6月23日のフネブネ
(『行徳可動堰の改修…2』のつづき)
●6月23日、旧江戸川の道々で出会った、フネブネのスナップを。まずは新中川との合流点近く、三共油化の桟橋に変わらぬ姿を休める、第十一長榮丸。
毎度のことながら、通るのはほとんど休日のため、喫水の上がった繋留中の姿しか見たことがありません。油槽船らしくずっしり沈んだ満載状態で、旧江戸川を悠然と遡上するところも、いつか出会ってみたいものです。
●今井橋上流にある川のマリーナ、ジー・マリンの岸壁に、これは珍しい、小型水上バスタイプの客船が。
甲板室後部に「勝どき」の文字が見えるところからすると、都内に母港のある船ですよね。築地川あたりにもやっていたのかしら…。こちらのマリーナは、多彩な貸切艇を保有しておられるので、もしかすると、新たなチャーターボートとして、改装待ちなのかもしれません。

●今回、もっとも意識を吸い寄せられた、「珍船」というべき船がこれ! 藤代繁造船所にもやっていた曳船、船名は「第二うつみ」。
操舵室の基部が昇降式で、押し船として使うときは、視界を確保できるよう、伸びあがる構造になっているのは理解できたのですが…。泣かせるのが、いかにも「伸びたり縮んだりできるよ!」といわんばかりに、パンタグラフ様のフレーム(?)が見えていること!
この操舵室、出入りするときは、いちいち下まで降ろさないといけなそうですね。伸縮式のステップを付けておけばいいのにと、いらぬ心配をしてしまいます。低い橋なんかにソーッと近づいておいてから、おもむろに操舵室だけウィ~ンと飛びださせ、歩行者を驚かせてみたい…などと、あらぬ方向に妄想が及びましただ!
●「第二うつみ」の前には、ハルナンバー「視16」、湾岸署の警備艇「はくちょう」のおなじみの姿も。
最近は警備艇も、保安庁船艇なみに船体色を白くする傾向があるようですが、こちらはまだグレーのまま。白いのも悪くないですが、灰色系の方が引き締まった感じで、個人的には好きです。
●最後は、上架した我が艇の腹をのぞき込んで一枚。およそ一年ぶりに見る喫水線下は、思ったより貝や藻類の付着が少なく、意外ときれいでした。
汽水に近い水質のおかげか、それとも船底塗料の効果によるものか…。いや、もやいの端なんかをうっかり水につけてしまうと、一月もたたないうちに、真っ黒なイガイ(カラスガイ?)がボール状に付着するので、水質ではないですね。
(25年6月23日撮影)
(この項おわり)

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毎度のことながら、通るのはほとんど休日のため、喫水の上がった繋留中の姿しか見たことがありません。油槽船らしくずっしり沈んだ満載状態で、旧江戸川を悠然と遡上するところも、いつか出会ってみたいものです。

甲板室後部に「勝どき」の文字が見えるところからすると、都内に母港のある船ですよね。築地川あたりにもやっていたのかしら…。こちらのマリーナは、多彩な貸切艇を保有しておられるので、もしかすると、新たなチャーターボートとして、改装待ちなのかもしれません。

●今回、もっとも意識を吸い寄せられた、「珍船」というべき船がこれ! 藤代繁造船所にもやっていた曳船、船名は「第二うつみ」。
操舵室の基部が昇降式で、押し船として使うときは、視界を確保できるよう、伸びあがる構造になっているのは理解できたのですが…。泣かせるのが、いかにも「伸びたり縮んだりできるよ!」といわんばかりに、パンタグラフ様のフレーム(?)が見えていること!
この操舵室、出入りするときは、いちいち下まで降ろさないといけなそうですね。伸縮式のステップを付けておけばいいのにと、いらぬ心配をしてしまいます。低い橋なんかにソーッと近づいておいてから、おもむろに操舵室だけウィ~ンと飛びださせ、歩行者を驚かせてみたい…などと、あらぬ方向に妄想が及びましただ!

最近は警備艇も、保安庁船艇なみに船体色を白くする傾向があるようですが、こちらはまだグレーのまま。白いのも悪くないですが、灰色系の方が引き締まった感じで、個人的には好きです。

汽水に近い水質のおかげか、それとも船底塗料の効果によるものか…。いや、もやいの端なんかをうっかり水につけてしまうと、一月もたたないうちに、真っ黒なイガイ(カラスガイ?)がボール状に付着するので、水質ではないですね。
(25年6月23日撮影)
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