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5月16日の水路風景…2

(『5月16日の水路風景…1』のつづき)

125046.jpg汐見運河との丁字流にさしかかるあたりで、イグアナクレーンが定位置にいないのに気づきました。コレハ! と期待に胸をふくらませていると、ラッキーなことに曳船とバージが接岸中!

作業員の方の姿も見えて、荷役の真っ最中であることは一目瞭然。いや~、さすが平日の朝一番、希少なイグアナ君の稼働中の姿に、ふたたびあいまみえることができるなんて!


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勇んで近づいてみると、ちょうどレールを1本、揚げた直後のようで、トロリーがバージの上まで前進しつつあるところでした。

作業のお邪魔をしてはいけませんから、心ははやっていても艇は最微速、引き波を立てないようにゆっくりと接近しつつ拝見します。

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トロリーのフックが、スルスルとホールドの中に下がってゆく…。姿は見えませんが、船内にも玉がけの作業員の方が待機しているのでしょう。

すでに陸揚げされたレールの上には、4人の作業員の方が配置されており、スピーカーで緊張感のあるやりとりをしながら、クレーンのオペレーターと呼吸を合わせ、作業を進めていました。

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レールが釣り上げられて、ほとんど揺れることなく、定位置にスッ、という感じで降ろされると、皆さん慣れた手つきで位置の微調整をして、フックを外すまで、流れるような手際の良さ。お見事です!

今までも何度か、クレーンが定位置から移動していたり、バージが接岸しているところには出くわしてはいますが、いずれも作業の合間でした。実際にレールを荷揚げしている最中に、一連の作業を拝見できたのは、これが初めてなのです。いや~、ありがとうございました!

125050.jpg最後に、静かにたたずむ運河の給油所・第一石油販売の姿を。

シンボル的存在だった背後の油槽も巨大マンションに変わり、周囲の雰囲気が一変したものの、ゴムフェンダーをめぐらした鋼製ポンツン桟橋の、質実剛健な魅力は健在です。今回も失礼してしまいましたが、一度接岸してお話をうかがいたいものです…。
撮影地点のMapion地図

(25年5月16日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 汐見運河平久運河イグアナクレーン第一石油販売