5月3日の西側河川…1

ところがうまくゆかないもので、昼食に入った食堂が混んで出るのがすっかり遅くなり、内部河川に入ったときは、すでに満ちてゆく時間帯に。まあ、できるだけうろつければよしと、汐見運河と平久運河の十字流を右折、第一石油販売に挨拶しながら北上。

●夏日が続いたこともあり、水温も上がったせいか水はだいぶ茶色いのですが、浮流物も少なく、魚影もちらほら見られてまずまずのコンディション。
こげ茶に塗り上げられた浜崎橋の桁もつやつやして、両岸の新緑と素敵なコントラストをなし、なじみの水路とあって心身ともにリラックスしつつ、ゆるゆる前進。

●汐浜運河以南でも名うての低い橋とはいえ、白妙橋をくぐったときのスレスレぶりは、前途の多難さを暗示するものが‥‥。先を急いだ方がよさそうですね。
ところで、最近塗り替えられた、あるいは架け替えられた江東の橋、白妙橋と同じようなこげ茶か、それに近い茶系の塗色が多くありませんか? 上の浜崎橋しかり、復興橋の大栄橋、後で出てきますが、改架ほやほやの三石橋もそう。
リベット組みの古い橋に良く似合うし、今風のフラットな桁橋も引き締まった感じになって、むしろ好ましく思っているくらいなのですが、何か方針でもあるのでしょうか。

●そして平野橋。残っていた足場もすっかり取り払われたことだし、晴れた空の下で改めていいお顔をと一枚。
桁が奥まっているので目立ちませんが、これも濃いグレーでしょうか、暗めの塗色ですよね。両端のコンクリートや化粧板の白さが引き立って、どこか品の良い感じすらします。

つまりそれだけ護岸が近い、すなわち川幅が狭いということに他なりません。河上が静かだということもありますが、この音を耳にすると、いかにも大横川の深部(?)を堪能している感じがして、嬉しくなるのでした。
【撮影地点のMapion地図】
(27年5月3日撮影)
(『5月3日の西側河川…2』につづく)

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