●6月23日は、恒例の入渠整備に向かうため出港、旧江戸川を遡上し、毎度おなじみ江戸川水閘門前に到着。右手、河川事務所の通信鉄塔から、5径間の水門、そして大好きな閘門を望み、おかわりなくて何よりと彼らの健勝をことほぐおっさん一名。
近づくとタイミングよく、下流側のゲートが水滴をしたたらせつつ開いて、閘室から4隻のPWC艇隊が、爆音とともに元気よく飛び出してきました。

●この日は望月の大潮で、芝浦の推算潮位によれば、最低は10時45分でA.P.-2cm。入閘時刻は10時30分でしたから、最低潮位にごく近いときに到着できたという、閘門好きにとっては実にラッキーな状況です!
閘室の側壁も、黒々と濡れた肌を光らせて、水位差があることを見せつけているよう(…と感じているのは自分だけ)。水位差の少ない江戸川閘門でも、今日は1mくらい余裕で上がるでしょう。

●先に入った1隻のPWCと、ときおり前進、後進と軽くけとばしつつ、位置を塩梅しながら注水を待ちます。あれ、右手に何か、アングル材のようなもので造った枠が設けられて、周りはオレンジ色のフェンスで保護されていますね。そういえば、同じものが下流側ゲートの右側にもありました。新しく設けられた、水位観測機器でしょうか。
下流側の扉体が閉まって、注水が始まりました。あっ、注水前に、魚探のモニターを撮っておくのを忘れてた! 水位差を数字で実感してみるのも、閘門遊び(?)のキモの一つ、遅ればせながら、記録しておかなくては。
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撮影地点のMapion地図】
(25年6月23日撮影)(『6月23日の江戸川閘門…2』につづく)
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