水路をゆく・第二運河 22年4~6月のご案内



水路をゆく・第二運河にようこそ!
モーターボートなのになぜか艪がついている、全長わずか21ft(約6m)の木っ端ブネに乗る道楽船頭は、川や運河をうろつくのが大好き。いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ、閘門・水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ね歩くブログです。東京とその近郊にある可航水路の、全線ご紹介を目指しています。

【ご案内】
各記事と関連のないコメントは、できれば、この「ご案内」のコメント欄にお願いいたします。
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当ブログ掲載の本文、画像の無断使用はご遠慮ください。
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ボートオーナーの方へ…当ブログに掲載された水路を航行され、事故を起こされても、管理人は責任を負いかねますので、航行にあたっては、各艇長の責任で安全航行をお願いいたします。

当ブログは、Doblog「水路をゆく」の姉妹編として、20年4月6日に開設、「航行水路メモ」を主な記事にしてまいりましたが、21年2月8日以降、Doblogに障害が発生、更新が不可能になったため、本文記事をこちらで継続することとなりました。
なお、閉鎖されたDoblog「水路をゆく」の記事は、FC2ブログ「水路をゆく 過去ログ」に移設しました。

【更新履歴】
【6月16日更新】タイトルバック画像を更新しました。八潮市、綾瀬川放水路の八潮水門です。22年5月4日撮影。
【5月19日更新】タイトルバック画像を更新しました。中川、越谷市と吉川市の間に架かる水管橋兼人道橋、新中川水管橋です。22年5月4日撮影。
【5月16日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。過去ログ納経完了です! 泣けてきたよ。
【5月12日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【5月9日更新】タイトルバック画像を更新しました。横利根川、横利根閘門南口です。22年5月2日撮影。
【5月8日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【5月5日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【5月5日更新】タイトルバック画像を更新しました。晴海に憩う、ツェッペリンNT飛行船です。22年5月4日撮影。
【5月3日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【5月1日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【4月25日更新】タイトルバック画像を更新しました。砂町運河・曙運河・曙北運河の十字流で見た、消防艇「きよす」です。22年3月22日撮影。
【4月24日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【4月16日更新】タイトルバック画像を更新しました。神田川、お茶の水分水路の呑口付近です。22年3月14日撮影。
【4月9日更新】タイトルバック画像を更新しました。隅田川、厩橋付近で出会ったプッシャーバージです。22年3月22日撮影。
【4月5日更新】捕鯨船に涙する…3」に追記しました。
【4月3日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。

最低橋最低水位

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毎度おなじみ、大横川と仙台堀川の丁字流にこっそりひっそりよれよれに架かる、愛しの最低橋・茂森橋(ご存じでしょうが桁下高は公称A.P.+2.3m)。出動要請があって、先月、今月と2カ月連続でくぐる機会に恵まれました。

まずは先月末、5月30日の茂森君。まあ、お変わりないようで。どんより曇った日でしたが、降られずに済んだのは幸いでした。

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通過時刻は10時1分、通過時の潮位は0.54m。ご覧のとおり、フロントグラス上端から、余裕で頭が出せるこの充実感(笑)。

過ぎし幾多の空中戦、もとい、すり抜けをニヤつきながら楽しんできたやつがれにとりまして、拍子抜けするような通過でしたが、同乗者のY氏は恐怖に首をすくめており、お連れしてよかった、とここでまたニヤリ。

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そして約1ヶ月後の6月27日、ふたたびの出動要請で、時折雨がぱらつくあいにくの天気の中を茂森橋へ。同じような写真ですみません。

いや、最低橋のお好きなあなたなら、違いがわかるはず! トラックが写っていない、ではなくて。間違い探しではありません。

32004.jpg
通過時刻10時29分の推定潮位、およそ0.25m! 船頭を含む乗組4名、全員甲板上に立って通過という、最低橋通航にあるまじき異常さ。隣席の写真家K氏が、頭ひとつどころか半身を乗り出して撮影におよんでいるところを見ても、いかに桁下まで高さがあるかおわかりでしょう。

さすがにここまでくると、茂森橋を通った実感はいま一つで「ちょっと失敗だったかな」と後悔することしきりでしたが、最低橋通過時の最低潮位という妙な記録ができたので、よしとすることに(ゼイタクだな)。

ちなみに、帰宅後気づいたのですが、大山総裁が我々の直後に通っていたことが判明。茂森橋、ますます皆さんに愛されているようで、嬉しい限りです!

(22年5月30日・6月27日撮影)

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タグ : 大横川 茂森橋 最低橋 江東内部河川

開いてる!!

