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年の瀬の運河風景…2

(『年の瀬の運河風景…1』のつづき)

46071.jpg朝潮運河の南口から、ぎらつく港内の水面とレインボーブリッジを眺めて。まばゆい陽射しに目を細めて望む、今年最後の港内風景はひっそりとした雰囲気です。

ここで左に90°変針して、晴海埠頭の突端を回ってみましょう。



46067.jpgH2・H3バースを定繋地としているフネブネ、手前から航海訓練所の練習船・銀河丸、その奥に水産庁の漁業調査船・照洋丸、銀河丸の陰にはもう1隻、同じく漁業調査船・開洋丸が見えてきました。

ううん、港内に出てしまったので、「運河風景」では看板に偽りありかも…。


46068.jpg
銀河丸の舷側にぐっと迫って鑑賞。装載艇やダビット、ずらりと並ぶ舷窓、半ば引き上げられた舷梯と、長途の航海をする船らしいディテールが楽しめます。

陽射しが鋭いこともあって、真っ白な船体を眺めていると、雪目になりそうなまぶしさです。

46069.jpgうわ、この艇は何だろう? 照洋丸の船尾甲板に載っていたのですが、奇抜な塗装と、丸く背の高い上部構造が、まるで熱帯魚かマンボウを思わせますね。

窓がほとんどなく、アンテナやパトランプがついているところを見ると、無線操縦の調査艇のように思えました。そういえば、海上保安庁にも、「マンボウ」という名の無人調査艇(船艇とは見なされず、『自航式ブイ』と呼ばれていました)があったっけ。

帰宅後に検索してみたら、このページJ-GLOBAL)がヒット。やはり、水中をカメラやソナーで調べる、ラジコンの無人水中観測システムなるもので、艇名は「みずなぎ」というそうです。

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本船3隻をあとに、晴海埠頭を離れます。何分船が大きいので、松飾りは見えませんでしたが、船橋とか高いところに掲げられているのでしょうか。陸側の舷門には、門松が飾ってあるかもしれませんね。
撮影地点のMapion地図


(22年12月29日撮影)

(『年の瀬の運河風景…3』につづく)

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タグ : 朝潮運河東京港