水路をゆく・第二運河 22年1~3月のご案内



水路をゆく・第二運河にようこそ!
モーターボートなのになぜか艪がついている、全長わずか21ft(約6m)の木っ端ブネに乗る道楽船頭は、川や運河をうろつくのが大好き。いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ、閘門・水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ね歩くブログです。東京とその近郊にある可航水路の、全線ご紹介を目指しています。

【ご案内】
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ボートオーナーの方へ…当ブログに掲載された水路を航行され、事故を起こされても、管理人は責任を負いかねますので、航行にあたっては、各艇長の責任で安全航行をお願いいたします。

当ブログは、Doblog「水路をゆく」の姉妹編として、20年4月6日に開設、「航行水路メモ」を主な記事にしてまいりましたが、21年2月8日以降、Doblogに障害が発生、更新が不可能になったため、本文記事をこちらで継続することとなりました。
なお、閉鎖されたDoblog「水路をゆく」の記事は、FC2ブログ「水路をゆく 過去ログ」に順次移設しています。

【更新履歴】
【3月31日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【3月31日更新】タイトルバック画像を更新しました。晴海埠頭に接岸していた共同船舶の調査船、第二昭南丸です。22年3月22日撮影。
【3月27日更新】タイトルバック画像を更新しました。神田川、和泉橋船着場に憩うユリカモメです。22年3月14日撮影。
【3月27日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【3月19日更新】タイトルバック画像を更新しました。水道橋1号分水路終点の開口部です。22年3月14日撮影。
【3月13日更新】タイトルバック画像を更新しました。神田川、水道橋から見た不燃ゴミ運搬の艀と曳船です。22年3月13日撮影。
【3月8日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【3月6日更新】タイトルバック画像を更新しました。春海運河、晴海大橋の橋脚です。21年10月18日撮影。
【3月5日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【3月3日更新】オークランドの閘門付きマリーナ」に追記しました。
【2月27日更新】タイトルバック画像を更新しました。東京港、晴海沖で見た漁船です。21年12月13日撮影。
【2月25日更新】【特盛】ふれあい橋づくし」に真間川のふれあい橋を追加しました。
【2月24日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【2月21日更新】タイトルバック画像を更新しました。竹芝埠頭、レストラン・クルーズ船ヴァンテアンです。21年12月13日撮影。
【2月20日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【2月14日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【2月13日更新】タイトルバック画像を更新しました。豊洲運河豊洲水門です。22年1月3日撮影。
【2月7日更新】タイトルバック画像を更新しました。高浜運河目黒川水門です。21年12月13日撮影。
【2月6日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【1月31日更新】タイトルバック画像を更新しました。水郷十六島、大割閘門です。22年1月2日撮影。
【1月25日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【1月24日更新】貞山運河事典」、「すぎちゃん. 【 みんカラ 】 ブログ」、「船乗りさんのブログ」をリンク集に追加させていただきました。
【1月24日更新】タイトルバック画像を更新しました。海老取運河、首都高羽田線の羽田可動橋です。21年12月13日撮影。
【1月15日更新】タイトルバック画像を更新しました。東京港、晴海沖から見た独航艀と、航海訓練所の練習船・銀河丸です。21年12月13日撮影。
【1月10日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【1月8日更新】タイトルバック画像を更新しました。豊洲運河、豊洲水門の扉体です。22年1月3日撮影。
【1月6日更新】オークランドの閘門つきマリーナ」に追記しました。
【1月4日】水路をゆく 過去ログ」を更新しました。
【1月2日更新】タイトルバック画像を更新しました。千葉県香取市、水郷十六島、撤去工事中の扇島閘門(跡)です。22年1月2日撮影。昨年7月20日撮影のタイトルが、最後の姿となってしまいました…。
【1月1日】あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

捕鯨船に涙する…1

(『桜探し散策で…1』のつづき)

27006.jpg東雲水門のセクターゲートを通っていると、後ろから3隻のPWCが追いついてきました。青空の下で、勇ましい水しぶきを上げつつ水門を抜けるPWC艇隊、絵になりますね。

水門を抜けてから道を譲ると、手を振りながら爆音も高らかに追い越してゆきました。お天気にも恵まれて、きっと楽しい航行になることでしょう。お気をつけて。


27007.jpgで、また晴海なんですが、この日はいつものフネ見物と、ちょっと違っていました。

青みがかったグレーに塗り上げられたその船は、軍艦でもなく、客船でもありません。晴海に来航する船としては、むしろ小さい部類に入るでしょう。
視界に入った瞬間、遠目にもその特徴ある船型が見て取れ、嬉しくなって思わず声を上げたほど。そう、
捕鯨船だ!

