ゲートブリッジの開通した日…5
(『ゲートブリッジの開通した日…4』のつづき)
●前後しますが、鉄鋼埠頭の南端部、かつてゲートブリッジの中防側下部トラスが組み立てられたあたりまで、ご覧のクレーン君が出張ってきていたので、冬空を背景に一枚。
そう大きくない引込み式クレーンですが、バックが抜けるような青空のせいか、より堂々として見えます。
●接岸している本船の中でも、特に惹かれたのがこれ。船名は「こうゆう丸」とあります。直線的な舷側のラインに、グリーンの塗装も素敵でしたが、船橋(下写真)の造作が珍しく、しげしげ見入ってしまいました。
ホールドの全長を稼ぎながら、船橋構造物の容積も確保できるという、一石二鳥の効果を狙ったようですね。蛇腹状に折りたたんだハッチをガードするという、副次的な効用もあるでしょう。その上見た目もスマートですから、乗組みの方も鼻が高いのではないでしょうか。

●おなじみ橋梁過密水路・有明西運河に入り、東京港の西側へ。
この日は他艇と行き会いませんでしたが、もろに向かい風とあってまあ寒いこと。目の周りしか露出していないにもかかわらず、寒風は容赦なく侵入し、肌に突き刺さってきます。

●有明西運河北端には、レインボーブリッジのアプローチである桁橋区間が渡っていますが、ここ、くぐるときによ~く見てみてください。曲がった桁の真ん中あたりに、「桁下高24.6m」と書き込まれているのがわかりますね。
何分、橋の規模にくらべて字が小さいので、気をつけていないと見落としてしまいそうではあります。ここはすぐ西側の岸壁に保安庁船艇が接岸する、曲がりなりにも本船航路(!)ですので、このような注記が必要と見られたのでしょう。
【撮影地点のMapion地図】
(24年2月12日撮影)
(『ゲートブリッジの開通した日…6』につづく)

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そう大きくない引込み式クレーンですが、バックが抜けるような青空のせいか、より堂々として見えます。

ホールドの全長を稼ぎながら、船橋構造物の容積も確保できるという、一石二鳥の効果を狙ったようですね。蛇腹状に折りたたんだハッチをガードするという、副次的な効用もあるでしょう。その上見た目もスマートですから、乗組みの方も鼻が高いのではないでしょうか。


この日は他艇と行き会いませんでしたが、もろに向かい風とあってまあ寒いこと。目の周りしか露出していないにもかかわらず、寒風は容赦なく侵入し、肌に突き刺さってきます。

●有明西運河北端には、レインボーブリッジのアプローチである桁橋区間が渡っていますが、ここ、くぐるときによ~く見てみてください。曲がった桁の真ん中あたりに、「桁下高24.6m」と書き込まれているのがわかりますね。
何分、橋の規模にくらべて字が小さいので、気をつけていないと見落としてしまいそうではあります。ここはすぐ西側の岸壁に保安庁船艇が接岸する、曲がりなりにも本船航路(!)ですので、このような注記が必要と見られたのでしょう。
【撮影地点のMapion地図】
(24年2月12日撮影)
(『ゲートブリッジの開通した日…6』につづく)

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