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7月20日の水路風景…6

(『7月20日の水路風景…5』のつづき)

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155042.jpgその後、閘門様を通って水位低下化水域を出て、臨海部の運河地帯を抜け、神田川・日本橋川へ。薄曇りのせいか、おなじみの物件たちもいま一つ浮かぬ表情に見えます。

聖橋も曇り空をバックに、ちょっと重苦しい雰囲気。隣接している巨大足場、だんだんなじんできて、昔からそこにあったような、違和感がなくなってきた気が‥‥。


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日本橋を過ぎ、江戸橋に近づいたあたりで、首都高の間から、独特の塔屋をいただいた懐かしい姿が見えてきました!

あっ、もう完成したのかな?

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155045.jpg建て替えたビルの周囲に、ファサード保存された旧三菱倉庫の外壁! まだ足場が少し残っていますから、完成はもう少し先のようですね(過去の写真は、タグ『三菱倉庫』参照)。壁面と石張り、どちらも美しくリニューアルされ新品同様で、旧倉庫の竣工当時を思わせます。

かつてテルファー(クレーン)が突き出していた部分の壁面も、窓枠などモディファイされてはいるものの、よく復元されていて違和感がありません。これからも永く、物流の拠点だった時代をしのばせてくれるでしょう。
撮影地点のMapion地図

(26年7月20日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 荒川ロックゲート 閘門 神田川 日本橋川 三菱倉庫

7月20日の水路風景…5

(『7月20日の水路風景…4』のつづき)

155021.jpg北十間川、二つ目のお楽しみ(?)は、小原橋撤去後の狭窄区間初通航。つい最近、5月に陸路見に来たばかり(『小原橋跡を訪ねて…1』ほか参照)だっただけに、川面から眺める亀戸線の鉄橋も何やら親しい感じすらして、感慨も深いものが。

さて、ジャングル区間の名残り濃い、小原橋跡を艇上から目前にすると‥‥。やはり、もの足りなさというか、喪失感は相当なものです。

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橋脚の切り株(?)はそのままなので、可航幅が広くなったわけでも何でもないのに、かつてあった緊張感がすっかり失せて、ラクラク通れてしまう感じがして、ならないのでした。

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水面目線から初めて眺めた、小原橋跡の南詰。この位置から見ると、先代橋のものらしい木製橋脚、まさに切り株そのものですね。

ゆがんだ鋼矢板や雑草の繁みがあるので、雑然とした印象を受けますが、水際は土嚢で固められ、テラスの予備工事も写真左、仮橋の下まで進んでいるので、以前にくらべればかなり整理されています。

155024.jpgお次はもちろん、仮橋を初くぐりです。水面の反射に、構造の一本一本が鈍く光って、なかなかしぶい表情。桁下高は、旧橋とあまり変わらない感じでした。A.P.+1.8m前後でしょうか。

近づいてぐっと仰いでみると、おお、チャンネルに角パイプと、既製の形鋼材の洪水といった印象。既製ガーダー「ランドクロス」を使った仮橋などとはまた違った、身近な感じが新鮮でした。

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こういうのを目の当たりにすると、素材と工具さえ揃っていれば、穴をあけてボルトで締めて、自分でも造れそう(イヤイヤ、造れないって)に思えてしまいますよね!
撮影地点のMapion地図

(26年7月20日撮影)

(『7月20日の水路風景…6』につづく)

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タグ : 北十間川 江東内部河川 水位低下化河川 小原橋 橋の裏側

7月20日の水路風景…4

(『7月20日の水路風景…3』のつづき)

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さらに近づいて凝視すると、ユンボが載る桟橋上の足場前には、どうやら小型の台船が二杯、うち一つはやはりユンボ搭載型の、超小型浚渫船(?)らしいことがわかりました。

イヤ、肝心なのはそこでなく、通れるかどうか‥‥。う~ん、何とかイケるでしょうと判断し、スロットルをコツンと倒して、ふたたび最微速で前へ。

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‥‥せまい。本当に狭い。

思い出してみると、「2月18日の内部河川…8」ではスキ間が狭すぎて、無念の撤退を余儀なくされ、「変わりゆく北十間川…4」のときも、台船との間をすり抜けたりと、北十間川では懲りもせずに、似たような目に遭い続けているなあ。ええ‥‥、テラス延伸工事たけなわの狭水路に、しつこく遊びに来るからですね。すみません。

155018.jpg足場があり、台船がもやうということは、ここが工事区間の最前線、トンネルでいえば切羽というわけですね。

忙しく舵を操りながらも、上写真の右手に見える、旧来の護岸の断面に目を奪われたり、台船の間に挟まっていた縄定さんの小型曳船(右写真、『5月12日の川景色』で出会ったのと同じ船)をチラ見したりと、惹かれるディテールがてんこ盛り。横付けして、ゆっくり堪能したくなるくらいでした。

