クレーン船「33号千羽丸」
(『閘門様で遊ぶ?』のつづき)

●一つ忘れていたので、記事を一本追記します。
●時間が押してきたということもあり、閘門様を辞し、葛西橋を過ぎたあたり(この上流は繋留船があるから)で行き会い船のないことを確認してから、ぐぐっと増速。
ボートサービスのI社長のアドバイス、「たまには回した方が(エンジンのためにも)いいよ」がふと思い出されたことも手伝い、木っ端ブネとしては珍しく、思い切って全速を出してみることにしました。
油を流したように平らかな水面のお陰で、滑走状態に入ってもほとんどピッチングなし、まさに滑るような息詰まるほどのスピード感。ここでGPSの速度表示を見てみると…。
●43.8km/h…ノットに直すと、23.65kt! 流速が加算されて出た数字とは思いますが、鈍速が常態の我が艇としては、新記録かもしれません。
まあ、この程度のスピードがイベントになるあたり、つねの船行きをお察しいただきたく。知人のジェットボート乗りに、最高速度はと問われて「20ktくらいかな」というと、笑われるレベルであります。

●全速で下った甲斐あって、もう信じられないくらいあっというまに荒川河口。速いって素晴らしい(でも寒いし緊張するから、たまにでいいや)。
砂町運河に入ると、先行する台船が。あっ、さっき小名木川で一大スペクタクルを見せてくれた、彼らじゃないですか。航空警戒塗装の煙突をバックに、青空の下、水煙を上げて奮闘する曳船と、悠然と従う台船、絵になりますね。
●追い抜きざまに台船の側面を眺めていると、いや、台船というよりちゃんとした(というのも失礼ですが)クレーン船のようですね。既製のクレーンをキャタピラのついたまま載せただけのような印象を持っていましたが、甲板上の装備からしても違うようです。
甲板室(?)側面には手書きで「中川船舶」、「33号千羽丸」とありました。曳船は十二号千羽丸でしたから、これも僚船なのですね。
●十二号と、33号の両千羽丸と別れて。縁があったらまた会いたいものです。
千羽丸でふと思い当るものがあって、過去の記事を検索してみたら、一昨年末「年の瀬の荒川…1」で、七号千羽丸にも出会っていました。中川船舶の船隊とは、意外とあちこちで行き会っているのかもしれませんね。
(23年12月10日撮影)
(この項おわり)

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●一つ忘れていたので、記事を一本追記します。
●時間が押してきたということもあり、閘門様を辞し、葛西橋を過ぎたあたり(この上流は繋留船があるから)で行き会い船のないことを確認してから、ぐぐっと増速。
ボートサービスのI社長のアドバイス、「たまには回した方が(エンジンのためにも)いいよ」がふと思い出されたことも手伝い、木っ端ブネとしては珍しく、思い切って全速を出してみることにしました。
油を流したように平らかな水面のお陰で、滑走状態に入ってもほとんどピッチングなし、まさに滑るような息詰まるほどのスピード感。ここでGPSの速度表示を見てみると…。

まあ、この程度のスピードがイベントになるあたり、つねの船行きをお察しいただきたく。知人のジェットボート乗りに、最高速度はと問われて「20ktくらいかな」というと、笑われるレベルであります。

●全速で下った甲斐あって、もう信じられないくらいあっというまに荒川河口。速いって素晴らしい(でも寒いし緊張するから、たまにでいいや)。
砂町運河に入ると、先行する台船が。あっ、さっき小名木川で一大スペクタクルを見せてくれた、彼らじゃないですか。航空警戒塗装の煙突をバックに、青空の下、水煙を上げて奮闘する曳船と、悠然と従う台船、絵になりますね。

甲板室(?)側面には手書きで「中川船舶」、「33号千羽丸」とありました。曳船は十二号千羽丸でしたから、これも僚船なのですね。

千羽丸でふと思い当るものがあって、過去の記事を検索してみたら、一昨年末「年の瀬の荒川…1」で、七号千羽丸にも出会っていました。中川船舶の船隊とは、意外とあちこちで行き会っているのかもしれませんね。
(23年12月10日撮影)
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