5月14日の内部河川…3
(『5月14日の内部河川…2』のつづき)
●横十間川を南下し、小名木川に入っても同様、丁字流から西の区間はテラスの工事が進められていました。ここから東端の番所橋まで、テラスづたいにお散歩できる日も、そう遠くないことでしょう。
そしてこの日、一番コーフンさせられた場面を、この直後に目にしようとは!

●東京製粉の荷揚げシーン!
いやもうね、コンソールをバンバン叩きたくなるほど(本当に叩いてはいない)興奮しましたよ! バージのもやう姿は何度も目にしてはいたものの、積み込みを見るのは、これが初めて。文字通り、目ん玉をひん剥いて大騒ぎしながら凝視。

●デリックブームみたいな腕から、ダクトが長々と伸びて胴の間に差し入れられるさま、それをのぞきこむ船員さん、大きくアップトリムがかかった船体…。
江東内部河川に残る、貴重な実用舟運が実稼働している瞬間に出くわすなんて。まさに川走りの醍醐味のひとつです。
●まあ、ここでは日常のいち風景に過ぎないので、あまり大騒ぎするのははばかられるのですが、こちらの通航頻度からすると、この出会いは本当に幸運以外の何物でもありません。
江戸時代以来の水路を、しかも閘門を通って今なお息づく実用舟運! いつまでも、この川辺で盛業していただきたいものです。
●毎度おなじみ扇橋閘門にお世話になり、感潮水域へと出ることに。注水中、アイにつかまっていたら、職員の方が顔を出してくれたので、満水までの間、護岸の上と下でのよもやま話。目ざとく我が艇の艪に気づかれて、しばらく艪談義に花が咲きました。
あれ? 扉体やガーダーの色が、以前より少し濃くなったような…塗り替えたのかな? 残念ながら、こちらは聞き忘れました。
【撮影地点のMapion地図】
(23年5月14日撮影)
(この項おわり)

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そしてこの日、一番コーフンさせられた場面を、この直後に目にしようとは!

●東京製粉の荷揚げシーン!
いやもうね、コンソールをバンバン叩きたくなるほど(本当に叩いてはいない)興奮しましたよ! バージのもやう姿は何度も目にしてはいたものの、積み込みを見るのは、これが初めて。文字通り、目ん玉をひん剥いて大騒ぎしながら凝視。

●デリックブームみたいな腕から、ダクトが長々と伸びて胴の間に差し入れられるさま、それをのぞきこむ船員さん、大きくアップトリムがかかった船体…。
江東内部河川に残る、貴重な実用舟運が実稼働している瞬間に出くわすなんて。まさに川走りの醍醐味のひとつです。

江戸時代以来の水路を、しかも閘門を通って今なお息づく実用舟運! いつまでも、この川辺で盛業していただきたいものです。

あれ? 扉体やガーダーの色が、以前より少し濃くなったような…塗り替えたのかな? 残念ながら、こちらは聞き忘れました。
【撮影地点のMapion地図】
(23年5月14日撮影)
(この項おわり)

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5月14日の内部河川…2
(『5月14日の内部河川…1』のつづき)

●北十間川に入り、ツバキが咲き乱れる例の屈曲区間を楽しみながら西へ。
水路の狭さとイイ塩梅の曲がり具合にくわえ、水位低下化以前を髣髴させる、錆色の鋼矢板がむき出しのほっとかれぶりが気に入っているだけに、この後の区間の変貌を思うと、何とも複雑な気分です。
●両岸のテラス化は、横十間川丁字流を起点に東へ向けて、現在は福神橋までほぼ工事が完了したところ。
狭いスペースを巧みに生かし、あっさり目にまとめたテラスの造作は悪くないのですが、これがずんずん進んで、北十間川全域を覆う日が来ると思うと…。旧中川接続部まで、連続して施工されるのでしょうか。
●テラス区間、境橋を過ぎたあたりで、珍しく行き合い船がありました。
都の小型清掃船(扇橋閘門でいうところの『手上げ』、『満漢全席小名木川…5』参照)かしら、と思っていたら、警戒船の看板を掲げた艇でした。お祭りみたいにタイヤのフェンダーをくくりつけて、いかにも働き者の作業艇といった雰囲気。スカイツリー近くの現場から来たのでしょうね。
この日の目的の一つが、どのあたりまでテラスの工事が進んでいるか、様子を見てみることでもあったので、この艇の出現にはちょっと気持ちが引き締まりました。これは予想以上に進行していそうです。

●うむむ、やはり。
工事は前回到達した京成橋をはるかに超えて、西十間橋のすぐ西側まで進んでいました。橋の手前には、「この先工事のため航行できません」と大書きされた看板が掲げられ、例の妙に出っ張った橋台地とあわせて、拒否され感(?)が強烈です。
●…とはいいながら、西十間橋をくぐってしまいました。実は橋の手前にカヤックが数隻いて、転回しようとすると彼らに迷惑がかかるということもあり、いったん橋を過ぎてから艇を回すことにしたのです。
もちろん警備の方に注意されたので、お詫びしながらすぐ退散したのですが、クレーンつき台船がほぼ川幅いっぱいに詰まった奥には、施工済みの護岸もちらりと見え、スカイツリー完成に合わせ急ピッチで進む修景の様子を、生で眺めることができました。
【撮影地点のMapion地図】
(23年5月14日撮影)
(『5月14日の内部河川…3』につづく)

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●北十間川に入り、ツバキが咲き乱れる例の屈曲区間を楽しみながら西へ。
水路の狭さとイイ塩梅の曲がり具合にくわえ、水位低下化以前を髣髴させる、錆色の鋼矢板がむき出しのほっとかれぶりが気に入っているだけに、この後の区間の変貌を思うと、何とも複雑な気分です。

狭いスペースを巧みに生かし、あっさり目にまとめたテラスの造作は悪くないのですが、これがずんずん進んで、北十間川全域を覆う日が来ると思うと…。旧中川接続部まで、連続して施工されるのでしょうか。

都の小型清掃船(扇橋閘門でいうところの『手上げ』、『満漢全席小名木川…5』参照)かしら、と思っていたら、警戒船の看板を掲げた艇でした。お祭りみたいにタイヤのフェンダーをくくりつけて、いかにも働き者の作業艇といった雰囲気。スカイツリー近くの現場から来たのでしょうね。
この日の目的の一つが、どのあたりまでテラスの工事が進んでいるか、様子を見てみることでもあったので、この艇の出現にはちょっと気持ちが引き締まりました。これは予想以上に進行していそうです。

●うむむ、やはり。
工事は前回到達した京成橋をはるかに超えて、西十間橋のすぐ西側まで進んでいました。橋の手前には、「この先工事のため航行できません」と大書きされた看板が掲げられ、例の妙に出っ張った橋台地とあわせて、拒否され感(?)が強烈です。

もちろん警備の方に注意されたので、お詫びしながらすぐ退散したのですが、クレーンつき台船がほぼ川幅いっぱいに詰まった奥には、施工済みの護岸もちらりと見え、スカイツリー完成に合わせ急ピッチで進む修景の様子を、生で眺めることができました。
【撮影地点のMapion地図】
(23年5月14日撮影)
(『5月14日の内部河川…3』につづく)

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