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三土氏と水路行…4

(『三土氏と水路行…3』のつづき)

39016.jpg日本橋川を下り、堀留橋に近づいたので、上流側から高欄を撮ってみました。6月9日の事故で、暴走車に突き破られた高欄は、足場こそかかっているものの、もうほとんど補修は終わっているようですね。

歩いて渡ったわけではないので、補修部分の出来具合はわかりませんが、水面上から見た限りでは、オリジナルと変わらないデザインで造られたようです。

39017.jpgおなじみ、鋼桁橋のラーメン橋台橋の生き残り、一ツ橋まで下ってくると、ここで大野氏から新たな情報が。

「(橋台の)向こうの右側に、復興局の銘板があるの知ってました?」
えっ? それ全然知らなかった! 何度も通っているのに、相変わらずの注意力散漫ぶりでお恥ずかしい。よーし、最微速でバッチリ拝んでやろう!

39018.jpg
とは言ったものの、このあたりは、高架が最も低く頭上を圧し、昼なお暗い区間。一ツ橋の側面ですら、うまく写真に収められない場所なのです。

最微速で流しつつ、シャッターを押しまくること8回、ようやく見られる程度のものが、たった1枚という情けなさですが、石張りの橋台側面に掲げられた銘板をとらえることに成功。
フネからしか見られない場所に掲げられている銘板、というだけでも感動モノですが、銘板の凹部が、鋼桁部と同系の色で鮮やかに塗り上げられているのを目にして、ここも忘れずに補修がされていることがわかり、さらに感動を深くしました。

39019.jpg今回も、JR・新常盤橋(外濠アーチ橋)の要石に掲げられた、スポーク動輪のエンブレム撮影に挑戦。上流側からくぐって、振り返りざまにカメラを向けるのですから、いつもよりちょっと難しいかも。

結果は…う~ん、前回1月3日よりだいぶマシにはなったものの、あいかわらずのボケブレぶり。しかし、この下に彫り込まれた文字、何て読むんでしょう?

39020.jpgただいま更新工事中の、亀島川分流点・日本橋水門も気になる3人。ここもぐっと接近してゆっくり観察。右側径間は巻上機室上屋、扉体ともにすっかり取り去られたようです。

過去ログでも工事の進展を何度か紹介しましたが、同じ亀島川の河口を守る、亀島川水門の場合と同様、片方づつ設備を更新するに違いありません。
撮影地点のMapion地図


(22年9月19日撮影)

(『三土氏と水路行…5』につづく)

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タグ : 日本橋川亀島川日本橋水門高架下水路