31001.jpg砂町運河で事故?」の一週間後、オーバーホール完了との知らせを受けて、ドック入りした艇を引き取りに行った帰路のこと。

「今日は風が強いから、気をつけて!」と社長に送り出され、南風がつくる硬い波の衝撃を感じながら、おなじみ旧江戸川を、浦安付近まで下ってくると…。


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!!!!

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境川西水門が開いている!! 

開放状態に出くわしたのは初めてで、こちらも水門同様、口を開けてしばし見つめてしまいました。「境川東水門ふたたび」でも触れたように、東水門~西水門間の境川は、両水門とも常時閉、地元の艇以外の通航は原則禁止らしい感触を得ていたため、自艇で入ることはすっかりあきらめていたのです。

入りたい…できれば東水門まで行ってみたい…でもその間に閉まったらどうしよう…イヤ、それ以前に今日は時間がないし、風も強いから大事を取らないと…むぎゅむぎゅと、1秒くらいの間に脳内をせめぎあう欲望と理性。うぐぐう、入口近くだけでもいいから、入ってしまおうか…でも…。

31004.jpg涙を呑んで進入を断念。

強風で河口付近の通過が厳しいことや、時間に余裕がなかったというのもありますが、例のごとく何だか「呼ばれていない」感じがして、またの幸運を期待することにしました。「青べか」のふるさと、浦安の母なる川、境川…。気長に待っているので、ご縁があったら、いつか通らせてください。


(22年6月13日撮影)

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タグ : 旧江戸川 境川 境川東水門

造船番長のリーゼントが



細部までこだわったアナクロな絵柄ももちろんイイのですが、造船番長のリーゼントがちゃんと船底色舷側色に塗り分けられていて、しかも先端がバルバスバウになっているあたりがもう弱点突かれまくり。脱力するほど笑わせていただきました。

これ、ご覧のとおり造船会社である、サノヤス・ヒシノ明昌のコマーシャルで、今日の日経産業新聞で知ったのですが、岡山・香川ローカルのCMにもかかわらず反響は大きく、各所で紹介されているのだとか。知らなかった…。

個人的には、これに続けて伊沢造船(過去ログ『綾瀬川の帰り道に』参照)に「艀番長」とか、佐野造船に「和船番長」をやってほしいと愚考(本当に愚かな考えだな)するものであります。
ああ、そういえばポンポン大将も見たいんだった…。ん? 「曳船番長」というのもいいな。もう何でもありです。ちなみに私は「川船番長」にはなれそうもありません。はい。

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タグ : 造船番長

最強可航河川・中川散歩…5

(『最強可航河川・中川散歩…4』のつづき)

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共和橋に近づきました。もやが濃くても、雲ひとつない晴天には間違いなく、腕や鼻の頭が陽に焼けて、ちりちりしてくるくらいの暑さだけに、橋の下は貴重な日陰。しかも橋の多くない区間なので、ありがたみも違うというものです。

橋脚が押し分ける水音を聞きながら、ほんの一瞬の納涼。「あァ、涼しいィ~」

30037.jpg共和橋をくぐると、左側の高水敷はますます緑が濃くなり、繁みというより森に近いレベルの盛り上がりが、そこここに見えるようになりました。

高い建物が少なく、加えて堤防が低いこともあって、開放感のある眺めを堪能できるのが中川のいいところですが、こういった風景を目にすると、内陸深く分け入ってきた実感が湧き上がってきて、実にいいものです。

30038.jpg後ろを振り返って、航跡を眺めつつ遡上。河道が南北方向に向いてくると、風と正対することもあり、波の硬い衝撃がザン、ザンと艇を震わせます。

先ほども触れたのですが、中川に入ってから魚探がまったく効かなくなり、水深の把握ができず往生しました。まあ、繋留船がかなりの上流部まで見られる川ですから、そんなに不安はなかったのですが。たまたまこの日の水質が、音波を吸収する気泡や不純物が多かったのか、それとも、もともと感の得にくい底質なのか…。

30039.jpg右手に二つ、ブイが連なっているのを発見。浅瀬か沈船か、なにを表しているかはわかりませんでしたが、とにかく避けるにしくはないと、舵を西側へ。

樋門があることと、遠方に見える橋の位置関係から、三郷市上口一丁目付近だと思われます。
撮影地点のMapion地図


30040.jpgここで問題の魚探の状態を公開。すみません、舵を握っている手が写ってしまいました。

右半分はご覧のとおり真っ赤で、もちろん水深の数値も表示されず、まったく感が得られていない模様。荒川に出たときは、きちんと表示されたので、中川の水質か底質か、どちらかに原因があると思うのですが、いかがでしょうか。


(22年5月4日撮影)

(『最強可航河川・中川散歩…6』につづく)

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タグ : 中川