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新潟の水上バス…12

(『新潟の水上バス…11』のつづき)

70056.jpg草深い中にぽつりと見えてきた、ふるさと村の船着場。みなとぴあより1時間、初めての信濃川は、見どころも盛りだくさんで大いに楽しめました。

引率の先生から声がかかり、子供たちの動きがあわただしくなりました。彼らはここで降りるようですね(ホッ)。



70057.jpgふるさと村船着場は、水上バス航路唯一のポンツン桟橋です。奥には吹き流し、四角柱型の照明も備えられています。電気はソーラーパネルでまかなうようですね。

すでに柵の向こう側には、船を待つお客さんの姿が。ドアが開き、タラップが渡されると、子供たちは桟橋になだれ込むようにして降りていきました。気をつけていってらっしゃい。
撮影地点のMapion地図

70058.jpg子供たちが降りたところで、ようやくウロウロできるようになりました。余裕ができたこともあり、改めて船内を見回してみることに(写真はこの前後に撮ったものもあります)。

乗船以来、はりつきどおしだった後部デッキ。天井高に余裕を持たせているせいか、船の大きさの割にはゆったりとして、眺望もよく居心地の良い空間です。

木製のテーブル席とベンチが用意され、テーブル席は喫煙所も兼ねています。舷側に1ケ所づつある出入口は電動式で、甲板員氏の操作で開閉。中央の船室入口は自動ドア、左右にある舷窓つきの小扉は、左が男性用お手洗い、右が物販カウンター(乗務員室)の出入口です。

70059.jpg
気になったのは、天井に収納された階段があったこと。トップに手すりをめぐらせれば、上に出られるんだ…。橋のあるところでは、もちろん使えないでしょうから、港内の周遊コースで供されるのでしょうね。上がってみたかった!

70060.jpg船内を後方から。向かい合わせの座席の間に、大き目のテーブルが配されています。

座席は固定されているのかと思っていたら、いわゆる転換クロスシートで、背ずりをパタンとやれば、簡単に向きを変えられるしくみになっていました。


(23年8月9日撮影)

(『新潟の水上バス…13』につづく)

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タグ : 信濃川ウォーターシャトル 信濃川 水上バス

新潟の水上バス…11

(『新潟の水上バス…10』のつづき)

70051.jpg平成大橋に続いて、国道8号線新潟バイパス・新潟大橋、上越新幹線(写真下)と橋をくぐり、船は終着点・ふるさと村へ遡上を続けます。

県庁前~ふるさと村は長丁場とあって、この橋までですでに15分が経っており、忙しく離着岸を繰り返していた下流部がウソのよう。眺めも開けてきて、大河らしい川景色をたっぷり堪能できました。

70052.jpg

70053.jpgおおお、6径間の樋門と排水機場が! 今度は左側とあって、船尾から身を大きく乗り出すようにして一枚。新潟に残された数少ない大潟湖、鳥屋野潟からの排水を取る樋門ですね。

地図には、親松排水機場、鳥屋野潟排水機場と二つの機場がありましたが、どちらの樋門でしょうか。ちなみに鳥屋野潟からここに至る水路は、親松導水路というそうです。

70054.jpg
右側の岸は、堤防が岸から離れたのか、ご覧のとおり草木が茂って、野趣あふれる雰囲気になってきました。

葦でしょうか、水際に密生している背の高い草が、引き波に合わせてサラサラと波打つさまが美しく、写真を撮るのも忘れて見惚れてしまいました。

70055.jpg最後にくぐった橋が、実に格好のよい斜張橋でした。支塔の先端を斜めにカットし、3本のラインを塗装で入れてあるのが小面憎いほど効いていて、またバックの夏空がよく似合うんですよ!

名前は何ていうのかな…と、後で地図を見てみて、驚かされました。
ときめき橋
……このカッコよさに、全然似合わない…。
(地元の方、申しわけありません)

帰宅後に検索してみると、この橋のすぐ西にはときめきという地名があり、新潟交通の鉄道線があったころは、「ときめき駅」も存在していたそう。いずれもこの、ときめき橋が由来なのだとか。(参照:『ときめき駅Wikipedia
撮影地点のMapion地図

(23年8月9日撮影)

(『新潟の水上バス…12』につづく)

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タグ : 信濃川ウォーターシャトル 信濃川 水上バス 樋門

新潟の水上バス…10

(『新潟の水上バス…9』のつづき)

70046.jpg水門を出て、右舷後方に見えてくるのが信濃川最下流部の放水路・関屋分水(関屋分水路)。分流点に架かる最上流部の橋は、県道16号線関屋大橋です。

信濃川の放水路というと、大河津分水が有名ですが、新潟の市街地を洪水から守るこちらも、それに劣らず重要な役割を果たしています。


70047.jpg分流点からしばらく遡ると、幸運にも右側に、これまたココロ惹かれる造作の水門が見えてきました。通航標識が立てられているところから、可航河川であることは確実。水門をくぐって支派川に入ったら、楽しいだろうなあ。

帰宅後、佐藤老師の「Floodgates」で探してみたら、ありました! 西川水門(Floodgates List 8)というそうです。航走中のボートも写っていて、可航河川であることが実感できる、素晴らしい写真ですね。
撮影地点のMapion地図

70048.jpg

70049.jpg信濃川水門を出た後は、両岸の堤防もぐっと高くなり、緑の法面の向こうに家並が頭をのぞかせる、東京の川に近い風景となりました。

このあたりは、結構な数の繋留船が見られますね。先日の増水のときは、どうしていたのでしょうか。


70050.jpg
分流点を離れて初めての橋、国道116号線・平成大橋をくぐります。

平成大橋」(新潟市ガイド)によると、先代の帝石橋は、その名のとおり帝国石油が造った橋で、当初天然ガスを運ぶガス管橋として計画されながら、県と市の要望により道路橋として建設されたとのこと。何やら、多摩川のガス橋を思わせる話で、興味深く拝読しました。
撮影地点のMapion地図

(23年8月9日撮影)

(『新潟の水上バス…11』につづく)

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タグ : 信濃川ウォーターシャトル 信濃川 関屋分水 水上バス 西川水門