満漢全席小名木川…4
(『満漢全席小名木川…3』のつづき)
●閘室を出て、北側にある防災桟橋に達着。職員の方が、わざわざ桟橋まで出迎えてくださり、しかももやいまで取っていただいたりと、恐縮してしまうようなサービスぶり。ううむ、やはり名うての「サービス過剰閘門」たる扇橋閘門は、「中の人」が親切なのだと再認識。
もやいを取る際、なぜかこの陽射しでカンカンに焼けたクリートの上に、カマキリ君が陣取っており、私を威嚇するだけに留まらず、足に飛びついたりしてきて、思わず悲鳴を上げてしまいました。お恥ずかしい。

●ああ…
上陸して、初めて目に入ってきたのがこの光景。
「ああ…」なんて、気持ちの悪いタメイキをついて恐縮ですが、幾度となく通っては慣れ親しんできたこの閘門を、違う角度から、しかも自艇で訪れて眺められたというのは、それはもう感慨深いものがあったわけで。

●いやあ………ねえ?
何だか、もう言葉にならない。
「お暑いでしょうから、まずは上の室内で涼んでください」と、親切な職員の方にうながされて、操作室のフロアに上がらせていただいたものの、目前の光景に圧倒されて、立ちすくむばかり。こんなデカイものを、毎回開けたてしてもらって、通航していたんだなあ…。改めて、感謝の思いが湧いてきました。
●操作室(正式名称は興奮しすぎて忘れてしまいました、申しわけない)に入り、左手後方からコンソールを見たところ。
監視カメラの映像を映す二台のモニターと、スイッチやメーター類が並ぶボックスの向こうには、ゲートやバイパス管を描いた大型のパネルが掲げられ、各部の作動ステップを電光表示で確認できるようになっています。
●モニターについての説明をうかがうと、監視カメラは閘門の内外に8ケ所あり、切り替えによって分割や全画面表示ができるとのこと。写真に写っている画像は小名木川東側、クローバー橋が見えますね。ずいぶん視線が低いのが印象的でしたが、この理由は後でわかりました。
ええ…まあ、見学会は以前よりたびたび行われており、皆さんブログなどで発表されているので、今さらの感はあるのですが、以下見たままを垂れ流しさせていただきます。
(22年9月4日撮影)
(『満漢全席小名木川…5』につづく)

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もやいを取る際、なぜかこの陽射しでカンカンに焼けたクリートの上に、カマキリ君が陣取っており、私を威嚇するだけに留まらず、足に飛びついたりしてきて、思わず悲鳴を上げてしまいました。お恥ずかしい。

●ああ…
上陸して、初めて目に入ってきたのがこの光景。
「ああ…」なんて、気持ちの悪いタメイキをついて恐縮ですが、幾度となく通っては慣れ親しんできたこの閘門を、違う角度から、しかも自艇で訪れて眺められたというのは、それはもう感慨深いものがあったわけで。

●いやあ………ねえ?
何だか、もう言葉にならない。
「お暑いでしょうから、まずは上の室内で涼んでください」と、親切な職員の方にうながされて、操作室のフロアに上がらせていただいたものの、目前の光景に圧倒されて、立ちすくむばかり。こんなデカイものを、毎回開けたてしてもらって、通航していたんだなあ…。改めて、感謝の思いが湧いてきました。

監視カメラの映像を映す二台のモニターと、スイッチやメーター類が並ぶボックスの向こうには、ゲートやバイパス管を描いた大型のパネルが掲げられ、各部の作動ステップを電光表示で確認できるようになっています。

ええ…まあ、見学会は以前よりたびたび行われており、皆さんブログなどで発表されているので、今さらの感はあるのですが、以下見たままを垂れ流しさせていただきます。
(22年9月4日撮影)
(『満漢全席小名木川…5』につづく)

