草林樋門を訪ねて…2
(『草林樋門を訪ねて…1』のつづき)

●集落に入り、堤防と樋門が近づいてきました。対岸のお家は、手入れの行きとどいた高い生垣で囲まれ、その前の護岸には農舟らしい舟も二隻もやわれて、なかなかいい雰囲気。
樋門の裏(北)側を、側道の管理橋から見てみましょう。写真右手の道路は、利根川に沿って伸びる堤防道で、信号が少ないこともあり、クルマがひっきりなしに飛ばしてきます。

●樋門をのぞき込んでみると、コンクリート製ながら、ポータル上部がわざわざ山型に造られているあたり、思ったより古そうな感じ。銘板には、「竣功 昭和二十九年三月三十一日」。やはり!
両側壁には、繋留のためのチェーンが渡されていることから、通船の役割もあることがわかって、嬉しくなりました。角落しの戸溝は切ってありますが、閘門の機能をかつて有していたのかは、残念ながらわかりません。
●管理橋の上から北側、与田浦方を眺めたところ。空あくまで青く、エンマの水は折からの風に、縮緬じわのようなさざ波を立てて、水郷風景に彩りを添えてくれます。
エンマをはさむ微高地の集落! かつて、交通の要衝であったことが想像される、のどかで美しい川景色! しみじみ、来てよかったと思ったものでした。
【撮影地点のMapion地図】
(26年1月2日撮影)
(『草林樋門を訪ねて…3』につづく)

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樋門の裏(北)側を、側道の管理橋から見てみましょう。写真右手の道路は、利根川に沿って伸びる堤防道で、信号が少ないこともあり、クルマがひっきりなしに飛ばしてきます。


両側壁には、繋留のためのチェーンが渡されていることから、通船の役割もあることがわかって、嬉しくなりました。角落しの戸溝は切ってありますが、閘門の機能をかつて有していたのかは、残念ながらわかりません。

エンマをはさむ微高地の集落! かつて、交通の要衝であったことが想像される、のどかで美しい川景色! しみじみ、来てよかったと思ったものでした。
【撮影地点のMapion地図】
(26年1月2日撮影)
(『草林樋門を訪ねて…3』につづく)

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