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155020.jpg余裕はどのくらいだったでしょう、左右それぞれ1mを切っていることは確か。緊張しつつも、なかなか体験できない面白さに、息をつめながら軽くコーフン。

脱出してホッとすれば、そこはもう北十間川の東端区間。イイ感じのカーブに加えて、旧来の鋼矢板護岸という、今や急速に失われつつあるロケーションが楽しめる狭水路! 曇り空なのがちょっと残念でしたが、錆色をバックに背を競う、夏草の緑濃い両岸、やはりよいものです。
撮影地点のMapion地図

(26年7月20日撮影)

(『7月20日の水路風景…5』につづく)

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タグ : 北十間川 江東内部河川 水位低下化河川 台船 曳船

7月20日の水路風景…3

(『7月20日の水路風景…2』のつづき)

155011.jpg扇橋閘門から水位低下化区間に入り、引き続きテラス工事たけなわな横十間川を北上。そういえば珍しいことに、閘門で写真を取らなかったな‥‥。

写真左側は、護岸の化粧ブロックまで施工済みですが、右側は砕石を積み上げたスタイル。一瞬、工事の途中かと思ったのですが、見たところブロックと砕石を交互に配して、水際に変化を持たせたようにも見えます。一段高いところにある、旧来のテラスや、高いままの堤防の天端はどうするのでしょうね。

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スカイツリーもチラリと顔を出す、栗原橋もお化粧直しのよう。テラスの進捗に合わせて、橋もきれいになりそうですね。小鳥の格好の隠れ家であり、時にはヘビまで出現した、放置感の横溢する草深い鋼矢板の水辺とも、もうすぐお別れです。

155013.jpgおっと、また雲が多くなってきたな‥‥。降られないよう脳内でお祈りしながら、丁字流を右に折れて北十間川へ。柳島歩道橋を過ぎたところで、振り返ってスカイツリーを一枚。おや、歩道橋もお色直しですね。

北十間川に入ってから、楽しい(というと、語弊があるかもしれませんが)ことが二つありました。東へ進んでゆくと‥‥。


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福神橋を過ぎたあたり、テラスや壁面の花壇がすっかり形をととのえて、竣工も間近といった感じに。興味深かったのは、テラスの幅が左右均等でなく、緩やかにカーブを描いて幅に変化を持たせ、わざと屈曲河道になるようなデザインが採られていたこと。

なるほど‥‥。しかし、左側のテラスは、ちょっと狭くなってしまいますね。人が入れるようにはするのかな?

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間もなく、左側にスロープが見えてきたので、こちらもテラスとして機能するであろうことが判明。いや、そんなことより、前方に障害物らしきものが!

重機と足場みたいなものが見え、どうやら河道内にも台船がもやっている模様。すり抜けられるすき間があればいいのですけれど‥‥。いったんニュートラルにしてしばらく様子をうかがい、とにかく近づいてみようと、最微速前進。
撮影地点のMapion地図

(26年7月20日撮影)

(『7月20日の水路風景…4』につづく)

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タグ : 江東内部河川 水位低下化河川 横十間川 北十間川

7月20日の水路風景…2

(『7月20日の水路風景…1』のつづき)

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155007.jpg小名木川に入ると、新小名木川水門の管理橋に、横断幕が掲げられているのが目に入りました。「この先 堅川工事中のため通り抜けできません 通航止め期間:平成26年5月~平成27年1月頃」。さらに進んで、大横川との十字流北側にも、同様の掲示が。

帰宅後に検索してみると、PDF「竪川護岸建設工事に伴う竪川通航止めのお知らせ」(東京都江東治水事務所)がヒット。区間は堅川の西半分、一之橋~西堅川橋間だそうで、護岸工事ということは、いよいよこちらもテラス化を始めるのでしょうか。

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十字流を右折して、大横川に入りました。茂森橋をくぐれずとも、見るだけでも、とのご要望にお応えして、ギリギリのすり抜けをノリノリ(!)で繰り返しつつの南下。

三国橋の架け替え工事現場(『三石橋の撤去工事…2』参照)、旧橋脚、橋台とも跡形もなく取り去られ、新橋台が白いコンクリートの肌を輝かせて、すでに完成していました。旧橋撤去から1年あまり、早いものです‥‥。

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155010.jpg最微速で手に汗握るすり抜けを終えた後の、茂森橋との邂逅はまた格別であります! くぐれないことはいうまでもありませんが、元気な姿を目にするだけでも、ココロ安らぐ上流側からの風貌。

いや~しかし、このときの大栄橋の低さったら、リベットの出っ張りがうらめしくなる(?)レベルだったなあ‥‥。しかも潮位は上昇に向かっている時間帯だったので、閉じ込められたらことと、横っ跳びに回頭・脱出したものでした。
撮影地点のMapion地図

(26年7月20日撮影)

(『7月20日の水路風景…3』につづく)

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タグ : 小名木川 大横川 江東内部河川 新小名木川水門 茂森橋 最低橋