。カッターは櫂を上げたまま「休め」の状態で、ちょうどチャージがこちらを振り向きました。女性の艇長ですね。
岸沿いを巡っている和船の姿は、ご存知「和船友の会」による、「お江戸深川桜まつり」のアトラクション。これを目にしなければ、水路に春が訪れたと思えないほど、船頭的にはすっかり季節の風物詩、定番の風景であります。
一陣の風がどっと吹きつけ、川面にさざ波が立つと同時に、まるで雪のように散ってゆく花弁! この調子なら、花筏も余裕で拝めそうですね!
【撮影地点のMapion地図】
(28年4月9日撮影)
(『散りぎわのお花見水路…3』につづく)

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