汐浜運河の浚渫船団

汐浜運河を西航していたら、こじんまりとした小型の浚渫船団が錨泊しているのを発見、物珍しさから近づいてみました。
手前に、スパッドを高々と上げ、曳船を横抱きでもやった浚渫船、奥には長々とパイプが続き、さらった泥土を土運船に積み替える台船もいるようです。

●ポンプ式浚渫船のカッターを近くで眺めるのは、これが初めてかも。特撮に出てくる兵器のような、禍々しくも頼もしいその姿、力強くどこまでも掘り進んでくれそうに錯覚してしまいます。

●今回気になったのは、むしろこちらの曳船、いや、揚錨船というべきでしょうか。両舷に、後付け感ありありの大きなバルジを抱え込んでいる!
揚錨船の機能を追加するに当たり、浮力が足りなくなったので取り付けたとか、来歴をあれこれ想像してしまいますよね!


少し西、洲崎南水門の近くまで進むと、もう一隻の「バルジ付き揚錨船」が! う~ん、こちらの方が大型で、後付け感もさらに露骨(?)だなあ‥‥まるで、FRP和船を横抱きしているように見えます。ちなみに船名は「あさぎり」でした。
【撮影地点のMapion地図】
(26年3月23日撮影)
(『3月23日の水路風景…1』につづく)

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