扇橋閘門はお休み中!
(『横十間川に拾う…3』のつづき)
●北十間川の様子ものぞき見られたことだしと、もと来た横十間川を少し行き足を速めて南下。
帰りのお楽しみは、いうまでもなく扇橋閘門。久々にあの、ヤル気あふれるアナウンスに導かれながら、通航を満喫しようと思っていたわけです。
●小名木川は、クローバー橋の西側もテラス工事が進行中ですが、こちらはまだテラスの上に盛り土をして、締めている最中のようですね。
十字流の西は水路幅がぐっと広がるせいか、テラスの幅も東側より、だいぶ寸法に余裕を持たせているようです。

●小名木川橋の北詰にも、台船や曳船がもやい、盛んに作業をしていました。
北岸は、扇橋閘門のすぐ近くまで工事が進んでおり、「この調子だと、東京製粉前までテラス化してしまうのかな? そうしたら、いよいよ艀輸送も難しくなるな…」と心配になりました。
しかし、南岸の東京製粉前の区間は、いつもどおりバージたちがもやい、工事されている様子はなく、東から延びているテラスも、南岸は小名木川橋で途切れていたので、とりあえずは安心してよさそうですね。
●さて、小松橋越しに扇橋閘門を望むところまで来てみると、むう、何だか様子がおかしい。扉体が開け放たれているのはともかく、電光掲示板に「閉鎖中」の表示が! さらに、開放されているなら、扉体の赤い色がトラスのすき間から見えてもよいはずなのに、なぜか青いものが見える…。
以前、「閉鎖中」を表示しながら、実は先行船が通航中だった、ということもあったので、何かの間違いであってくれよと祈りながら、思い切って近づいてみることにしました。
●…で、小松橋をくぐり、ゲートと対面してみて驚愕の事実が判明。
本当にお休みでした。

●黄色い横断幕に「扇橋閘門 運航中止のお知らせ H23 12/4~12/12 は工事の為通航できません」と大書きされており、まあガックリきたのなんのって。傷心の船頭に、追い打ちをかけるかのごとく放送が。「こちらは扇橋閘門です。本日工事のため通航はできません!」
ここでハタと気づかされました。閘門様のご託宣にあったのは、北十間川うんぬんよりむしろ、このことだったのではないか! やはり崇敬対象(?)のおっしゃることは、耳をかっぽじって聞いておかなければなるまいと、反省しきりであります。
まあ、これも先ほどの大通航同様、希少なシーンに出くわせたのですから、むしろ幸運だったといえるでしょう。ブルーシートで覆われた扉体や、乾き切った閘室の側壁を愛で、写真に収めてから後進で離脱、小名木川を東へ戻ることにしました。
【撮影地点のMapion地図】
(23年12月10日撮影)
(『閘門様で遊ぶ?』につづく)

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帰りのお楽しみは、いうまでもなく扇橋閘門。久々にあの、ヤル気あふれるアナウンスに導かれながら、通航を満喫しようと思っていたわけです。

十字流の西は水路幅がぐっと広がるせいか、テラスの幅も東側より、だいぶ寸法に余裕を持たせているようです。

●小名木川橋の北詰にも、台船や曳船がもやい、盛んに作業をしていました。
北岸は、扇橋閘門のすぐ近くまで工事が進んでおり、「この調子だと、東京製粉前までテラス化してしまうのかな? そうしたら、いよいよ艀輸送も難しくなるな…」と心配になりました。
しかし、南岸の東京製粉前の区間は、いつもどおりバージたちがもやい、工事されている様子はなく、東から延びているテラスも、南岸は小名木川橋で途切れていたので、とりあえずは安心してよさそうですね。

以前、「閉鎖中」を表示しながら、実は先行船が通航中だった、ということもあったので、何かの間違いであってくれよと祈りながら、思い切って近づいてみることにしました。
●…で、小松橋をくぐり、ゲートと対面してみて驚愕の事実が判明。
本当にお休みでした。

●黄色い横断幕に「扇橋閘門 運航中止のお知らせ H23 12/4~12/12 は工事の為通航できません」と大書きされており、まあガックリきたのなんのって。傷心の船頭に、追い打ちをかけるかのごとく放送が。「こちらは扇橋閘門です。本日工事のため通航はできません!」
ここでハタと気づかされました。閘門様のご託宣にあったのは、北十間川うんぬんよりむしろ、このことだったのではないか! やはり崇敬対象(?)のおっしゃることは、耳をかっぽじって聞いておかなければなるまいと、反省しきりであります。
まあ、これも先ほどの大通航同様、希少なシーンに出くわせたのですから、むしろ幸運だったといえるでしょう。ブルーシートで覆われた扉体や、乾き切った閘室の側壁を愛で、写真に収めてから後進で離脱、小名木川を東へ戻ることにしました。
【撮影地点のMapion地図】
(23年12月10日撮影)
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