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3月16日の川景色…4

(『3月16日の川景色…3』のつづき)

148031.jpg近づいてみると、グラブ式浚渫船に土運船、曳船も横付けして、どう見ても浚渫船団。荒川、旧江戸川の両河口にはさまれている水域とあれば、こうしてメンテナンスをしていないと、浅くなってしまうのでしょう。

葛西臨海公園の船着場前を通ると、便数が少なく、めったにこちらでは出会えない、水辺ラインの水上バス「さくら」がお客さん待ちでした。最近は舷側に、広告を貼りつけるようになったのですね。

「対空標識」(『水辺ライン初乗り…4』参照)も広告になっていたら、橋を渡る人からよく見えて効果絶大だと思われますが、ここからは確かめようがありません。
撮影地点のMapion地図

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148034.jpg東渚の北側にも、同様の浚渫船団がもうひと組。折から強まってきた風に、アンカーロープをピンと張り、クレーンのワイヤーをぴゅうぴゅうと鳴らせて、どこかさびしげな表情です。

澪筋の反対側には、おっと、「潜水作業中」の看板を掲げた作業船が。そろそろ歩きをさらにしぼって、ぬき足、さし足。


148035.jpgその東側にはさらに、ダメ押しのようにもうひと組の船団が。こちらのみ、ユンボ搭載の小型でした。浅水域専用といったところでしょうか。

しかし、橋の補修から浚渫に至るまで、水路の工事現場をいくつ通ったでしょうか。「東京の川は普請だらけ」と題しても、決して大げさには感じられない、ここしばらくの水路散歩であります。


(26年3月16日撮影)

(『3月16日の川景色…5』につづく)

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タグ : 水上バス浚渫船曳船