三土氏と水路行…5
(『三土氏と水路行…5』のつづき)
●日本橋川を出た後は、久しぶりに綾瀬川は綾瀬新橋の様子を見にゆこうということになり、隅田川を遡上。途中、吾妻橋まで来ると、新設間もない、東京都観光汽船の浅草発着所の建物が目に入りました。
かつての待合室は、堤防の外に張り出し、水面近くまで建屋が迫っていましたが、新しいそれは堤防上に建てられ、テラス上にあるのはポンツン桟橋までのスロープのみ。これで増水時も建物が水に浸かることはなく、安心というわけですね。
●旧綾瀬川に入ると、綾瀬橋は塗り替え工事中なのか、すっぽりと足場で覆われて窮屈そう。都内の橋が塗り替えられているところはよく見かけますが、そういえば、我が茂森橋にはなかなかお鉢が回ってこない模様ですね。う~ん、大丈夫なのか最低橋。
話を戻して…ちょうど左を反航してきたPWCが、検水口からの水柱を高々と上げており、橋にかかりやしないかと心配していたら案の定、橋の裏側に張られたベニヤに一直線の水跡をつけて、全速力で通り過ぎてゆきました。橋に水をかけながら走る艇は、初めて見たかも!
●荒川を横断、綾瀬水門をくぐって綾瀬川に入ってみると…うぐぐ、何だかモノ凄い浮流物の数!
写真ではよくわからないかもしれませんが、以前も「綾瀬川再訪…3」でも紹介したような、枯れ草や枝が島のように固まったものとか、船外機艇の天敵、水面下を浮遊する炭カル袋などが大艦隊を組んでこちらに向かってきており、怖気をふるいました。
●ひるがえって、下流側を眺めてみると、これまた赤潮のような濃厚に変色した水面が広がり、とにかくコンディションがかなり良くないのは一目瞭然。
何分エンジンが不調ということもあり、この上ゴミでも吸いこんで、冷却系に打撃を受けたりしたら面白からざることになると、大事をとって綾瀬川遡上を断念。お二方にはお詫びして、帰途につくことにしました。
【撮影地点のMapion地図】

●薄曇りの空の下、穏やかな荒川を下って帰港。おっ、今日の河川情報板、「荒川下流部は船舶の通航方法が定められています」うんぬんと、ちゃんとフネに向けたメッセージを発信している!
いつぞやは自動車税のことを教えてくれたりして、ちょっとピント外れな感じでしたから、安心しました。やればできるじゃない(偉そうだ)!
帰りの道々、三土氏は沿岸や橋に設けられた通航標識に興味深々で、楽しまれたご様子。別れ際、ようやく相まみえた分水路に縁ある者同士として、がっしり握手して記念写真に納まっていただきました。ありがとうございました。
(22年9月19日撮影)
(この項おわり)
【22年12月25日追記】三土氏がデイリーポータルZに「御茶の水分水路ツアー」をアップされました。大野氏撮影の発進縦坑の写真は圧巻! ぜひご一読ください。

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かつての待合室は、堤防の外に張り出し、水面近くまで建屋が迫っていましたが、新しいそれは堤防上に建てられ、テラス上にあるのはポンツン桟橋までのスロープのみ。これで増水時も建物が水に浸かることはなく、安心というわけですね。

話を戻して…ちょうど左を反航してきたPWCが、検水口からの水柱を高々と上げており、橋にかかりやしないかと心配していたら案の定、橋の裏側に張られたベニヤに一直線の水跡をつけて、全速力で通り過ぎてゆきました。橋に水をかけながら走る艇は、初めて見たかも!

写真ではよくわからないかもしれませんが、以前も「綾瀬川再訪…3」でも紹介したような、枯れ草や枝が島のように固まったものとか、船外機艇の天敵、水面下を浮遊する炭カル袋などが大艦隊を組んでこちらに向かってきており、怖気をふるいました。

何分エンジンが不調ということもあり、この上ゴミでも吸いこんで、冷却系に打撃を受けたりしたら面白からざることになると、大事をとって綾瀬川遡上を断念。お二方にはお詫びして、帰途につくことにしました。
【撮影地点のMapion地図】

●薄曇りの空の下、穏やかな荒川を下って帰港。おっ、今日の河川情報板、「荒川下流部は船舶の通航方法が定められています」うんぬんと、ちゃんとフネに向けたメッセージを発信している!
いつぞやは自動車税のことを教えてくれたりして、ちょっとピント外れな感じでしたから、安心しました。やればできるじゃない(偉そうだ)!
帰りの道々、三土氏は沿岸や橋に設けられた通航標識に興味深々で、楽しまれたご様子。別れ際、ようやく相まみえた分水路に縁ある者同士として、がっしり握手して記念写真に納まっていただきました。ありがとうございました。
(22年9月19日撮影)
(この項おわり)
【22年12月25日追記】三土氏がデイリーポータルZに「御茶の水分水路ツアー」をアップされました。大野氏撮影の発進縦坑の写真は圧巻! ぜひご一読ください。

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