境川…2
(『境川…1』のつづき)
●謎のワイヤー柱のすぐ上流、右手には、シンプルな樋門が。そのさらに上流側は、護岸が新しくなっており、何か工事をしているようです。
樋門の前あたりで、魚探の感が0.8mへと急上昇、ヒヤリとしました。もっとも、浅かったのはほんの一瞬で、モニター上にはボコッと盛り上がりが見られたので、何か沈置物でもあったのでしょう。
帰路、河道中央を進んだときは、特に浅いところはありませんでしたから、北東岸に寄せなければ、まず大丈夫だと思われます。
●反対側、南西岸にも護岸の白い部分が。橋台らしい凸部があるところを見ると、どうやら、新たに橋を架ける工事のようですね。
ここに第一橋ができれば、海への眺望が素晴らしい橋になることでしょう。海から入る船舶の目標になるような、下路式で、しかも赤く塗装されたものになると、さらにいいなあ…と妄想。
●巨大マンションに挟まれた、谷間のような区間に入りました。水深は2mを切ったあたりで安定し、まずまずの状態です。
前方には第一橋、明海橋が見えてきました。
まあ、もうおわかりかと思いますが、気持ち的に右手、北東岸に寄って走ってしまうのは…。
●左手、南西岸は、釣り人さんで大賑わいだからです。
もちろんスロットルはギリギリまでしぼり、極力引き波を立てないように、抜き足差し足の最微速航行。ううう、目線がイタい…。どやされでもしないかと、首をすくめつつ、それでも上流へ。
【撮影地点のMapion地図】
●このあたりの護岸は、簡素ではあるものの、法面の水際にテラスのついたタイプ。テラスはかなり水面に近く、潮位の高いときは、柵の中ほどまで水没するようですね。
満潮時に柵まで水没するというのは、ずいぶん割り切ったつくりですね。柵の腐食は避けられないでしょうから、メンテに手がかかるような気もしますが、利用者から見ると、水面が間近に感じられ、かえって楽しいかもしれません。
(21年8月16日撮影)
(『境川…3』につづく)

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樋門の前あたりで、魚探の感が0.8mへと急上昇、ヒヤリとしました。もっとも、浅かったのはほんの一瞬で、モニター上にはボコッと盛り上がりが見られたので、何か沈置物でもあったのでしょう。
帰路、河道中央を進んだときは、特に浅いところはありませんでしたから、北東岸に寄せなければ、まず大丈夫だと思われます。

ここに第一橋ができれば、海への眺望が素晴らしい橋になることでしょう。海から入る船舶の目標になるような、下路式で、しかも赤く塗装されたものになると、さらにいいなあ…と妄想。

前方には第一橋、明海橋が見えてきました。
まあ、もうおわかりかと思いますが、気持ち的に右手、北東岸に寄って走ってしまうのは…。

もちろんスロットルはギリギリまでしぼり、極力引き波を立てないように、抜き足差し足の最微速航行。ううう、目線がイタい…。どやされでもしないかと、首をすくめつつ、それでも上流へ。
【撮影地点のMapion地図】

満潮時に柵まで水没するというのは、ずいぶん割り切ったつくりですね。柵の腐食は避けられないでしょうから、メンテに手がかかるような気もしますが、利用者から見ると、水面が間近に感じられ、かえって楽しいかもしれません。
(21年8月16日撮影)
(『境川…3』につづく)

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タグ : 境川
境川…1
(『境川に向かう』のつづき)
●河口に進入。海岸側はテトラポッドで、すでに結構な人数の釣り人さんがいますから、スロットルを充分しぼり、微速でまいりましょう。
河口付近はやはり、若干浅くなっており、1.5m前後の水深の場所がありました。通過時刻は11時でしたから、この日の芝浦の推算潮位と照らすと、潮時によっては、出入りが難しくなることもありそうです。
●河口近くの左側には、写真のような立派なポンドが。漁港か、マリーナを作る予定でもあるのでしょうか。
護岸の様子からすると、かなりの年月を経ているように見えますが、桟橋や建物などが、一切見られないのも妙です。一部に洲が見えたりして、浅そうでもあるので、入るのは止めておきました。
●河口付近で一番気になった物件が、コレ。
護岸のテラス上に、H鋼の柱を立てて、ワイヤーを向こう岸まで渡してあるというシロモノです。
柱は錆びており、今も実用に供している雰囲気には見えません。ワイヤーの高さは、3~4mといったところで、フライブリッジ付きの艇ならぶつかってしまうでしょう。写真左にも、釣竿でも引っかけたのか、釣り糸と浮きらしいものが、ぶら下がっているのが見えます。
●対岸を見たところ。
ワイヤーを支えている部分はごく簡単な仕組みで、ゴンドラを下げて行き来させるような、重さを支える構造には見えません。
このあたりが、まだ橋も架かっていない、人影まれな埋立地だったころ、対岸との交通を確保するために、ワイヤーを伝って往復する渡し舟でも設けたのかしら…と妄想してみました。
一瞬、岡田式渡船(過去ログ『岡田式渡船』参照)の遺構かも? と色めき立ったのですが、流れのほとんどないところでは成り立ちませんから、これは却下。う~ん、何だろう?

●電線でもなし、ゴンドラのケーブルでもなし…大型船が入ってこないようにする、バリケードのようなモノ? イヤ、それはないか…。ともあれ、上流側から見ると、かなりシュールな光景。川のトマソンといったところですね。
本当のところをご存知の方がおられたら、ぜひお教えいただきたいものです。
【撮影地点のMapion地図】
(21年8月16日撮影)
(『境川…2』につづく)

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河口付近はやはり、若干浅くなっており、1.5m前後の水深の場所がありました。通過時刻は11時でしたから、この日の芝浦の推算潮位と照らすと、潮時によっては、出入りが難しくなることもありそうです。

護岸の様子からすると、かなりの年月を経ているように見えますが、桟橋や建物などが、一切見られないのも妙です。一部に洲が見えたりして、浅そうでもあるので、入るのは止めておきました。

護岸のテラス上に、H鋼の柱を立てて、ワイヤーを向こう岸まで渡してあるというシロモノです。
柱は錆びており、今も実用に供している雰囲気には見えません。ワイヤーの高さは、3~4mといったところで、フライブリッジ付きの艇ならぶつかってしまうでしょう。写真左にも、釣竿でも引っかけたのか、釣り糸と浮きらしいものが、ぶら下がっているのが見えます。

ワイヤーを支えている部分はごく簡単な仕組みで、ゴンドラを下げて行き来させるような、重さを支える構造には見えません。
このあたりが、まだ橋も架かっていない、人影まれな埋立地だったころ、対岸との交通を確保するために、ワイヤーを伝って往復する渡し舟でも設けたのかしら…と妄想してみました。
一瞬、岡田式渡船(過去ログ『岡田式渡船』参照)の遺構かも? と色めき立ったのですが、流れのほとんどないところでは成り立ちませんから、これは却下。う~ん、何だろう?

●電線でもなし、ゴンドラのケーブルでもなし…大型船が入ってこないようにする、バリケードのようなモノ? イヤ、それはないか…。ともあれ、上流側から見ると、かなりシュールな光景。川のトマソンといったところですね。
本当のところをご存知の方がおられたら、ぜひお教えいただきたいものです。
【撮影地点のMapion地図】
(21年8月16日撮影)
(『境川…2』につづく)

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