年の瀬の隅田川…3
(『年の瀬の隅田川…2』のつづき)
●汐入の大屈曲を回り、水神大橋が見えると、あとは河口部までほぼ南下。ほとんど逆光になるので、カメラを向けてもご覧のありさまです。
これは偶然、墨田タワー…いや、スカイツリーに光線が射して、まるで天孫降臨(?)か何かのように写った一枚。
●ここでみたびの油槽船との出会い! 今度は空船ではなく、喫水を深々と沈めた遡上船です。
船名は第二十八栄造丸。165総t、長さ43.5m、550klの積載容量があるそうで、手入れが良いのか舷側の青い塗装もきれい。キャブは折畳み式でしょうか。

●これから向かう先は、前々回に紹介した尾久橋の出光油槽所でしょうか。あの低い千住大橋をくぐるのは、満載状態でもさぞ緊張することでしょう。
甲板上にチラチラ見える、黄色い配管が陽射しに映えて、平べったい船体のよいアクセントになっています。船首付近にも人影が見えたので、船長と二人乗務なのでしょうね。

●蔵前橋まで下ってきて、上流から撮ると逆光でつぶれてしまうため、くぐりざまに振り向いてカメラを向けると、ハッとするような美しさで、思わず息を呑みました。
陽光が構造の奥までよく射し込み、明るい山吹色の塗装も手伝って、部材一つ一つが金色に輝いているよう。ここでも冬の陽射しのありがたさを、実感することになりました。

●永代橋と佃島を前に、さて、どこに寄って帰ろうと一瞬考えて、左に舵を取ることにしました。臨海部の船溜なら、年の瀬らしさを少しは味わえるでしょう。
【撮影地点のMapion地図】
(22年12月29日撮影)
(『年の瀬の運河風景…1』につづく)

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これは偶然、墨田タワー…いや、スカイツリーに光線が射して、まるで天孫降臨(?)か何かのように写った一枚。

船名は第二十八栄造丸。165総t、長さ43.5m、550klの積載容量があるそうで、手入れが良いのか舷側の青い塗装もきれい。キャブは折畳み式でしょうか。

●これから向かう先は、前々回に紹介した尾久橋の出光油槽所でしょうか。あの低い千住大橋をくぐるのは、満載状態でもさぞ緊張することでしょう。
甲板上にチラチラ見える、黄色い配管が陽射しに映えて、平べったい船体のよいアクセントになっています。船首付近にも人影が見えたので、船長と二人乗務なのでしょうね。

●蔵前橋まで下ってきて、上流から撮ると逆光でつぶれてしまうため、くぐりざまに振り向いてカメラを向けると、ハッとするような美しさで、思わず息を呑みました。
陽光が構造の奥までよく射し込み、明るい山吹色の塗装も手伝って、部材一つ一つが金色に輝いているよう。ここでも冬の陽射しのありがたさを、実感することになりました。

●永代橋と佃島を前に、さて、どこに寄って帰ろうと一瞬考えて、左に舵を取ることにしました。臨海部の船溜なら、年の瀬らしさを少しは味わえるでしょう。
【撮影地点のMapion地図】
(22年12月29日撮影)
(『年の瀬の運河風景…1』につづく)

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