5月14日の水路風景…1

朝の赤味がかかった陽光に輝く、東雲橋をくぐって東雲運河を南下。橋脚は耐震補強が成り、桁も塗り替えられたのかさっぱりした感じ。港湾部の古い鋼桁橋は、方々で架け替えが相次いでいるのですが、これなら当分は大丈夫そうですね。

●誰もいないのをいいことに、東雲運河を全速力ですっ飛ばしていると、前方に対向船を発見、スロットルをしぼって反航。船名は「あおぞら」、通船でしょうか。白い船体や甲板室に、エンジの甲板色がよく映えた、きれいな艇でした。

練習艦かしま以下の3隻が、うっすら靄のかかる中、朝日を浴びてたたずむ姿が爽やかで格好よく、以前何度か見かけたときとは、また違った魅力を感じたものでした。

●左舷に2隻ある装載艇のうち、将官艇(でしたっけ?)のスマートさに惹かれてアップで。磨きあげられた紺色の船体、流れるようなラインに惚れ惚れ。世界を股にかけて周航する艦だけあって、装載艇一つにも格の違いが感じられます。

後甲板のオーニング、右手に見える太い枠が、レールの上を左から右へ移動するにつれて、蛇腹のように順次繰り出される仕組みになっているのですね。
(25年5月14日撮影)
(『5月14日の水路風景…2』につづく)

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