東京湾フェリーとフネブネ…5
(『東京湾フェリーとフネブネ…4』のつづき)

●「あこがれ」を見送ってしばらくたったところで、東海汽船のジェットフォイル「セブンアイランド夢」が! 白い水煙を上げて、堂々のフォイルボーン、いやもう大迫力!
ジェットフォイルの航海速度は、実に43kt(約80km)。う~ん、40ktオーバーで走る船の姿を見たのは、これが初めてかも。港内では何度か出くわしていますが、もう少し遅かったように感じられましたから。

●あっという間に湾奥へ消えてゆく「セブンアイランド夢」の航跡が、フェリーの舷側から眺められたときの感動ったらありませんでした。白く泡を含んだ二本の線が、くっきりと海上に残って水平線まで続くさま…。初めて目にする、ジェットフォイルならではのウェーキ。
後ろを振りかえると、互いの航跡で海上にクロスが描かれたところでした。艇はすでにはるか遠くへ去ってしまったのに、まるで潮目のように、いつまでも残っているのが不思議で、面白く思えたものです。
●まさに「緑したたる」という言葉がしっくりきそうな、海沿いの低い山並みが迫ってくると、金谷入港も間もなくです。
水際に岩場が伸びる山懐に、全艇陸置のマリーナが見えました。金谷マリーナですね。南に開けた場所にあるので、風があるときの入出港は技術を要しそうではあります。
●入港直前に、フェリー乗り場のすぐ北にある岸壁(Mapion地図)で見た船も、やはりガット船。ちょうどダンプが荷台を傾けて、ホールドに積み込みを行っている最中でした。
そういえば、砂町運河に入ってくる建材輸送の本船も、千葉県産の砂を運んでいたような…。五大力の昔から、湾内から川に至る舟運は千葉と縁が深いようですね。
穏やかな海況に恵まれて、活躍するフネブネの姿と、美しい東京湾の風景を堪能することができました。また機会があったら乗ってみたいものです。
(23年6月6日撮影)
(『鯛の浦遊覧船…1』につづく)

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●「あこがれ」を見送ってしばらくたったところで、東海汽船のジェットフォイル「セブンアイランド夢」が! 白い水煙を上げて、堂々のフォイルボーン、いやもう大迫力!
ジェットフォイルの航海速度は、実に43kt(約80km)。う~ん、40ktオーバーで走る船の姿を見たのは、これが初めてかも。港内では何度か出くわしていますが、もう少し遅かったように感じられましたから。


後ろを振りかえると、互いの航跡で海上にクロスが描かれたところでした。艇はすでにはるか遠くへ去ってしまったのに、まるで潮目のように、いつまでも残っているのが不思議で、面白く思えたものです。

水際に岩場が伸びる山懐に、全艇陸置のマリーナが見えました。金谷マリーナですね。南に開けた場所にあるので、風があるときの入出港は技術を要しそうではあります。

そういえば、砂町運河に入ってくる建材輸送の本船も、千葉県産の砂を運んでいたような…。五大力の昔から、湾内から川に至る舟運は千葉と縁が深いようですね。
穏やかな海況に恵まれて、活躍するフネブネの姿と、美しい東京湾の風景を堪能することができました。また機会があったら乗ってみたいものです。
(23年6月6日撮影)
(『鯛の浦遊覧船…1』につづく)

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