27008.jpg
砲甲板を頂く、ぐっと高められた船首楼、船橋から伸びるキャットウォーク、流れるような曲線を描く舷側のライン…何度も本で見ては脳裏に思い描いていた、キャッチャーボートの実物が、今、目の前にある!

船の名前は、第二昭南丸。ニュースなどでご存知のように、調査捕鯨中に例の反捕鯨団体の船に体当たりされたり、その船長を名乗る男に乗り込まれたりと、矢面に立って辛酸をなめてきた船でもあります。
去る3月12日、容疑者を乗せて晴海に接岸した(産経ニュース『第2昭南丸が接岸 シーシェパード船長逮捕』参照)とのことですから、検分のためなお留めおかれている、といったところでしょうか。本当にご苦労さまです。

27009.jpg何分そういう状況下にある船だけに、むやみに近づくのもためらわれるのですが、魅力には抗し切れず、様子をうかがいながら、ゆっくりと接近してみることに。

友人の父上が、かつて大捕鯨船団(船団の合計トン数20数万tでしたか、もうスゴイ規模でコーフンした覚えが)を擁していた会社に勤められており、彼から社史を借りて読んで以来、捕鯨船の魅力にとりつかれて幾星霜。
乗り組みの方のご苦労を思うと不謹慎かもしれませんが、初めてホンモノの捕鯨船に出会うことができ、泣けてくるほど嬉しいものがありました。

27010.jpg
船首楼上の砲甲板を仰ぎ、固定式照準器のついた、砲身の短い捕鯨砲の姿を見られるかと期待していたのですが、そこに備えられていたのは捕鯨砲にあらず、タレット式の放水銃。

第二昭南丸は現在、捕鯨船ではなく、反捕鯨団体の攻撃から船団を守る監視船として就航しているため、船首尾に各1門の放水銃を取り付けていたのですね。ニュースでもさんざん見ていたはずなのに、うかつでした。


(22年3月22日撮影)

(『捕鯨船に涙する…2』につづく)

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タグ : 東雲水門 東雲運河 春海運河 捕鯨船

桜探し散策で…1

3月14日に続いて、22日も桜の咲き具合は如何と近場に出たのですが、休日とは言え月曜日とくれば、業務船の世界は平日扱い。大好きなフネブネの活躍する姿を、行く先々で目にすることができ、またも桜の方がおろそかになってしまう始末でした。

27001.jpg
砂町運河を西に向かっていると、さっそく京葉線の高架下で曳船と反航。船名は「第51土岐丸」。

丸い船首で押し分けたあとの、量感豊かなウェーキがタマランです。この後自分を襲うであろう、激しいピッチングをも忘れさせる、まろやかな波頭の美しさ。

27002.jpg東雲運河北東端の、六叉流付近で出会ったのは、鋼材を積んだ小さな台船を、横抱き曳航している曳船。

積んでいる鋼材は、矢板のようでしたから、護岸工事に出かける途中かもしれません。横抱き曳航は珍しいので、反航しつつまじまじと見てしまいました。



27003.jpg東雲運河を南下、東雲橋をくぐろうとしたら、橋脚周りのみが足場で覆われて、工事中の模様。

これは、毎度おなじみ耐震補強…いわゆる落橋防止の工事でしょうか?



27004.jpgううん、ブレてしまいましたが、橋脚にボルト穴を開けていますね。やはり落橋防止の、チェーンか何かをつける工事のようです。

スマートな古典的鋼桁橋に、ごてごてとあのチェーンをつけるのはいま一つ抵抗があるのですが、安全のためとあらば仕方がありますまい。

そういえば、東雲水門の工事の方はどうでしょう、もうそろそろ、終盤に近づいてもよさそうなものですが。

27005.jpg
警戒船に手を振って、挨拶しつつ近づいてみると…、以前通ったときにはいた杭打ち船の姿はなく、ローラーゲートは1径間閉鎖されているものの、周りはずいぶん片付いていますね。

代わりにバージと曳船の姿が…おお、浚渫をしているのですね。派手な水しぶきを上げて、泥をすくい上げる作業を目前にすると、やはり血沸き肉踊るものが。
出港直後からたたみかけるように、見どころ連発の運河行、この後も期待できそうで、胸がふくらみます!
撮影地点のMapion地図

