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ジェットフォイル入港!

(『臨港消防署の異変』のつづき)

12046.jpg築地川水門から浜離宮前水面に入り、写真の汐留川水門で外に出たりと、おなじみの水門たちを愛でながらの帰り道。

水門から出てみると…おおおお!




12047.jpg東海汽船のジェットフォイル、セブンアイランド夢が接近! フォイルボーンで航走中の姿や、接岸しているところは見たことがありますが、入港シーンに出くわすのは初めてです。

うひょひょ、これを見逃す手はない! 急いで河口を横断し、邪魔にならないよう東側に陣取って、ワクワクしながら待ち構えます。

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うおお~
キーンというかん高いガスタービンの音が近づき、脚が切り裂く水面や、後ろに噴射される水煙など、ディテールが明瞭に見て取れるまでになると、その迫力は例えがたいものが。

佐藤氏も「ジェット機と同じ音がする!」と興奮気味。うむうむ、興奮しているのが私だけでなくて、妙に安心しました。なぜだ。

12049.jpg我々の前を過ぎると、艇はたちまち船足を落とし、ストン、という感じでハルボーンに。

もっと徐々に速度を落として、ようやく腹を水面につける、といった光景を想像していただけに、このあっけなさにはびっくりです。まあ、速度はフォイルボーン中に、充分落としていたのかもしれません。

12050.jpgさらに驚いたのが、小回りが利くこと。見ている前でくるりと八点回頭、ピタリと見事な接岸ぶりを見せてくれました。最初の写真から、わずか1分少々の出来事です。

また、こんなに近くで見ていても、引き波をあまり感じないのも印象的でした。この点、やはり水中翼船だなと、大いに感心したものです。
撮影地点のMapion地図

(21年8月9日撮影)

(『臨港消防署の仮設庁舎』につづく)

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タグ : ジェットフォイル汐留川水門東京港東海汽船