22年度川走り初め…6
(『22年度川走り初め…5』のつづき)
●犬も歩けば…のことわざではありませんが、水路をうろついていると、思いもよらぬことがあるものだ、と改めて思った一件。
江戸橋をくぐろうとしていたら…。

●何か上から魚雷のようなモノが降りてきた。
イヤ、径間のど真ん中、スルスルとヒモに釣られて、つい鼻先にこの「魚雷」が降りてきたときは、もうビックリしたのなんの。新手のテロかと思いましたわ!
すっかり泡を喰って、「うわわわ! お~い、通るよ~!」などと叫びながら、とっさに舵を切って直撃だけは回避。いやもう、ピンボケながら、とっさによく撮ったと誉めてやりたいデス(笑)。
●江戸橋を振り返ったところ。あちらさんも驚いたのでしょう、「魚雷」はしばらく宙ぶらりんのまま、空中にとどまっていました。
おそらく、水質検査か何かの観測機器であることは察しがつきましたが、理由があるにせよ、アーチ橋の真ん中から、あのような結構な重さのものを吊り降ろすのはいただけませんね。船に直撃したら、船も人も、ただでは済みますまい。
さっき出会った警備艇が、帰りに直撃していなければいいのですが…。
●日本橋水門の近くで出会った、ピカピカの台船。まだ下ろしたてなのでしょう、デッキや舷側の塗料も真新しく、水線付近も汚れていません。
この手のデッキバージといえば、酷使されて赤錆び、くたびれ切った姿のものを目にすることが多いだけに、珍しく思いました。
●デッキの中央には、枕木で台座を組んだ上に、松飾りが立てられていました。オレンジ色の救命浮環を添えてあるのが、粋じゃないですか。
今年も水難者のない、安全で良い歳でありますように…と、祈っているように見えました。
●湊橋近くの小さな船溜でも、曳船や通船が松飾りを立ててもらい、正月休みを楽しんでいました。
無骨な愛すべきこのフネブネをはじめ、東京の水路に浮かぶお仕事ブネたちにとって、今年一年が幸せな歳であるようにと、願わずにはいられませんでした。
(22年1月3日撮影)
(『ユリカモメづくし』につづく)

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●犬も歩けば…のことわざではありませんが、水路をうろついていると、思いもよらぬことがあるものだ、と改めて思った一件。
江戸橋をくぐろうとしていたら…。

●何か上から魚雷のようなモノが降りてきた。
イヤ、径間のど真ん中、スルスルとヒモに釣られて、つい鼻先にこの「魚雷」が降りてきたときは、もうビックリしたのなんの。新手のテロかと思いましたわ!
すっかり泡を喰って、「うわわわ! お~い、通るよ~!」などと叫びながら、とっさに舵を切って直撃だけは回避。いやもう、ピンボケながら、とっさによく撮ったと誉めてやりたいデス(笑)。

おそらく、水質検査か何かの観測機器であることは察しがつきましたが、理由があるにせよ、アーチ橋の真ん中から、あのような結構な重さのものを吊り降ろすのはいただけませんね。船に直撃したら、船も人も、ただでは済みますまい。
さっき出会った警備艇が、帰りに直撃していなければいいのですが…。

この手のデッキバージといえば、酷使されて赤錆び、くたびれ切った姿のものを目にすることが多いだけに、珍しく思いました。

今年も水難者のない、安全で良い歳でありますように…と、祈っているように見えました。

無骨な愛すべきこのフネブネをはじめ、東京の水路に浮かぶお仕事ブネたちにとって、今年一年が幸せな歳であるようにと、願わずにはいられませんでした。
(22年1月3日撮影)
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