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5月14日の内部河川…1

61001.jpg5月4日のお散歩話は一旦お休みさせていただき、14日に江東内部河川を訪ねたときに見たことどもを駆け足で。おなじみのコースですが、いくつかの変化や、面白いものに出会うことができ、楽しい近場回りとなりました。

閘門様の注水待ち中のスナップを2枚。折からの強い南風に波浪する荒川で、幸先よく、下航する油槽船に出会いました。船名は「ひかり丸」。舷側を高々と上げ、白波立つ河口に向かって離れてゆく後ろ姿、実に勇壮な感じがして、よいものでした。

61002.jpg一時待機の指示を掲げた電光掲示板の横では、高校生でしょうか、何やら集団で練習中の様子。気になったのが、一人で大きな旗を掲げて頑張っていた、男の子の姿です。

強風にあおられてよろめき、時々倒されながらも、負けじと掲げる巨大な応援旗(?)。タタミ6畳分はあるでしょうか、あれほど大きなものを風に抗して掲げ続けるのは、並大抵の訓練ではできますまい。固唾を呑んで見入ってしまいました。

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南風でカニのようにリーウェイしながら、閘室内に進入。

一見、中に入れば風の影響は止むように思えますが、さにあらず。むしろ風の流れが複雑になり、思わぬ方へ振り回されることもあります。ビル風みたいなものでしょうか。

61004.jpg旧中川に入り、旧小松川閘門の直下あたりの岸を見てみると、台船はいるものの、護岸の工事は終わりに近づきつつあるようですね。「満漢全席小名木川…1」の時点では、まだ工事たけなわといった感じでした。

水際は低いコンクリート護岸とし、その上は土盛りをして芝生の法面としたようです。かつての、鋼矢板の護岸の上は草が生えるにまかせていた放置っぷりも嫌いではなかったのですが、通船量も回復してきたので、見栄えも重視しなければなりませんものね。

61005.jpg大島小松川公園、もみじ大橋のあたりには、ドラゴンボートの艇庫があります。すでに何隻か水面に出ていましたが、艇庫から引き出されたばかりの艇をふと見ると、凸版印刷のチームでした。黄色地に赤い網目模様の塗装がきれいですね。

凸版の艇には、だいぶ前に朝潮運河で出会った(『究極の曳船! 第十一あかつき』参照)ことがあったっけ…。
撮影地点のMapion地図


(23年5月14日撮影)

(『5月14日の内部河川…2』につづく)

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タグ : 荒川ロックゲート閘門独航艀荒川旧中川江東内部河川水位低下化河川