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満漢全席小名木川…3
(『満漢全席小名木川…2』のつづき)
●横十間川との丁字流を過ぎ、これからの展開を思ってハァハァ(笑)しながら扇橋閘門に近づいてゆくと…あれ? いつもはだいぶ前から排水を始めてくれるか、放送で何らかの指示を出してくれるのに、小松橋の下まで来ても反応がなく、シンと静まり返っています。
電光掲示板の「閉鎖中」表示が不安を掻き立てる…もしかして、何かあったのかしら? あれこれ妄想していたら、「ただいま先行船が通行中です。しばらくお待ちください」と、だいぶたってから放送が。いや、ここまで来て故障か何かで通れなかったらどうしようと思っていただけに、ホッとさせられました。
●バージ用の桟橋につかまって待っていたら、出てきたのは二隻のカタマラン。先行の一隻は初めて見るタイプで、後続するもう一隻は、お客さんを満載しています。
そういえば、この日は「江東水彩フェスティバル」のお祭りがあり、閘門を通る遊覧船も頻発されると、ドボクマッピングでお世話になった「深川東京モダン館」の井村さんが話されていたっけ。きっと閘門も書き入れ時、大忙しでしょうね。

●しかし、この艇はかっこいいな。従来型のカタマランと違って、甲板の周囲をハンドレールで素通しにせず、舷側と一体になったブルワークで覆っており、しかも船首から流れるようなラインに成形されています。収容力もありそうですね。
この艇が真横にきたとき、操縦士の方から「パドルさんですか?」と声を掛けられてびっくり。旧ブログでもたびたびコメントいただいていた、水上バス船長のZENさんでした!
以前から水路上で何度か出会ってはいたのですが、声をかけていただくのは初めて。嬉しいです。
●続くこちらの満員ぶり、ちょっと凄いですね。船首で立っている方が、マイクで何か説明されていたので、江東内部河川の水路ツアーといったところでしょうか。
昨近の水辺人気を反映してか、河川航路を設定する遊覧船もだいぶ増えて、賑やかになってきました。お客さんの多さは人気の証でしょう、ご同慶の至りです。

●ZENさんにもお会いできたりと、楽しい待ち時間を終えて、我が艇も扇橋閘門を通航。まだ開放時刻には間があるはずですが、すでに閘室横のテラスにはお客さんの姿が見られ、最終日の公開が始まっていることがわかりました。
念のため、職員の方に声をかけて、桟橋に着けてもよいことを確認。
さあ、いよいよ最大のお楽しみが始まるんだ!
(22年9月4日撮影)
(『満漢全席小名木川…4』につづく)

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電光掲示板の「閉鎖中」表示が不安を掻き立てる…もしかして、何かあったのかしら? あれこれ妄想していたら、「ただいま先行船が通行中です。しばらくお待ちください」と、だいぶたってから放送が。いや、ここまで来て故障か何かで通れなかったらどうしようと思っていただけに、ホッとさせられました。

そういえば、この日は「江東水彩フェスティバル」のお祭りがあり、閘門を通る遊覧船も頻発されると、ドボクマッピングでお世話になった「深川東京モダン館」の井村さんが話されていたっけ。きっと閘門も書き入れ時、大忙しでしょうね。

●しかし、この艇はかっこいいな。従来型のカタマランと違って、甲板の周囲をハンドレールで素通しにせず、舷側と一体になったブルワークで覆っており、しかも船首から流れるようなラインに成形されています。収容力もありそうですね。
この艇が真横にきたとき、操縦士の方から「パドルさんですか?」と声を掛けられてびっくり。旧ブログでもたびたびコメントいただいていた、水上バス船長のZENさんでした!
以前から水路上で何度か出会ってはいたのですが、声をかけていただくのは初めて。嬉しいです。

昨近の水辺人気を反映してか、河川航路を設定する遊覧船もだいぶ増えて、賑やかになってきました。お客さんの多さは人気の証でしょう、ご同慶の至りです。

●ZENさんにもお会いできたりと、楽しい待ち時間を終えて、我が艇も扇橋閘門を通航。まだ開放時刻には間があるはずですが、すでに閘室横のテラスにはお客さんの姿が見られ、最終日の公開が始まっていることがわかりました。
念のため、職員の方に声をかけて、桟橋に着けてもよいことを確認。
さあ、いよいよ最大のお楽しみが始まるんだ!
(22年9月4日撮影)
(『満漢全席小名木川…4』につづく)

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