年の瀬の隅田川…2
(『年の瀬の隅田川…1』のつづき)
●上流側を工業用水の水管橋、下流側には隣接して上り線の新橋が架けられ、全容を愛でることができない千住大橋。
隅田川にある現存の震災復興橋は、前後が開けた中に架かる橋が多いだけに、一径間で渡るブレースドタイドアーチの雄姿を、艇上から味わうことができないのはなんとも残念。くぐるたびに、もどかしい思いをさせられる橋です。

●以前も触れましたが、千住大橋といえばやはり、隅田川の復興橋でもっとも桁下が低いこと。この時点での芝浦の推算潮位が1.58mということも手伝い、木っ端ブネでも、ちょっと首をすくめたくなる低さ。
この桁下高が、業務船の舟航上のネックになっており、荒川経由で遡上するコースを選ぶ船もあるそうです。
【撮影地点のMapion地図】
●常磐線・つくばエクスプレス・地下鉄日比谷線の橋をくぐった直後、北岸にまたも台船やクレーン船などが並び、工事中の様子。
ここはすぐ下流までテラスが伸びてきているので、延長工事といったところでしょう。
●未紹介だった船着場と揚搭設備を一つづつ。
上の写真の少し下流、テラスが完成している区間の船着場に、工事関係らしい通船がもやっていました。船名は「ちどり」。警戒船任務でしょうか。
おそらく足立区管理の船着場と思われますが、名前はわかりません。
【撮影地点のMapion地図】
●船着場のさらに下流側、テラスをまたいで川面にコンベアが伸びています。掲げられた横断幕から、下水道局の施設であることはわかりますが、手元の地図には特に記載がありませんでした。
この上流にある三河島水再生センターにも、同じコンベアがあります(過去ログ『隅田川のんびり遡航…4』参照)から、同様の働きをする設備なのでしょうね。
(22年12月29日撮影)
(『年の瀬の隅田川…3』につづく)

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隅田川にある現存の震災復興橋は、前後が開けた中に架かる橋が多いだけに、一径間で渡るブレースドタイドアーチの雄姿を、艇上から味わうことができないのはなんとも残念。くぐるたびに、もどかしい思いをさせられる橋です。

●以前も触れましたが、千住大橋といえばやはり、隅田川の復興橋でもっとも桁下が低いこと。この時点での芝浦の推算潮位が1.58mということも手伝い、木っ端ブネでも、ちょっと首をすくめたくなる低さ。
この桁下高が、業務船の舟航上のネックになっており、荒川経由で遡上するコースを選ぶ船もあるそうです。
【撮影地点のMapion地図】

ここはすぐ下流までテラスが伸びてきているので、延長工事といったところでしょう。

上の写真の少し下流、テラスが完成している区間の船着場に、工事関係らしい通船がもやっていました。船名は「ちどり」。警戒船任務でしょうか。
おそらく足立区管理の船着場と思われますが、名前はわかりません。
【撮影地点のMapion地図】

この上流にある三河島水再生センターにも、同じコンベアがあります(過去ログ『隅田川のんびり遡航…4』参照)から、同様の働きをする設備なのでしょうね。
(22年12月29日撮影)
(『年の瀬の隅田川…3』につづく)

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茂森計

例えば、ときどきコメントをいただいているエボシ315のオーナー、飛魚丸さんのブログ「海路の日和」をご覧になってみてください。右側のプラグインに、千葉県は布良の推算潮位と、リアルタイム潮位がグラフで表示される、潮汐表があるのがわかりますね。
●船頭儀、ご存じのように釣りはたしなみませんが、低い橋のある水路や、浅い水路を楽しむため、刻々の潮位に釣り人さんと同じくらい関心を持っていることは、これまでたびたびお話ししたとおりです。
水路に出る前日は、おなじみ海上保安庁海洋情報部の「潮汐推算」を必ずチェックするのですが、どこへ行くにしても、潮位を見るとまず思い浮かべてしまうのは、大好きな最低橋・茂森橋のこと。
●「今日は×時にA.P.+0.5mか、余裕でくぐれるな」「今日の日中はA.P.+1mを下ることはないから、まず無理だな」などと、脳内が完全に茂森橋標準になってしまっているのです。
自分の業の深さ(?)を認識してからというもの、「潮汐表を応用した、こんなブログパーツがあったらいいなあ」と、新たな妄想がむくむくと湧き上がってきました。それは…。
【↓「続きを読む」をクリックしてご覧ください】
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