2月10日の綾瀬川下流部…4
(『2月10日の綾瀬川下流部…3』のつづき)
●綾瀬川下流部随一の古典橋梁、京成本線のトラスをくぐろうとすると、折りよく電車が通過。細身の構造を持つトラスって、車輌の下回りまで眺められるので、カメラを向けていて楽しくなります。
このトラス、長さと天地の比が自分的にはしっくりと来て、魅力的に映る橋でもあります。淀川の赤川鉄橋のトラス(『水上バスで淀川遡上…5』参照)に、近い雰囲気を感じますね。

●このままもう少し遡上して、綾瀬川の最低橋・綾瀬新橋(『綾瀬川再訪…4』参照)にも挨拶しておきたかったのですが、干潮がイイ塩梅になってきたこともあり、むしろ元祖の方を訪ねておきたくなって、おなじみ綾瀬水門をくぐって脱出することに。
●ここはご存じのとおり、流れが荒川に向っているところ。同じ背割堤で区切られながら、中川水門とは逆なのが面白いところです。
径間中央に狙いを定めて進入すると、スーッ、と艇が持ってゆかれる感じがして、緊張しながらも楽しめる区間。綾瀬水門、耐震補強後もあまり外観に変化はないようで(『綾瀬水門は閉鎖中』参照)、どこかホッとしたような表情に見えました。
●荒川をはすに横切って、対岸の隅田水門をくぐり、旧綾瀬川に入った直後のスナップ。水門に隣接した、東武線の橋が珍しくきれいに収まりました。
ここも流れがちょっと複雑なところで、しかも見通しが悪いとあって、実はあまり気持ちに余裕のないところ…。左手は舵、右手はホーンボタンにかかって、長声を鳴らしつつ通航するのですから、なおさらです。

●旧綾瀬川に入ってしばらくすると、後ろからポーッ、と長声が。振り返ったら、水門をくぐった艇が一隻、姿を現わしました。あっ、あの艇は…。隅田川に出て、待ち構えるとしましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(25年2月10日撮影)
(『2月10日の隅田川…1』につづく)

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このトラス、長さと天地の比が自分的にはしっくりと来て、魅力的に映る橋でもあります。淀川の赤川鉄橋のトラス(『水上バスで淀川遡上…5』参照)に、近い雰囲気を感じますね。

●このままもう少し遡上して、綾瀬川の最低橋・綾瀬新橋(『綾瀬川再訪…4』参照)にも挨拶しておきたかったのですが、干潮がイイ塩梅になってきたこともあり、むしろ元祖の方を訪ねておきたくなって、おなじみ綾瀬水門をくぐって脱出することに。

径間中央に狙いを定めて進入すると、スーッ、と艇が持ってゆかれる感じがして、緊張しながらも楽しめる区間。綾瀬水門、耐震補強後もあまり外観に変化はないようで(『綾瀬水門は閉鎖中』参照)、どこかホッとしたような表情に見えました。

ここも流れがちょっと複雑なところで、しかも見通しが悪いとあって、実はあまり気持ちに余裕のないところ…。左手は舵、右手はホーンボタンにかかって、長声を鳴らしつつ通航するのですから、なおさらです。

●旧綾瀬川に入ってしばらくすると、後ろからポーッ、と長声が。振り返ったら、水門をくぐった艇が一隻、姿を現わしました。あっ、あの艇は…。隅田川に出て、待ち構えるとしましょう。
【撮影地点のMapion地図】
(25年2月10日撮影)
(『2月10日の隅田川…1』につづく)

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