鯛の浦遊覧船…1
(『東京湾フェリーとフネブネ…5』のつづき)
●フェリーはさしたる衝撃もなく、金谷港に接岸。スターンのドアが開く瞬間が、また何ともいえず楽しいんですよね。上陸作戦で浜にビーチングしたLST(揚陸艦、今は旧海軍流に『輸送艦』と呼ぶようですが)の車輌甲板から、出撃する戦車になった気分。
下船したところで、ちょうどお昼どきになったので、フェリーターミナルで美味しい天丼の昼食をいただき、さて、次の目的地へ。
●ううむ、こういうトンネルを前にすると、右手から旧道のニオイがプンプンしてくる気がして、ちょっとのぞいてみたくなる! 「山さ行がねが」の読み過ぎかしら。
山また山、トンネルまたトンネルの、いかにも南房総らしい道をドライブして、ゆく先は…。

●県道34号線をひた走り、房総半島の反対側、鴨川市は内浦湾に面した小湊にある、鯛の浦遊覧船の乗り場にやって来ました。
このご時世とあって、地生えの遊覧船はどこも厳しいと聞いていますが、ここ鯛の浦は日中の通年運航を維持しており、初日の出にも船を出すなどイベントにも熱心で、地元が一丸となって盛り上げているさまに惹かれるものがあり、河川航路ならずとも乗っておきたいと思ったのです。
【撮影地点のMapion地図】
●出札口できいてみると、船は沖に出ているとのことなので、次の便が来るまで、併設の展示館を見学することにしました。
乗り場のすぐ近くに「誕生寺」というお寺さんがあることでもわかるように、ここ小湊は日蓮聖人の生誕地であり、鯛の餌付けや保護も日蓮さんに始まるのだとか。このあたり、恥ずかしながら全く知らなかったので、興味深く拝見しました。詳しくは、鯛の浦遊覧船のサイトをご覧ください。

●日蓮さんの故事にまつわる鯛の浦の歴史から、鯛の種類や生態に至るまで、パネルや映像でやさしく説明されており、勉強になります。まあ、写真の船具や機付き漁船、かつての遊覧船の模型が展示された一角に、ひゅっと吸い寄せられてしまうのは致し方のないところ。
外洋に面した地勢のせいでしょうか、漁船で使う艪も長大でがっしりしており、内湾や川舟のそれとはおもむきが異なります。これを一人で漕いだのかなあ…。
(23年6月6日撮影)
(『鯛の浦遊覧船…2』につづく)

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下船したところで、ちょうどお昼どきになったので、フェリーターミナルで美味しい天丼の昼食をいただき、さて、次の目的地へ。

山また山、トンネルまたトンネルの、いかにも南房総らしい道をドライブして、ゆく先は…。

●県道34号線をひた走り、房総半島の反対側、鴨川市は内浦湾に面した小湊にある、鯛の浦遊覧船の乗り場にやって来ました。
このご時世とあって、地生えの遊覧船はどこも厳しいと聞いていますが、ここ鯛の浦は日中の通年運航を維持しており、初日の出にも船を出すなどイベントにも熱心で、地元が一丸となって盛り上げているさまに惹かれるものがあり、河川航路ならずとも乗っておきたいと思ったのです。
【撮影地点のMapion地図】

乗り場のすぐ近くに「誕生寺」というお寺さんがあることでもわかるように、ここ小湊は日蓮聖人の生誕地であり、鯛の餌付けや保護も日蓮さんに始まるのだとか。このあたり、恥ずかしながら全く知らなかったので、興味深く拝見しました。詳しくは、鯛の浦遊覧船のサイトをご覧ください。

●日蓮さんの故事にまつわる鯛の浦の歴史から、鯛の種類や生態に至るまで、パネルや映像でやさしく説明されており、勉強になります。まあ、写真の船具や機付き漁船、かつての遊覧船の模型が展示された一角に、ひゅっと吸い寄せられてしまうのは致し方のないところ。
外洋に面した地勢のせいでしょうか、漁船で使う艪も長大でがっしりしており、内湾や川舟のそれとはおもむきが異なります。これを一人で漕いだのかなあ…。
(23年6月6日撮影)
(『鯛の浦遊覧船…2』につづく)

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