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第三芭蕉丸の船旅…2

(『第三芭蕉丸の船旅…1』のつづき)

19071.jpg船室に荷物を置いてデッキに出ると、船はすでにもやいを解いて、桟橋を離れていました。

せっかく一等船室を世話してもらったというのに、ちょっと申しわけない気もしますが、東北有数の商港である塩竃港とくれば、ここでしか見られないフネブネの姿も多いはずと、さっそくデッキに飛び出したのです。
3層のトップ、しかもぐるりが自由に使えるとあって、眺望は最高。この眺めが楽しめるというだけでも、乗った甲斐があったというものです。

19072.jpgマリンゲート塩竃の対岸、東塩釜駅に近いあたりでしょうか、クレーンを林立させた造船所が見えました。

オレンジ色の塗装も鮮やかなサルベージ船、それに海上保安庁の測量船「天洋」も艫付けでもやっていたりと、本船たちの姿が眺められ、寒いのも忘れてデッキをウロウロ。



19073.jpg桟橋を離れて、行き足がつきはじめたころ、妙な形の曳船…いや、押し船でしょうか、濛々と舷側からの白い排気をたなびかせ、大きさに似合わない盛大な引き波を立てて驀進してくる姿に、目を奪われました。

船体はやたらと四角く、甲板上は操舵室のほか、一切の突起がない変わったスタイルで、何かゲタを連想してしまいました。船首に並べたタイヤのフェンダーには、帆布のカバーがかけられています。相手の船に、ゴムの痕がつかないようにするためでしょう。

19074.jpg
続いて入港してきた曳船は、先の「ゲタ押し船」と違って普通の船型ですが、やはり舷側排気で、フェンダーにカバーをかけています。同じ船社の所属でしょうか。

黄色いヘルメットをかむった船員さんたちが、こちらを認めると、いっせいに手を振ってくれました。

19075.jpg
これは、塩竃魚市場あたりだったでしょうか、巡視船「おいらせ」を発見。

最新の中型高速巡視船の一隻で、引き締まった精悍なスタイルは、30kt以上の速力を誇る韋駄天ならでは。装載艇の発進・揚収も走りながら行なえるそうで、頼もしいかぎり。悪いことをしたらアッというまに追いつかれて、臨検されそうですね。イヤ、一度臨検されてみたい(笑)。
撮影地点のMapion地図

(21年12月3日撮影)

(『第三芭蕉丸の船旅…3』につづく)

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タグ : 松島観光船 丸文松島汽船 巡視船 曳船