(22年3月22日撮影)

(『捕鯨船に涙する…1』につづく)

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タグ : 曳船 浚渫船 台船 砂町運河 東雲運河 東雲水門

3月14日のトリさん…2

(『3月14日のトリさん…1』のつづき)

26071.jpg
柳橋近く、屋形船の屋根の上でおくつろぎ中の鴨さんを発見。

よほど居心地が良いのか、我が艇の通過にも動じる気配はなく、春の陽射しを独り占め。

26072.jpgお決まりの羽づくろい、ボリボリ…。体をくねらせて、気持ちが良さそうです。日当たり良好、邪魔者にも悩まされず、彼にとっては特等席なのでしょう。

しかし鴨たち、この神田川で何を食べて生きているんでしょう? 水鳥が増え始めたのは、神田川に魚が戻ってきたのと同時期と記憶していますから、やはり小魚なんかを獲っているのでしょうか。

26073.jpg汐浜運河の足場の上で、微動だにせず川面をみつめていたサギ君。動きの乏しさと風貌から、何やら老成した(?)雰囲気がかもし出されて、思索にふけっている老人のようでもあります。

これからは、「水辺の哲学者」とでも呼んであげましょうか。う~ん、誰かがすでに、そう呼んでいるような気がしてきた。我ながら月並みでありました。

26074.jpg汐浜運河から曙北運河に入り南下、越中島貨物線の橋をくぐって、ふと右側を見ると…おお、橋脚の基礎の上は、鴨さんたちの社交場でしたか。

不審船の闖入に驚いたようで、ぺったり座りをしていた鴨さんたちがいっせいに立ち上がり、ガアガアと警戒音を発して端っこへ逃げてゆきます。ゴメンナサイ…。

26075.jpg皆さん、午後のまどろみを破られたのが腹に据えかねたようで、鳴きながら次々と飛び去ってゆきました。すいませんすいません。

昨年訪ねた、北上運河や松島の鴨さんたちと違って、東京の彼らは人間嫌い。仮にエサを持っていたとしても、仲良くなるのは難しいかもしれません。
撮影地点のMapion地図


(22年3月14日撮影)

(この項いったんお休み、分水路続編につづく)

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タグ : 神田川 汐浜運河 曙北運河 水辺の鳥たち

3月14日のトリさん…1

(『新装「にっぽん丸」来航』のつづき)

26066.jpg工事中の横断幕を掲げた汐留川水門をくぐり、さて桜の咲き具合はどうかな、と浜離宮前水面へ様子見に。

暖かい日が続いたとは言え、まだ3月半ば。つぼみはふくらんではいるものの、花開くには至っていなかったのですが、我が木っ端ブネの乗り組みときたら…。
撮影地点のMapion地図

26067.jpg桜そっちのけで、ユリカモメの餌付けに夢中。

いや、先客の艇にユリカモメが群がっていたのと、たまたまビスケットをおやつとして持参していたということが重なり、積年の念願であった「艇からの餌付け」が、ようやくかなったというオソマツ。

26068.jpg
風に向かってホバリングしながら、ピュウピュウと鳴いてエサをねだるユリカモメ君たち、なかなかカッコイイ高等飛行ぶり。

前にも触れたように、他の水鳥を追い散らしてしまうほどの獰猛さを見せる、ハングリーな鳥ですが、小ぶりなクチバシとあいまって、可愛らしい顔をしており、目の後ろに斑点があるせいか、どこかスズメを思わせる可憐な雰囲気があります。

26069.jpg神田川に入っても、水面はユリカモメだらけ。艇の進入に驚いて、いっせいに翼をひらめかして飛び去るさまは、なかなか壮観。驚かせてごめんね。

秋葉原のやっちゃば(青果市場)が移転してからは、カラスもだいぶ減ったようですから、このあたりはユリカモメの天下かもしれません。

26070.jpg左衛門橋併設の電路橋の上で、日向ぼっこをしたり、羽づくろいをしたりと、思い思いにくつろぐユリカモメ君たち。留まっているときの彼らは、正しく風上を向いて立つので、可愛らしい上に風向もわかるという、まさに一石二鳥(?)の存在です。

トリさんたちの姿もっとを並べて、悦に入ってみたくなってきた…。というわけで、もう一回トリづくしにお付き合いいただきます。
撮影地点のMapion地図


(22年3月14日撮影)

(『3月14日のトリさん…2』につづく)

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タグ : 汐留川水門 神田川 浜離宮 水辺の鳥たち