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6月7日のフネブネ

(『江戸川散歩…6』のつづき)

7074.jpg6月7日、江戸川行の道々で出会ったフネブネをいくつか。

工事中の臨海大橋を望む有明沖で、港湾局の浚渫船、雲取に出会いました。旧ブログでも、何度も紹介している船影ですが、カラクリの権化のような、メカメカした姿を目にすると、やはり嬉しくなってしまいます。

7075.jpg後ろから。デリックブームをいっぱいに広げたポーズも、また佳し。

左に接舷しているのは、土運船・しゅんかい1号・2号のどちらか。雲取から受け取った土砂を降ろす際、船体そのものが真ん中からパカッと割れるという、なんとも豪快な構造の船です。
雲取とその仲間たちについては、港湾局の「雲取船団ガイド」に詳しく載っています。必見!

7076.jpg旧江戸川では、以前からいくつか、護岸改修工事の現場が見られたのですが、これは…。バージと護岸との間に、泥が流出しないようにフェンスを張っていることから、護岸の改修ではなく、川底を浚渫しているようですね。

願わくば、旧江戸川だけとは言わず、このままず~っと江戸川を遡り、関宿まで浚渫してもらえませんかねえ…。あっ、できれば、そのまま利根川を下りながら、長門川との合流部くらいまで、ずずずい~っと川ざらえしていただけると、さらにありがたいのですが…。イヤ、もう浚渫船さえいてくれれば、どこへでも行けそうな気がしてくるのが不思議です(私だけ?)。
…などと、水運バカの妄想はとどまるところを知りません。浚渫船って、オトコの夢ですよね!

7077.jpgこれも旧江戸川、新川東水門(タイトル参照)のかたわらにもやっていた曳船。

何度か見かけていたはずなのですが、今回改めて眺めてみると、ちょっと惹かれるものが。
う~ん、上部構造の造作が、何かを思い出させて、懐かしい感じ…。

7078.jpg白く塗り上げられたキャブ、角を丸めた独特のライン、そうだ、昔の冷蔵庫に雰囲気が似ている…。
大げさなレバーの突き出た、やはり角丸のエンジンルーム側面ハッチもそれっぽく、もはや脳内のイメージは、動かしがたいものになってしまいました。

キミのあだ名は「冷蔵庫」に決定。


(21年6月7日撮影)

(この項おわり)

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タグ : 浚渫船雲取土運船しゅんかい曳船