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羽田可動橋の表情

(『東品川橋の工事』のつづき)

20141.jpgでまあ、ここでようやく12月20日の記事、「南前堀…1」につながるわけですが、久しぶりに羽田可動橋と顔を合わせたこともあり、行き帰りに何枚かスナップしたので、ご覧に入れましょう。

国内では珍しい、二径間の旋回橋であり、また高速道路の橋であることも珍奇さをいや増して、この手のファンでなくとも興味をそそられる存在ではあります。

20142.jpg
北側径間を東から見たところ。建設中の橋や、解体中の橋の断面を撮っては、期間限定の珍景だと喜んではいるものの、常時断面をさらしているこの橋のことを思うと、何かぬか喜びのような気がしないでもありません。

路面の先っちょに突き出ている、ベロみたいなものが継ぎ目のすき間に乗っかって塞いだのでしょうが、段差の方は大丈夫だったのかしら?

20143.jpg南側径間はすでにタイトルでご覧に入れたので、もう一度北側径間を、今度は西側から。

鎖錠機構らしきものも見えて、興味を引かれるのですが、どういうからくりになっているのかは、ちょっと見当もつきません。お互いが密着してから、ギュッと締め付けてセンターを出すような構造になっているのでしょうが。


20144.jpg同じく北側径間の、支軸と駆動部。…と、サラッと書いてみたものの、正式な名前はわかりません。左の円筒形の中に、回転の中心であり、重さを支える軸というか、タレットみたいなものがあり、右の円弧状の台の中に、レールに乗って動力で押し引きする台車様の機械が入っている…のでしょうね。

周囲はご覧のとおり、保護工とフェンダーで厳重に守られ、航路標識のライトもいくつか設けられて、船の衝突に備えています。

20145.jpg
どちらの径間の橋脚にも、こんな注意書きが掲げられているのですが、残念ながら、橋がつながっているのに出くわしたことはありません。
ムック「首都高をゆく」(イカロス出版)の「首都高マメ知識大全」によると、この橋は平成2年から10年まで供用されており、現在は使用停止中とのこと。現役時にも何度か通っているのですが、なぜか開いたままの姿しか、見たことがありませんでした。

しかし、使用されなくなって11年を経れば、痛んできてもおかしくないはずですが、桁の表面には錆垂れひとつなく、注意書きの看板も色鮮やかで、とても「廃道」という雰囲気ではありません。まだ廃止されたわけではなく、緊急時などに備えて、整備は続けているということなのでしょうか。
もし、作動確認のための運転が、年に何回か行なわれているとしたら、ぜひ見てみたいものですね。
撮影地点のMapion地図

(21年12月13日撮影)

(『東京スカイツリーが見えた!』につづく)

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タグ : 海老取運河 羽田可動橋