江戸川散歩…2
(『江戸川散歩…1』のつづき)
●市川の屈曲区間を過ぎると、河道は逆に、西へと曲がり始めます。ここは3本の橋が集中する区間でもあり、いずれの橋もトラス橋なので、頭上はしばらく賑やかに。
最初にくぐる橋は、JR総武線の江戸川橋梁。緑に塗り上げられた複々線のトラスは、3つの橋の中で最も堂々として見えます。
●そのすぐ上流にあるのが、国道14号線千葉街道・市川橋。上で3本の橋と書きましたが、市川橋は上下線が別々に造られているので、正しくは4本ですね。
このあたり、水深は十分ですが、屈曲区間の始まりではあるので、やはりアウトコースを取ったほうがよいでしょう。
●前の2橋にくらべると、だいぶこぢんまりとして見えるのが、京成電鉄本線・江戸川橋梁。
天気がよいせいもあって、河川敷の駐車場はクルマでぎっしり。釣りでしょうか、それともバーベキューでしょうか、いずれにせよ楽しい休日になったことでしょう。
●屈曲の内側には、私設の桟橋をつらねた船溜が。プレジャーから業務船まで、船種はさまざま。地生えの川っプネ諸君です。
増水時には、どうしているのかな…。川の繋留船を見るたび、やはり気にかかってしまいます。
●4本の橋をくぐって、ふたたび風景が開けると、屈曲の外側に長々と、濃い緑をいただいた丘陵が眼前に広がります。下総台地の突端、国府台(こうのだい)です。
台地が、しかもこんもりと木々でおおわれた高台が、これほど間近に望める川は、東京周辺の可航河川、という但し書きつきで考えると、非常に珍しいように思えます。
数ある可航河川の中での、景勝地と呼んでも言い過ぎではないでしょう。
【撮影地点のMapion地図】
(21年6月7日撮影)
(『江戸川散歩…3』につづく)

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最初にくぐる橋は、JR総武線の江戸川橋梁。緑に塗り上げられた複々線のトラスは、3つの橋の中で最も堂々として見えます。

このあたり、水深は十分ですが、屈曲区間の始まりではあるので、やはりアウトコースを取ったほうがよいでしょう。

天気がよいせいもあって、河川敷の駐車場はクルマでぎっしり。釣りでしょうか、それともバーベキューでしょうか、いずれにせよ楽しい休日になったことでしょう。

増水時には、どうしているのかな…。川の繋留船を見るたび、やはり気にかかってしまいます。

台地が、しかもこんもりと木々でおおわれた高台が、これほど間近に望める川は、東京周辺の可航河川、という但し書きつきで考えると、非常に珍しいように思えます。
数ある可航河川の中での、景勝地と呼んでも言い過ぎではないでしょう。
【撮影地点のMapion地図】
(21年6月7日撮影)
(『江戸川散歩…3』につづく)

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